ESA,ドイツに第2のP120ブースタ製造ラインを設ける構想を破棄、ドイツはAriane 6上段エンジン用ターボポンプと上段の複合材化を担当

SpaceNews(5/30)
2016年に第2製造ラインをドイツに設けることで合意していたが、今回、イタリアでの製造ライン1本とすることに決定。
その代わりに、上段エンジン用ターボポンプはイタリアAvio社からArianeGroupのドイツ部門に移管。ドイツのMT Aerospace社は、第2のP120製造ラインでケースの複合材化を検討していたが、その代わりに2段ステージの構造体やタンクへの複合材適用による打ち上げ能力1ton向上の検討を実施する。なお、軽量化2段を用いたAriane 6の投入は2025〜2030年を計画。