USAF,次期EELV開発業者としてULA,NGIS,Blue Origin社を選定

SpaceNews(10/10) SpaceNews(10/11)
今回の契約はフェーズ1と呼ばれる開発契約で、フェーズ2と呼ばれる実際の打上げ輸送サービス調達契約(5年分)では公開入札で2社を選定する。

契約額は以下の通り:
・Blue Origin社: $500M (New Glennロケット開発費)
・Northrop Grumman社: $792M (OmegAロケット開発費)
・ULA社: $967M (Vulcan Centaurロケット開発費)
この契約はOTA(Other Transaction Authority)と呼ばれるコストシェアリング合意。

なお、フェーズ1で選定された企業はフェーズ2への入札が必須(入札しない場合には開発費を返還)。また、フェーズ2で選定されなかった企業に対する開発費の提供は中断される。

フェーズ2では2社と60:40の比率で5年間分の打上げ輸送サービスを契約し、更にそのあとにはフェーズ3が継続する予定。フェーズ2のドラフト仕様書は2019年初頭に発表される予定。


今回の選定業者にSpaceXは含まれていないが、そもそも入札していないのか選定に漏れたのかは非公開。ただし、運用中のFalcon 9/Heavyがあるため、フェーズ2にはSpaceX社も応札するものと見られる。