ULA社, Atlas Vロケットの故障解析を完了、飛行再開を決定

Spaceflightnow(6/16)
3月のCygnus打上げで、1段の混合比がLOX過多にずれたために早期燃焼停止したことの対策。当該ミッションではCygnus打上げは計画通り実施できたが、主ミッションで2段推進薬を過大に使用したためにCentaurのコントロールドリエントリでターゲット海域を外している。
ULA社では推定原因の確認のために解析評価やコンポーネントレベルでの試験に加えてエンジン燃焼試験も実施した。是正処置として、原因となった混合比調整バルブの検査工程の追加と一部部品の変更を採用したとのこと。
次の打上げは6/24の予定。前回の打上げは3/22だったので、この事象による飛行停止期間は3か月にとどまった。