NovaWurks社のモジュラー衛星HISats,試験機のISSでの組立・放出作業を開始

SpaceNews(10/24)
HISatは標準化されて基本的な衛星機能をすべて有するモジュール(20cm x 20cm x 10cm)を必要に応じて組み合わせて、ソフトウェアで各モジュールの機能を再配分することで、1機の衛星として機能させるもの。一部のモジュールが故障しても同一モジュールが複数あるため、軌道上でのソフトウェアによる機能の再配分を行うことで、衛星としての機能は全喪失しないメリットを有する。
10/25からISSの宇宙飛行士が6個のHISatと太陽電池パドルを組み立てて、10/27に放出する予定で、実際に一つの衛星としての機能再配分がうまく動くか、などを確認する。DARPAはHISatを2018年に打ち上げたい意向で、HISatの14モジュールをRaytheon社の観測衛星と組み合わせて打上げて、機能再構築が設計通りに実施されるか、などを確認する予定。