Iridium社,Aireon社の支払い遅延をカバーするために借入金の追加を決定

SpaceNews(2/26)
Aireon社はiridium NEXTのホステッドペイロードを利用して航空機トラッキングを行う計画だったが、現状サービスを開始できていないため、同社が支払い予定だった使用料金相当を借入金で賄うことにしたもの。Aireon社はペイロード搭載料金として$234M、データ通信料として$20M/年を支払う計画。
Iridium社はフランス輸出保証機構(BPIAE、旧Coface)を通じて追加の借入金と衛星製造メーカであるTAS社への支払い延期を申請した。Iridiumiridium NEXT構築のために2010年にCofaceから$1.8Bを借入している。なお、同社の2017年の設備投資額は$400Mであり、現状の現金同等物の資産規模は$298M。