2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Orbital ATK社, NGLロケットをOmegAと命名。上段エンジンにRL10C(デュアル)を採用

Spaceflightnow(4/20) 上段エンジンはAtlas Vで使用しているRL10C-1を改良したRL10C-5-1で、噴射機を3Dプリントで製造。1段はCastor 600(Intermediateバージョン) or Castor 1200(Heavyバージョン), 2段はCastor 300, 補助ブースタはGEM63XL/T。

SpaceX社,BFRロケットをロスアンゼルス港で製造

Spaceflightnow(4/21) 海上輸送が容易なようにロスアンゼルス港の土地を$1.38M/年で借用。

ULA社,2017年の宇宙/超音速機関連予算獲得の首位

SpaceNews(4/22) Govini社による分析レポートの紹介。FY11とFY17の比較。 FY11:LM>Boeing>ULA>Aerospace Corp FY17:ULA>Boeing>LM>SpaceX源泉:Space Platforms & Hypersonic Technologies Taxonomy

欧州,ロケットの再使用化に前向きの姿勢に徐々に転換中

AviationWeek(4/23)

ISRO,Ariane 5で打ち上げ予定だったGSAT-11を点検のためにインドに空輸することを決定。再打ち上げは未定

SpaceNews(4/24) ISROは現在3/29のGSLV Mk IIによる打ち上げ後に通信が途絶したGSAT-6Aのトラブルシュート中だが、関係性は不明。

Arianespace社のSpaceflight社からのVega受注に関するAvio社CEOとのインタビュー

SpaceNews(4/24) VegaによるSSMS(相乗り専用ミッション)は年1〜2回の打ち上げを見込む。現在KourouのVega射点はVega C用の設備改修中(改修費は2〜30億ユーロ程度)。ESA契約での小型ロケット検討はLEO 250〜300kgの打ち上げ能力をターゲットに検討中。

Globalstar社,地上ネットワークのFiberLightと合併

SpaceNews(4/25) Globalstar社の負債返済のために、株主のThermo Capitalが傘下のFiberLight社と合併させることを決定。

GAO,EELVの費用上昇と複数ロケットを維持する能力への懸念を表明

SpaceNews(4/25) 次のEELV調達での年間打上げ機数は2022〜26年で5機程度と、これまでの8機程度から低下する見通しで、産業基盤を維持するためにUSAF以外の官需や民需への依存度が高まる。 また、大型衛星打上げ用のDelta IV Heavyは現在計画されている3機で…

Eurockot社,RockotロケットでSentinel-3B衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(4/25) SpaceNews(4/25) 欧州のCopernicus地球観測衛星網の一つ。 今回の打ち上げはEurockot社によるRockotロケットの最終打上げになる見通し。ESAは従来中型衛星打ち上げにRockotを活用してきたが今後はVegaを使用する計画。ロシア政府による…

中国,長征11号ロケットで5機の中国商用衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(4/26) SpaceNews(4/26) 4機のハイパースペクトル観測衛星(OHS-01,02,03,04)と1機の動画取得衛星(OVS-2)で、Zhuhai 1コンステレーションの一部(全部で34機の計画)。 OVS-2は2017年6月に打ち上げられたOVS-1A,1Bのアップグレード版で空間分解能…

NASA監査官,CRS2ではCRSと比較してISS輸送質量当たり単価が14%上昇すると指摘

SpaceNews(4/26) CSRはOrbital ATKとSpaceXが受注し$5.93Bで98.8ton(31回)を輸送、CRS2はSNC社も受注し$6.31Bで87.9ton(21回)を輸送。 コスト上昇の理由はSpaceXのミッションコストが50%増加していることと、SNC社のDream Chaserの開発を追加したこと。

Yahsat社, Thuraya社株式の過半数を取得

SpaceNews(4/26) UAEの衛星運用会社2社の統合。YahsatはFSS(Fixed Satellite Service)の, Thuraya社はMSS(Mobile Satellite Service)の会社。

Virgin Galactic社,2機のSS2を追加製造中

AviationWeek(4/26)

Virgin Orbit社,エンジン認定試験を開始

AviationWeek(4/27) 2段ステージ用のNewton Four(N4)エンジンは試験中、1段ステージ用のNewton Three(N3)エンジンは5月から試験開始。N3の定格推力は73,500lbf, N4は5,000lbf(真空中)。 同社では今年から飛行を開始し、自社負担の試験飛行の直後から商業飛行…

米議会,FAAの商業宇宙輸送局(AST)の予算増加を承認

SpaceNews(4/27) 2018年度の$22Mから、2019年は$33M、2023年までに$76Mまで増加させる。

NASA,Resource Prospectorの中止に伴い商業月着陸計画を重視

SpaceNews(4/28) Resource Prospector(RP)を中止し、その代わりに、搭載予定だった機器を商業月面輸送機に搭載する計画。そのための Commercial Lunar Payload Services (CLPS)のドラフトRFPを4/27に公開。正式RFPは7月中旬に公開予定。 コメント かなりスコ…

FCC,非承認衛星打ち上げを受けて警告を発表

SpaceNews(4/13) “Failure to comply with FCC requirements can and will result in enforcement action,” “the enforcement actions might include monetary forfeitures, among other potential actions.”

