2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ロシア大統領,Roscosmosに対して品質確保と開発スケジュール達成を指示

SpaceNews(7/20) ロケット関連では、Angara 5は2021年, Soyuz-5は2022年, 超大型ロケットは2028年に初号機を打ち上げる。640機の衛星コンステレーションであるSphere計画は、2022,2024,2028年に衛星を打ち上げる。Sphereは民間や海外からの関心も高いことか…

Boeing社,CST-100用アボートエンジンの燃焼試験でエンジン停止時に推進薬漏洩のトラブル

SpaceNews(7/22) ヒドラジン用バルブが適切に閉まらなかったが是正処置は設定済。開発試験スケジュールへの影響は不明。アボートエンジン用の推進薬バルブは、アボート推力への要求に対応するために新規設計されたもの。

SpaceX社,Falcon 9ロケットでTelesat社のTelstar 19V衛星を打上げ

Spaceflightnow(7/22) Spaceflightnow(7/21) 衛星質量は7075kgで通信衛星で過去最大の質量。1段ステージは回収。

Cubesat用電気推進装置の最新状況

SpaceNews(7/23) Enpulsion社, Phase Four社, Mars Space社などの紹介記事。小型化のためにキセノンなどの希ガスではなく、液体金属やテフロンなどを推進薬に使うシステムも開発されている。

SpaceX社,Falcon 9ロケットでIridium NEXT衛星10基を打上げ

Spaceflightnow(7/25) 1段ステージは回収。フェアリング回収には失敗。 今回はフェアリング回収用ネットを大型化していたが海も荒れていて回収はできず。フェアリング回収船 MR STEVEN:Spaceflightnow(7/24)

Maxar社,大型通信衛星製造からの撤退を含めて事業構造の変更を検討中

SpaceNews(7/24) Maxar社(SSL社の親会社)は、LEOコンステレーション衛星需要の高まりと大型静止通信衛星需要の低下を受け、事業構造の変更を検討中。選択肢は、1.大型通信衛星製造からの撤退、2.他の衛星製造メーカとの協業、3.GEO衛星事業規模の適正化(縮小…

Arianespace社, Ariane 5 ES最終号機でGalileo衛星4機を打上げ

Spaceflightnow(7/25) SpaceNews(7/25) ヒドラジン推進薬を利用した上段ステージを使ったA5ES形態の最終号機。今後のAriane 5はすべてLOX/LH2上段ステージを利用したA5ECAを利用する。 Galileo衛星は今回を含めて26機が打ち上げられているが、現在運用中の衛…

NASA,JWSTの費用捻出のためにWFIRSTのスローダウンを検討中

SpaceNews(7/25)

民間SSAスタートアップLeoLabs社,シリーズAで$13Mを調達

SpaceNews(7/26) フェーズドアレイレーダで低軌道の衛星とデブリのマッピングを行い、衛星運用会社・保険会社・政府などへのデータ提供を行う計画。主要な出資者は東京のWERU InvestmentとAirbus Ventures。 同社は現在はテキサスとアラスカにレーダーサイト…

JAXA若田理事(宇宙飛行士)のインタビュー記事

SpaceNews(7/27) 日本がLOP-Gへの参画で注力する分野として以下の4つを挙げています。 deep space logistics supply landing on the moon’s surface transportation or roving capability environmental control and life support for long-duration human m…

Astra Space社,アラスカのKodiak射点からRocket 1のサブオービタル試験飛行を実施したが何らかの不具合が発生した模様

SpaceNews(7/27) 7/20に打上げを実施したものの不具合が発生し、FAAでも調査中。

Virgin Galactic社,SST Unityの3回目の試験飛行を実施

Spaceflightnow(7/28) 3回の飛行試験で徐々に飛行領域を拡大。 1回目(4/5): 高度25.7km, M1.87 2回目(5/29): 高度34.3km, M1.9 3回目(7/26): 高度52 km, M2.47

Lockheed Martin社,衛星推進薬チタン製タンクのφ46inchドームをAMで製造

Spaceflight Insider(7/13) 直径1.2m

英国Orbex社,Lockheed Martin社と共同でスコットランドから小型ロケットを打ち上げると発表

Spaceflightnow(7/16) SpaceNews(7/16) 英国宇宙機関が射点整備費用として2.5Mポンド(約$3.3M)を拠出。また、Orbex社に5.5Mポンド、LM社に23.5Mポンドをロケット開発費の一部として補助金で拠出。Orbex社とLM社は異なるロケットを同じ射場の複数の射点を使い…

