Firefly社,資金確保して復活.Alphaロケットを大型化して開発再開

AviationWeek(7/20)
昨年資金難で全従業員を解雇したFirefly Space Systems社はEOS Launcher社に買収されていたが、このたび、Firefly Aerospace社と改名し、VCからの資金を確保した。
同社はFRE-2と呼ぶエアロスパイクエンジンを使った小型衛星打ち上げ用ロケットAlpha (500km SSOに200kg)を開発していたが、会社再建にあたり、機体を大型化したとのこと。性能は来月ユーザーズガイドで公表予定。
機体大型化に伴って必要なエンジン推力があがったため、従来のガス押し式エンジンではなくポンプ式エンジンに変更する必要があり、これもあって、1段エンジンに、同社の特徴であったエアロスパイクエンジンを採用しない可能性もある。
推進システムはReaverと呼ばれ、LOX/RP-1の2段ステージ方式。2段エンジンはLigntningエンジン。ポンプ式に変更したことに伴い、加圧ガス用だった極低温ヘリウム気蓄器は削除。
機体直径は6ft(1.8m)、機体全長は82ft(24.6m)。