2005-01-01から1年間の記事一覧

ロシア、Proton M/Breeze Mによる米国衛星の打上に成功

Spaceflightnow(12/28) 2005年の打上はこれで終了。世界で55機が打ち上げられ、このうち3機が失敗した。

ESA、ProtonロケットでGalileoの試験衛星打上に成功

Spaceflightnow(12/27)

NASA Ames研究所、宇宙エレベータ開発競技優勝賞金に40万ドル

SpaceRefJapan(12/27) 種目は、テザー素材と無線電送。 コメント 個人的に昔から興味がある技術。生きているうちに実用化してくれないかと期待。

NASA、次期有人システム検討報告書

SpaceRef(12/27) コメント Nasawatch.comによるリーク。PDFで70MBある。柏井さんのブログに費用に対するコメントがありますが、その通りだと思います。また、推進薬の選定に起因する技術課題の解決と実証も今後の課題でしょう(月着陸船はLOX/LH2のターボポン…

ESA、ProtonロケットでGalileoの試験衛星打上に成功

Spaceflightnow(12/27)

NASA Ames研究所、宇宙エレベータ開発競技優勝賞金に40万ドル

SpaceRefJapan(12/27) 種目は、テザー素材と無線電送。 コメント 個人的に昔から興味がある技術。生きているうちに実用化してくれないかと期待。

NASA、次期有人システム検討報告書

SpaceRef(12/27) コメント Nasawatch.comによるリーク。PDFで70MBある。柏井さんのブログに費用に対するコメントがありますが、その通りだと思います。また、推進薬の選定に起因する技術課題の解決と実証も今後の課題でしょう(月着陸船はLOX/LH2のターボポン…

ロシア、ProtonロケットによるGLONASS衛星打上に成功

Spaceflightnow(12/25)

Arianespace社、Ariane 5GSロケットによるデュアルロンチに成功

Spaceflightnow(12/21) 今年5機目のAriane 5であり、11機連続成功となった。 コメント SpaceDaily(12/22)ではAriane 5 ECAとなっていますが、Arianespace社のサイトにあるとおり、Ariane 5GS です。[追記]Ariane 5Gシリーズの型番を正確に修正しました。

Falcon 1、風速制限による排液中にタンクが変形。次回打上は未定。

Spaceflightnow(12/19) Falcon 1は、風速制限による打上延期時の燃料(RP-1)排液中に、加圧バルブが故障してタンク内が負圧になり、タンクが内側にへこんで変形した。それ以外の損傷はない模様。詳細は点検待ち。 コメント 加圧排液しているときに、加圧弁が…

はやぶさ、帰還を3年先送り

JAXAプレスリリース(12/14) 燃料漏洩に起因するガスの噴出が原因と推定されるニューテーション運動中であり、姿勢の立て直しに1年かかると推定されることから、帰還を2010年に見直し。 詳細は、いつもの松浦氏のページで。 コメント 探査機は現在ニューテー…

Falcon 1初号機打上、12/20前後

SpaceRef(12/8) ミサイル試験が終了後、とのこと。 コメント 同記事には11/26の打上アボートに関連して詳細解説が掲載されています。その中でLOX不足となった背景が解説されているので抜粋すると、 MerlinエンジンのQTを延長したため、保管中の蒸発が増えた…

はやぶさ、電源系トラブルからの復旧中。2回目の着地で弾丸が発射されなかった可能性が高いことが判明。

JAXAプレスリリース(12/7) 広範囲の電源系にリセットが発生。スラスタ燃料の漏れにより衛星内部に漏れたヒドラジンの気化熱で衛星内部の広範囲で機器が低温化し、且つ、一対のスラスタのうち一個が凍結で動かなかったことで姿勢が乱れて太陽電池パドルに太陽…

JAXA,M-V 8号機によるASTRO-Fの打上を2/18と発表

JAXAプレスリリース(12/7) ASTRO-Fは日本初の赤外線天文衛星。 本打上げでは、バランスウェイトを有効活用し、ピギーバックとして東工大松永研究室の小型衛星Cute 1.7(現在軌道上運用中のCute Iの後継機)もサブペイロードとして打ち上げられる。

