Spire社, 航空機追跡サービスへの参入を表明

SpaceNews(12/6)
Spire Global社はCubesatコンステレーションによる気象および船舶追跡データ(AIS)提供サービスを構築中だが、今後打上げる衛星にADS-B受信機を搭載することで、航空機追跡サービスにも参入すると表明。2017年末までに25機, 2018年末までに50機の衛星を打ち上げ、2018年11月から適用されるICAOの規定「大洋上を飛行する航空機は15分毎に位置情報を提供すること」に対応する。
Iridium社も、子会社のAireon社を通して、Iridium Next衛星に搭載したADS-B受信機で同様のサービスを計画しており、競合することになる。
Iridium社はリアルタイムでの位置情報提供を計画しているのに対し、Spire社はより安価だが頻度の低いサービスを提供予定。