2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ILS社,ProtonロケットでAsiaSat-7を打上げ

Commercial Space Watch(11/26) ILS社ミッション概要 衛星(SS/L 1300バス)は3.8tonと軽いため、近地点高度13814km,遠地点高度35586km,軌道傾斜角0度の軌道に投入された。 コメント 衛星負担dV=600m/s程度

NASA,Atlas VロケットでMSLを打上げ

Spaceflightnow(11/26) MSL(Mars Science Laboratory)はCuriosityという名前のローバーを搭載して2年間に渡り過去の有機化合物の痕跡を探す。来年8/5に火星に到着し、Gale Craterの中に軟着陸する予定。

トルクメニスタン政府, 中国のロケットで通信衛星を打ち上げることで合意。衛星はTAS社製。

SpaceNews(11/25) 衛星はモナコ公国の軌道上スロットを使って運用される予定。TAS社は衛星のほか2つの地上局を建設し、トルクメニスタンからの技術者を受け入れる。衛星の打ち上げ時質量は4500kgの計画。

NASA,予算制約により,J-2Xの開発をホールドして初期SLSの上段には暫定ステージを使う予定

SpaceNews(11/25) 今後数年間は予算増額が見込めないことから、J-2X開発は4年間ホールドし、初期SLSの上段には既存の極低温ステージを利用する計画とのこと。どのステージを利用するかはNASA内で検討中だが "affordability" (入手性) が重要なポイントになる…

SpaceX社,CCAFS射点の整備設備を拡張

SpaceNews(11/25) SpaceFloridaから$7.3Mの支援も受けて、3機同時整備できるように整備棟を整備する。これによって年間10〜12機の打上げ計画に対応する予定。新設される設備には、クリーンルーム、有毒推進薬充填設備、および、衛星起立状態で衛星をフェアリ…

仏大統領,欧州経済危機下でも宇宙関連予算は維持する意向を表明

SpaceNews(11/23)

ULA社,Atals Vの有人打上げに関わる適用性審査を完了

SpaceRef(11/22) NASAの有人ロケット用設計基準に対してAtlas Vのフライト実績を踏まえた有人輸送への適用性を評価するDesign Equivalency Review (DER)を実施。本活動はULA社がNASAとの Unfunded Space Act Agreementに基づくCCDevの活動として実施したもの…

米議会,2012年度予算のNASA CCDev割当て分を要求の約半額に減額

Spaceflightnow(11/23) 政権要求$850Mのところを$406Mに減額

中国,神舟8号を回収

Spaceflightnow(11/19) 搭載されていたのはダミー人形とDLRとの共同研究用の機器を納めたSIMBOX

中国,長征2Dロケットで2機の小型衛星を打上げ

Spaceflightnow(11/19)

TAS社,O3bから4機の衛星を追加受注

Commercial Space Watch(11/14) 既に受注している8機に続くもの

SpaceX社,CCAFSとVAFBに続く商業打上げ用新射点を調査中

Commercial Space Watch(11/18) "Our growing launch manifest has led us to look for additional sites. We're considering several states and territories," said SpaceX CEO Elon Musk. "I envision this site functioning like a commercial Cape Cana…

Lockheed Martin社、Orion試験機の打上げロケットにDelta IV Heavyを選定する方向で調整中

Spaceflightnow(11/9) 試験飛行の契約額は$370Mで2014年初頭に飛行の予定。楕円軌道に投入してOrionの大気圏再突入機能を確認する。月帰還時のクロスレンジ能力拡大のために採用が検討されているスキップリエントリーの確認のために飛行中のL/Dデータも取得…

EADS Astrium社, PPP形式での欧州データリレー衛星システム構築をESAと合意

AviationWeek(10/17) ESAから€275Mの支援を受けて European Data Relay Satellite (EDRS)を開発(開発費は約€400Mと推定)し、衛星利用料金で自社投資分を回収する。同システムは欧州の地球観測システムGMESの運用に利用される予定。

中国,長征4Bロケットでリモートセンシング衛星YaoGan Weixing-12 (YG-12)を打上げ

NASA Spaceflight(11/9)

NASA,J-2Xエンジンのフルデュレーション(500秒)燃焼試験を今週実施予定

AviationWeek(11/8)

ロシア,フォボスサンプルリターンミッション衛星の打上げに成功するも、火星遷移軌道への遷移できず

Spaceflightnow(11/8) Phobos-GruntミッションはZenit 2FGロケットで打ち上げられたが、衛星の軌道変換エンジンが計画通り作動せず、ロケットで投入された低軌道(およそ200kmx350km)に留まっている。

中国、Shenzhou 8(神舟8号)とTiangong 1の軌道上ドッキングに成功

Spaceflightnow(11/2)

日本、ベトナムからレーダー衛星及び運用設備を受注。円借款を提供

SpaceNews(11/4) ASNAROベースの衛星2機で、1機目は日本で製造して2017年に打上げ、2機目はベトナムで製造して2020年に打上げを計画。衛星はNEC製。円借款は約1000億円の包括的プログラムの一部で、約半分の500億円程度が衛星プロジェクト用に提供される。