NASA,37年間未使用だったVoyager 1のスラスタの作動に成功

Spaceflightnow(12/3)
AR社のMR-103スラスタ。休止させていた軌道修正用スラスタ(TCM)を姿勢制御用に使用することで、長期利用で性能劣化していた姿勢制御用スラスタの使用を休止する。ただし、TCMを使うためにはスラスタヒータをONにする必要があるため、プルトニウム電池による電力が低下してきたら再び姿勢制御用スラスタに戻す予定。この運用でVoyager 1のミッション寿命は2〜3年延びる見通し。Voyager 1には4個のTCMスラスタと12個(6個×2冗長)の姿勢制御スラスタが搭載されている。