Northrop Grumman社,AntaresロケットでCygnus輸送機を打上げ

SpaceNews(4/17) SpaceNews(4/16) Spaceflightnow(4/18)
今回の打上げではL-12時間でのレイトアクセスでネズミ試料を搭載。このため、フェアリング先端部にアクセスドア"pop-top"を新たに設けた。
また、ISS離脱後の実験プラットフォーム化を目指し、軌道上滞在時間は、これまで数週間のところが、今回は数ヶ月になる予定。このため、姿勢制御用スラスタの使用回数を減らすために、CMGを新たに搭載。

一方、Antaresロケットは次号機でアップグレード予定。主な変更点は、機体構造強化によるMax-Q時のスロットルダウン解消、1段ヘリウム気蓄器を2個削減、RD-181エンジンのヘリウム加圧ガス用熱交換器の削除。これによりISSへの打ち上げ能力は800kg増加する。