JAXA,H-2A 9号機打上を2/15と発表

JAXAプレスリリース(12/7) MTSAT-2衛星を打上げ。RSCのサイトに組立オペレーションの写真が掲載されています。 コメント 1ヶ月間隔での打上げは初の試みになります。また、本ミッションはH-2Aロケット打上事業民営化により解散するRSCの最後のミッションとな…

ESA,打上げ契約時には必ずバックアップロケットを確保する方針

SpaceNews(12/7) バックアップロケットは、Arianespace/Boeing/MHIの合意に基づき、SeaLaunchかH-2Aとなる見込み。

欧州のKlipperプログラム支援の可能性は低

SpaceNews(12/5) ESAの政府代表協議の1日目の状況として仏政府関係者が語ったもの。最終的な判断は12/6の議論の後だが、プロジェクトのコントロールができないことと関与も限られることから支持はほとんど得られなかった模様。

文部科学省,HOPE-X計画を正式に終了

Yahoo!ニュース(12/3) HOPE−X開発の基本設計段階での総合評価は「期待通り」とする事後評価報告書をまとめ、開発を正式に終了。

NASAの次期月探査プログラムに関する論評

SpaceDaily(12/1) 詳細は本文参照。ロケット関連ということで、CLV/HLVに対する評論のみ抜粋。NASAはシャトルの資産を使うことで効率的な開発ができるとしているが、CLV/HLVとシャトルは大きく異なる: CLV 1段はSRBを流用するが、現在シャトルから供給され…

はるか(MUSES-B)、運用停止

はるかはVLBI衛星で1997.2.12にM-V初号機で打ち上げられて以降観測を継続してきた。8年9ヶ月に渡る運用を終了。

H-2A 8号機打上は1/19

JAXAプレスリリース(11/30)

Falcon 1初号機、設備不具合等で打上延期

Spaceflightnow(11/26) LOX補充填タンクのベントバルブが誤って開となっており、これを手動で閉操作をしている間にLOXとHeが不足することになった。また、エンジンコントロール用コンピュータがリブートするという事象も発生しており、こちらも原因調査が必…

はやぶさ、サンプル収集に成功した模様。詳細はデータダウンロード待ち。

JAXAプレスリリース(11/26) 着陸、プロジェクタイルの発射、離陸は実施された。最終的な確認は、探査機と地表面の距離等のデータ取得により判断する。詳細な状況は松浦氏のサイトで。なお、はやぶさは着陸前にスラスタの主系で燃料リークがあり自律判断で副…

はやぶさ、11/20の降下時にイトカワに着陸していたことが判明

JAXAプレスリリース(11/23) 自律降下中に障害物検知センサが反射光を検知したため緊急離陸を試みるが、姿勢が許容範囲になかったためにそのまま降下を選択し、約30分間着陸を継続。ただし、緊急離陸を試みたことで着陸検地装置を起動しなかったことからサン…

Falcon 1初号機、11/25打上の予定

SpaceDaily(11/21)

はやぶさ、タッチダウンに行き着かず。再トライ。

JAXAサイト(11/21) 自律航法に移行して接近したが、高度10m程度で立ち止まったため、地上からのコマンドで緊急離脱とセーフモードに移行させた。

きぼうに関する松浦氏論説 第2回

nikkeibp.jp(11/16)

Ariane 5 ECA打上成功

SpaceDaily(11/17) 質量6.1tonのDirecTV用衛星と2tonのTelkom2のデュアルローンチ

はやぶさ、本日夜から1回目のサンプル採取

JAXAプレスリリース(11/18) 松浦氏が自分のサイトで、記者会見の様子を公開されています。高度50m付近でターゲットマーカを投下し、高度40m付近から自律航法に移行。成功すれば日曜日の午前10時頃に判明する見込み。

きぼう打上可能性に関する論説

nikkeibip(11/11) 松浦氏による論説です。現在全5回のうち第4回。米大統領府が決定したシャトル引退期限の2010会計年度(2010/9/E)までに現在計画されている18回の飛行全てを実施するのはコロンビア事故後の制約(夜間打上禁止,救援機の準備,等)を考えると…