SpaceX社,2018年は30〜40機のロケットを打ち上げる予定

SpaceNews(11/21)
2017年は既に16機打上げ済で、20機程度の打ち上げ機数になる見通しだが、2018年は30〜40機を打ち上げる計画。また、Falcon 9の最終バージョンであるBlock 5は今年中にテキサスでの試験に向けて出荷される計画。なお、Block 5用エンジン試験用の事故については爆発はしていないが火災が発生した、とした。
Falcon 9/HeavyからBFRへの移行計画について、同社社長のShotwell氏は「顧客が望む限りF9/FHを継続する」と発言。また、かつて存在したBFR用のRaptorエンジンをFalconに適用する案については「Falcon 9の設計は凍結するため可能性は低い」としている。また、同社はFalcon 9の2段回収も検討しているが、これは、再使用のためではなく、BFR用のデータ取得が目的、とのこと。

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Merlin 1Dエンジン試験の事故については、別の記事で、エンジン試験設備側からLOXが漏れて何らかの着火源から着火した、との情報があります。