ESA, Ariane 6/Vega C用P120Cモータの初回燃焼試験を実施

Spaceflightnow(7/16)

Astrobotic社,月着陸機の推進系供給メーカにDynetics社を選定

SpaceNews(7/18)

Maxar Technologies社,欧州の衛星サービスミッション開発に参入

SpaceNews(7/18) 最近買収したNeptec robotic technology社を通じて、英国Effective Space社が開発中のSpace Drone計画に参入。 Neptec社買収のニュース(買収額$32M):SpaceNews(7/16)

Blue Origin社,New Shepardを使ったカプセルのインフライトアボート試験を実施

Spaceflightnow(7/18) SpaceNews(7/18)

英国政府,国内宇宙産業の輸出支援策を発表

SpaceNews(7/19) 具体的な支援策は公表されていない。

ロケットエンジンへのAM製造技術適用の状況

SpaceNews(7/19) 現在は従来通りの設計でコスト低減と製造期間短縮のために使われているが、今後は、(既存の製造方法の制約を前提とした)従来の設計にとらわれない、製造方法を活かした設計が出てくるであろう、という主旨。

キヤノン電子やIHIエアロスペース社,小型衛星用ロケット打ち上げを2021年度に開始と発表。事業会社名はスペースワン

日経新聞(7/2) 2017年8月に設立した開発企画会社で事業性を検討してきたが、事業化に踏み切る。資本金も1億円から14億円に増資し、事業会社として、名前も「スペースワン」に変更。射場は和歌山県を有力候補。打ち上げコストは1回あたり10億以下をターゲット…

ロシア,超大型ロケットの試験飛行を2028〜35年に実施する計画

タス通信(7/3) Energia社のアニュアルレポートによる。超大型ロケットはSoyuz-5を組み合わせて構成する構想。1段は2028〜2032年に、2段は2032〜35年に開発予定。 また、Soyuz-5は2022〜2025年に開発試験を実施予定。

韓国,KSLV-IIのステージ燃焼試験を実施。10月に試験飛行

中央日報(7/6)

Virgin Galactic社とVirgin Orbit社, ASIとイタリア企業との協力合意を発表

SpaceNews(7/8) ASIとAltec社とSitael社との間で"framework agreement"(枠組み合意)を締結。SSTをイタリア南部の空港から飛行させることを検討。今回の合意は、既に締結されているAltec社(ASIとTAS社の合弁企業)とVirgin Galactic社のMOUに追加されるもの。

ESA,Airbus社と火星サンプルリターンミッションの検討契約を締結

SpaceNews(7/8) ESAは2026年に打ち上げる構想。

SpaceX社, Crew Dragonの熱真空試験を完了

SpaceNews(7/9) NASAのPlum Brook Stationで全機熱真空試験を実施。

ロシア,Progress宇宙船を打上げから3時間40分でISSにドッキングさせることに成功

Spaceflightnow(7/9) Spaceflightnow(7/11) これまでの最速記録。地球を2周回してISSとドッキング。打上げ時刻を正確にISSの軌道面が射点を通る時に設定することで実現。 2012年までロシアはドッキングまで2日間かけていたが、2012年に6時間でのドッキング(…

中国,長征2Cロケットでパキスタンの衛星2機を打ち上げ

Spaceflightnow(7/9) 主衛星は地球観測衛星 Pakistan Remote Sensing Satellite 1 (PRSS 1)(CASTの子会社が製造)、相乗り衛星はパキスタン国内で開発したリモセン実験衛星PakTES 1A。

ロシアEnergomash社,米国のロシア製エンジン禁止は2020年から同社の経営に影響を与える見通しと報告

SpaceNews(7/10) 同社はAtlas V用のRD-180,Antares用のRD-181を製造しており、アニュアルレポートによれば、売上の半分は海外との契約に依存している。製造基数としては海外依存度はさらに大きく、2018年の19基の製造予定エンジンのうち17基は米国向け。 ロ…

中国,長征3Aロケットで32機目のBeidou衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(7/10) 今回打ち上げられたのは第2世代のBeidou衛星で、第1世代の衛星を置き換える。