Starlinerの試験飛行は数カ月延期される見通し

SpaceNews(8/13)
不具合のあったバルブのトラブルシュートのために、機体をロケットから分離して、宇宙機整備用の建屋に戻すことを決定。8/3の打上げ作業で13個のバルブが閉固着したことが判明したため打ち上げを中止、その後のトラブルシュートで9個のバルブは開けることに成功したが残る4個は閉のまま。原因は、NTOがテフロンシールに浸透してバルブの逆側の水分と反応して硝酸が発生し、硝酸による腐食によりバルブが閉状態で固着したものと推定。組み立て建屋に戻した後で、対策のためにどこまで分解が必要か検討する。