米軍の宇宙関連支出は7年間で40%減少

SpaceNews(1/22)
2009年の$10Bから2016年の$6Bに減少。特にR&Dは$6Bから$3Bに半減。なお、2013年にEELVの調達をロケット調達から打上げ輸送サービス調達に変更したことで、サービス調達の比率が上昇。また、予算縮減の影響を受けて、宇宙関連ベンダーの数は750から525に30%減少。
トランプ政権が12月に発表したNational Security Strategyでは従来の防衛産業以外の民間や大学の技術も活用する、としているが、オバマ政権の国防省で調達部門長を務めたKendall氏は「防衛製品は開発期間が長く、調達量は少なく、リードタイムは長く、価格は高いことから、民間が投資する経済的インセンティブはほとんど或いは全くない」と指摘している。