SeaLaunch,母船がロシアに移動後凍結

SpaceNews(4/24)
資産を購入したS7 Groupは当面プログラムを凍結すると発表。SeaLaunchは当初Boeingが最大株主だったが、2009年のChapter 11後にEnergia保有し、2016年にS7 Groupが$150Mで買収していた。買収時には15年で70機の打上げを構想しており、2018年4月に買収は完了したが、最近ようやく打上げ船と司令船をカリフォルニアからロシアに移動した。しかし、ロシアでの船の維持費はカリフォルニアの2倍かかるとのことで、移動を後悔していると語っている。当初利用していたZenit-3SLロケットはブースタがウクライナ製のためにロシア企業が使う可能性は低いが、代替となりうる開発中のSoyuz-5は2020年代半ばまで運用開始できない見通し。