Elon Musk氏, 有人火星輸送システムのコンセプトを見直し

Spaceflightnow(9/29) SpaceNews(9/29)
IACで発表。機体サイズをひと回り縮小して直径9m (旧12m) とし、Falcon 9, Falcon Heavy, Dragon の機能を兼ねることで、開発リソースを確保する。ロケット(BFR)は1段にRaptorエンジンを31基 (旧42基)、2段兼輸送船にはRaptorエンジンを6基(4基は真空中仕様, 2基は海面上仕様) 搭載。LEO打ち上げ能力は約150ton。月面では無補給で地球軌道まで帰還可能。また、地球上の2地点間輸送への適用の可能性についても言及。
BFRは2022年に2機の無人機を火星に打ち上げることを目標としており、その2年後には有人火星ミッションを構想。機体製造用治具の準備や工場拡張には着手済み。また、BFR開発にあたり、既存機種をある程度作りだめする予定。