2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

NASA, New Horizons探査機を2019年元旦にカイパーベルト天体2014 MU69にフライバイさせる計画

Spaceflightnow(1/22)

ESA, Galileo一部機種でのルビジウム原子時計動作不良原因を調査中

Spaceflightnow(1/23) 5機の衛星のルビジウム原子時計が動作停止。Galileoは冗長系として衛星あたり4個の時計(ルビジウム原子時計2個と水素メーザー時計2個)を有しているためシステムへの影響はない。故障は地上での試験手順が原因で、対象となる衛星は限定…

MHI, H-IIAロケット32号機で防衛省用Xバンド通信衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(1/24) 防衛省プレスリリース(1/24) JAXAプレスリリース(1/24)

Google Lunar X Prize, 最終候補5チームを発表

SpaceNews(1/25) 昨年中に打上げ手段を確保したことが確認された5チームを発表。今年末までの打上げがPrize獲得の条件。 (1)SpaceIL (Falcon 9) (2)MoonExpress (Electron (Rocket Labs社)) (3)Synergy Moon (Neptune 8 (Interorbital Systems社)) (4)TeamIn…

中国, 11月に月サンプルリターン機Chang'e 5を長征5号で打ち上げる計画

Spaceflightnow(1/25) 探査機は8.2ton。月面着陸後、サンプルをカプセルに採取し、月周回軌道上で待つ帰還機とドッキングする。中国は2018年に月面ローバーChang'e 3の予備機であったChang'e 4を月の裏側に着陸させる計画。また、Chang'e 5が成功した場合、…

ロシア,エンジン材料の不適切な変更によりProtonロケット打ち上げを夏まで延期する可能性

SpaceNews(1/27) RussianSpaceWeb(1/27) エンジン製造メーカVoronezh Mechanical Plant (VMP)がエンジン部品の材料を不適切に安価な材料に変更したことでProtonロケットの2段・3段用エンジンの燃焼試験で事故が発生した模様。なお、2015年のProtonの失敗も、…

SpaceX社, Falcon 9ロケットの打ち上げ再開。Iridium NEXT衛星10機を打ち上げ

Spaceflightnow(1/14) VAFBから打ち上げ再開し、1段機体の洋上回収にも成功。2段エンジンはT+52分に3秒間再着火して高度625kmの極軌道に投入した。

JAXA, SS-520改修小型ロケットの打上げに失敗。テレメトリ喪失で2段着火信号を送出せず

JAXAプレスリリース(1/15) Spaceflightnow(1/16) SS-520-4はSS-520の上に小型の上段ステージをつけて軌道にCubeSatを投入する実験機でロケットの総質量は2.6ton。

SpaceX社の財務状況資料:2015年の失敗で$250Mを喪失。衛星コンステを2025年までに$30B/年の事業に成長させる計画

SpaceNews(1/16) 内部資料が流出したもの。

NASA, Boeing社からのSoyuz宇宙船購入提案を受け入れることを検討中

SpaceNews(1/17) 2017年秋と2018年春の1つずつの計2座席+オプションで2019年の3座席。Boeing社はこれらの座席の権利をRSC EnergiaからSea Launchの負債に関わる法廷闘争の結果獲得し、その後、NASAにこれらの座席の販売を提案していた。これによりロシアは…

ロシア, Progress打ち上げ失敗の処置として2機のSoyuzロケットのエンジンを交換

Spaceflightnow(1/17) Progressの事故はSoyuzの3段エンジン(RD-0110)が原因となっていたため、別のロットのエンジンと入れ替える。

Thuraya社, 中国企業が同社の買収を交渉中との情報を否定

SpaceNews(1/18)

中国, 同国初の物資輸送機を工場から出荷

SpaceDaily(1/18) Tianzhou-1と呼ばれる物資輸送船。打上げ時質量は13tonで、物資搭載量は6ton。Tiangong-2宇宙機にドッキングして燃料補給などを行う。

中国,8月に打ち上げた量子通信衛星の運用を開始

SpaceDaily(1/19) 8月に打上げたQuantum Experiments at Space Scale (QUESS) 衛星の初期試験を完了して運用を開始。

OHB社, SmallGEOの製造期間を3年に短縮する計画と発表

SpaceNews(1/19) 初号機の開発には7年かかったが量産機では短縮する計画。初号機で得られたペイロードインテグレーションの教訓を反映する。初号機のHispasat 36W-1は当初計画から約4年遅れて1/27に打上げ予定。

加UrtheCast社, 計画中のコンステレーション衛星の最初の2機を政府関係機関に販売

SpaceNews(1/19) ISSでのセンサを運用するUrtheCast社は、同社が計画中のOptiSARコンステレーション(16機)の最初の2機を非開示の政府機関に販売したと発表。契約額は$180M。コンステレーションの共同運用も含まれる。

土星探査機Cassini、土星の環のKeeler間隙にある衛星Daphnisにより環に生じる波の観測に成功

Spaceflightnow(1/19)

ULA社, Atlas Vロケットで早期警戒衛星SBIRS GEO Flight 3を打ち上げ

Spaceflightnow(1/21) Spaceflightnow(1/17) SpaceNews(1/19) 打上げは1/20に予定されていたが、エンジン予冷中のセンサ不良問題(Atlasのエンジン予冷はタンク充填後のL-50分程度に開始)でT-4分の計画ホールド(30分間)が延長されて、打上げ時刻は40分間のウ…

スペインのPLD Space社, 再使用型サブオービタルロケットArion 1の開発費を調達

SpaceNews(1/9) Arion 1はケロシン燃料の単段式再使用型サブオービタルロケットで、200kgのペイロードを最高高度250kmの経路に輸送可能。同社は後継機の3段式ロケットArion 2でLEO 150kgの打上げ能力を持つロケットの開発を目指している。

中国, Kuaizhou 1A小型ロケットで3機の小型商用衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(1/9) Kuaizhouシリーズの3機目。今回の1Aバージョンでは複数衛星分離機構を追加。

産総研,アクセルスペース社と衛星画像の画像処理に関する共同研究契約を締結

産総研プレスリリース(1/10) 複数の超小型衛星により取得される高頻度・高分解能の衛星画像上で、自動物体認識などを行う研究開発を進めるとのこと。

CNES, ISROとの協力関係を強化

SpaceNews(1/10) インドのGoogle Lunar X Prizeチームにカメラを提供するとともに、再使用輸送系の研究のためのインドと共同のワーキンググループを設立。

Roscosmos, Soyuz/Progress打ち上げ失敗の原因はエンジンが原因と発表

TASS通信(1/11) エンジン破壊に伴う破片で酸化剤タンクが開口したとのこと。酸素ポンプへの異物侵入もしくはクリアランス設定不良があった可能性が考えられている。 The panel of inquiry has arrived at the conclusion that the oxidizer tank of the thir…

SpaceX社,CCAFSにFalcon Heavyのブースタ用着陸点とDragon整備棟を新規整備するための環境アセスメントを実施中

NASA Spaceflight(1/11)

NASA,ARM(Asteroid Redirect Mission)の契約を数か月延期

SpaceNews(1/12) NASAのFY2017予算は現在も暫定予算(CR)の状態であることが原因。全体のスケジュールに影響はない。

Planet社, Terra Bella社(旧Skybox Imaging社)を買収する交渉中

SpaceNews(1/12) Bloomberg(1/10) Planet社は従業員375人で61機の小型衛星(Dove)と旧RapidEye社のコンステレーションを運用中。Terra Bella社は従業員125人で7機の衛星を運用中。 内部情報によると、Terra Bellaの親会社であるAlphaet社(Googleの親会社)が売…

米政府,衛星部品のITAR対象品リスト(USML)を一部変更

SpaceNews(1/13) 従来口径0.35m以上の光学系はITAR対象だったのが0.5m以上に緩和された。ただし、産業界が期待していた1.1m程度よりは小さく抑えられた。

NASA Safety Panel, Falcon 9有人ミッションの推進薬充填プロセスに懸念を表明

SpaceNews(1/13) 従来の有人ロケットと異なり、クルー搭乗後に推進薬を充填する計画としていることに対して、過冷却推進薬充填に伴う動的熱影響が十分に理解されていない、としている。

Moon Express社,Google Lunar X Prizeを継続するための資金調達を完了

SpaceNews(1/13) 2017年10月にニュージーランドからRocket Lab社のElectronロケットで打ち上げ予定

中国のChina Trends Holdings社, Thuraya社の買収を計画していると発表

SpaceNews(1/13)