中国,長征5ロケット2号機の失敗原因を公表

SpaceNews(4/16) 1段エンジンの1つのターボポンプの排気系構造が複雑な熱的環境で壊れた。再設計したエンジンは燃焼試験中で問題は発生しておらず、年内に飛行再開予定。長征5ロケット3号機は、当初は月探査機Chang'e-5を打ち上げ予定だったが、2号機の失敗…

Orbital ATK社,NGLの名前をOmegAと命名。上段エンジンにRL10Cを選定

SpaceNews(4/16) Spaceflightnow(4/20) エンジンはRL10C-5-1で、第3段に2基適用。Atlas Vで使用されているRL10C-1の改良版。噴射機に3Dプリント技術を適用。 OmegAの名前は、オメガケンタウリ球状星団からとったもので、OとAが大文字なのは会社の名前を示し…

S7社,Sea Launch社の買収を完了。使用するロケットは未定

SpaceNews(4/17) ロシアとウクライナの関係が悪化して製造休止しているZenitロケットに代わり、ロシア製のSoyuz 5を使用する可能性が高いとみられている。

デブリ除去事業を提案する会社の整理

SpaceNews(4/18) 記事に取り上げられている会社 RemoveDEBRIS Astroscale CleanSpace One E.Deorbit Brane Craft このうち Astroscale はコンステレーションの故障衛星に対するデオービットサービス提供から事業化する計画、e.Deorbitは軌道上サービス機を兼…

SNC社,将来のDream Chaserを打ち上げる手段を検討中

SpaceNews(4/18) 初号機は2020年にAtlas Vで打ち上げ、現在2機分契約済だが、その後のミッションのロケットは今年中に決定する計画。ISS貨物輸送では米国内での打ち上げの要求はなく、海外のロケットも選択肢。

EarthNow社,全世界の動画を提供するコンステレーションプログラムを発表

SpaceNews(4/18) 出資者はSoftbank社,Airbus社,Bill Gates, Greg Wyler (OneWeb創設者)。数百の小型衛星コンステレーションで、20fpsのカラー動画を十分な解像度で提供する計画。製造はAirbus社がOneWeb衛星製造の技術を適用して担当。衛星上で動画処理をす…

Ruag社,米国内への投資を拡大

SpaceNews(4/19) 同社売上$380Mの1/3は米国での売上。米国での更なる拡大を目指しており、アラバマ州Decaturの工場では初の米国産フェアリングを製造中。また、シリコンバレーではHTS衛星用のDSPなどを製造中。同社はSLSの複合材構造を製造しているDynetics…

DARPA,即応打上げの賞金付き競争を発表

SpaceNews(4/19) 短期コールアップで2機の小型衛星を2つの異なる射点から打ち上げた会社に最大$10Mの賞金を出す。最初の打ち上げは2019年末で打ち上げ場所は数週間前に公表され、打ち上げ数日前にDARPAからペイロードが提供される。最初の打ち上げに成功した…

Arianespace社, 日本のBSAT社から放送衛星打上げを受注

SpaceNews(4/19)

Eutelsat社,Hispasat社株を売却

SpaceNews(4/19) 33.69%所有していた株式をスペインの会社と政府に売却を完了。同社はかつてHispasatを子会社化して南米市場に進出することをもくろんでいたが、2014年にメキシコのSatmex社を買収したことで戦略は転換されていた。

Blue Origin社,BE-4エンジンの認定試験を年内に完了する予定

SpaceNews(4/19)

LM社,Orionのコスト低減を検討中

SpaceNews(4/20) SLS/EM1用のOrion初号機は6月に完成。現在作成中の将来号機のNASAへの提案では50%のコスト低減を盛り込む予定。EM-1からEM-2/3でも30%超のコスト低減を見込んでいるが、その後、再使用化も含めてさらなるコスト低減を目指しており、現在では…

LMSS子会社のGEOShare社,軌道上スロット仲介サービスに100箇所以上の提案を獲得

SpaceNews(4/20) Lockheed Martin Space Systems社の子会社のGEOShare社は、軌道上のスロットの仲介をする会社で、2年前に事業を開始。衛星を打ち上げたい会社と軌道上スロットを使わなければならない会社を仲介し、LM2100衛星バスを使った共同所有衛星によ…