ESA,Vega Eとスペースプレーンの研究に89.7Mユーロを投入

SpaceNews(11/30)
Vega E(Evolution)が53M, Space Rider(スペースプレーン試験機)が36.7M。
Vega Eは開発中のVega Cの後継機で、ウクライナ製の上段ステージAVUMと固体第3段Zefiro-9の機能を合わせた欧州製上段ステージを開発し、4段式のVegaを3段式に変更する。2024年に初号機を打ち上げ予定。
Space RiderはAvioとThales Alenia Space Italiaが受注。800kgをLEOに運んで最長2ヶ月のミッション終了後に回収する。1機のSpace Riderは6回使用できる予定。Space Riderは2015年に打ち上げた再使用試験機IXVの後継機だが、地上に着陸できるようになる。Space Riderのサービスモジュールは、Vega CのAVUMベースでELV社が製造。初号機は2020年の予定で、ESAは、2025年には民営化したいとしている。