SpaceX社, Falcon 9ロケットでIridium NEXT衛星10機を打ち上げ。着陸用のフィンを大型化

Spaceflightnow(6/25)
KSCからBulgariaSat1を打ち上げた2日後にVAFBから打ち上げ。第1段も洋上で回収。
着陸時の機体制御用のフィンをFalcon Heavyへの適用のために大型化して、従来のアルミ製からチタン製に変更。従来品より少し重いが制御力は増加し、かつ、再使用時の交換が不要となった(Spaceflightnow(6/25))。
なお、フェアリング回収に向けた実験も継続しており、今回はパラシュートに問題があったとのこと。Elon Musk CEOは年末までに回収を成功させるとしている。
なお、Iridium社では10機打ち上げたうちの5機は投入軌道であるPlane 3に投入し、4機はPlane 2にドリフトさせ、1機はPlane 4にドリフトさせる。自然ドリフトによる軌道面変更には10〜11ヶ月を要する見通し。