2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

SpaceX社, テキサス射点建設を順調に継続中。今年は環境調査と土壌改良

AmericaSpace(1/25) 射点設備建設は2017年に完了し、初号機は2018年に打上げ予定。 Boca Chica射点の想像図

USAF, Falcon 9 Upgrade を認証

Spaceflightnow(1/25) SpaceNews(1/25)

Boeing社とASRC社, USAFからロケット技術研究開発契約を受注

SpaceNews(1/26) 具体的な内容は非公開。Boeing社は$6.1Mを、Arctic Slope Regional Corp社(エンジニアリングサービス会社)は$3.6Mを受注。

ASL社, 仏税務当局の課税検討待ちでJVの規模拡張をホールド中

SpaceNews(1/26) Airbus Safran Launchers社はAirbus と Safran が50:50の資本出資となる計画で、このために、JVに移管する資本が少ない Safran社はAirbus社に$800Mを現金で支払うことにしているが、この支払に対する課税に関する仏税務得局との調整を開始し…

Airbus DS社, ESAからSentinel-2衛星2機を受注

SpaceDaily(1/27) 契約額は約285Mユーロ

Lockheed Martin社, Orion初号機の与圧部構造体を完成

SpaceNews(1/27)

USAF, EELV Launch Capability契約の早期打ち切りを検討中

SpaceNews(1/27) 現在の計画では2019年のBlock Buy契約の切れ目で終了することになっているが、終了時期の前だおしを検討中。

Airbus社とOneWeb社, OneWeb衛星製造のためのJVを設立

SpaceNews(1/27) OneWeb Satellitesと名付けられた会社はOneWebコンステレーションのための約900機の衛星を製造する。なお、OneWeb衛星の最初の10機はフランスのAirbus工場で製造され、残りは米国に建設される予定のJVの工場で製造される予定。

SpaceX社, 有人仕様Dragonのパラシュート試験を実施

Spaceflight Insider(1/28)

NanoRacks社, 小型衛星放出用に新しいエアロックをISSに追加することを提案

SpaceNews(1/28) 現在同社では「きぼう」モジュールのエアロックから小型衛星を放出しているが、エアロックへのアクセス可能時間がボトルネックになっていることから、新しいモジュールを追加することをNASAに提案中。コストは$12M〜$15M程度で、認可が得ら…

Arianespace社, Ariane 5 ロケットで Intelsat社初のHTSであるEpicシリーズ初号機 Intelsat 29eを打ち上げ

Spaceflightnow(1/28) SpaceNews(1/27) 打上げ時質量は6552kgで、A5のシングルロンチで打ち上げ。C/Ku/Kaバンドのトランスポンダを搭載し、オンボード送信機の電力を上げることで地上の受信局アンテナのサイズダウンを可能にするとともに、データ通信容量を…

SpaceX社, NASA/欧州のJason 3衛星を打ち上げ。1段海上回収には脚固定機構不良で失敗

Spaceflightnow(1/18) Spaceflightnow(1/18) NASA Spaceflight(1/17) 衛星打上げには成功。Jason 3衛星は553kgの海洋観測衛星。また、今回の打上げは Falcon 9 v1.1の最終号機。 ロケットの打上げ能力としては VAFBに戻すこともできたが、環境規制に対する認…

現在判明しているSpaceX社のMCT (Mars Colonialo Transporter)の纏め記事

SpaceFlightInsider(1/19) MCTはElon Musk氏が長年発言し続けている火星輸送用の超大型ロケット。メタンを燃料に使うRaptorエンジンを使う計画、とされている。推測も交じっていますが、公の場ではほとんど情報が出てこないMCTについて纏まった珍しい記事で…

ロシア, Vostochny射場からの初号機打上げに向けた上段ステージと衛星の輸送準備完了

SpaceNews(1/19) 1/19に空輸される予定で、打上げは4月の予定。Vostochnyの整備棟の中で整備中のSoyuz-2の写真はこちら → Russian Space Web(1/20)

インド, PSLVロケットでIRNSS 1E 衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(1/20) IRNSSはインドが構築中の準天頂航法衛星コンステレーション。3月までにあと2機打ち上げて、7機の衛星によるコンステレーションが完成する計画。

SpaceX社, 有人Dragonの着陸用エンジンを使ったホバリング試験の動画を公開

Spaceflightnow(1/21) 昨年11月に実施したもの。クレーンでカプセルを吊り下げて、着陸用のSuperDracoエンジンを噴射させた。SuperDracoエンジンは、緊急脱出用アボートエンジンを兼ねており、ホバリング時には緊急脱出時の1/4の推力で作動する。試験に使用…

Snecma社, