Bigelow社とULA社,月周回居住モジュール開発で協力することを合意

SpaceNews(10/19)
NASAとのPPP契約を想定。両社が検討中の "lunar depot" は、Bigelow社の居住モジュールをVulcanロケットで打ち上げるもので、2022年に運用開始できるとしている。想定されている資金拠出は、NASA $2.3B, 民間$数百M。
この構想ではBigelow社のB330をLEOに打ち上げた後、これとは別に2回の打ち上げで2機のACESを打ち上げ、片方のACESからもう片方に推進薬を移送した後、B330とドッキングして月周回軌道に輸送する。両社はもともとAtlas VとBigelowモジュールを使った協業検討をしていたが、これを、Vulcanロケットを使ったものに更新した。
Bigelow社によると、この lunar depot はDSGを置き換えることは想定しておらず、投入軌道も異なる予定。簡素なシステムで早期に実現させることを狙う。