ESA,軌道上サービスプログラムe.Deorbitを見直し中

SpaceNews(12/21)
加盟国からの支持獲得に難航していることから、デブリ除去だけでなく、軌道上推進薬補給や軌道上修理をプログラムに追加する方向。
現在企業の提案を選定中。この選定では、ESAは、選定された企業に対してESAの衛星を軌道離脱させるために契約するが、ESAの資金支援がなくても実行可能なビジネスプランがあることを示すために、企業はESA以外の顧客ともう1つの軌道上サービスミッションを実行する必要がある。
また、ESA衛星のデオービットにおいては、100kg以上で自然に大気圏投入しない衛星の選定が要求されており、かつ、静止衛星を選択した場合には所謂墓場軌道への移行に留まらない処置をとることが要請されている。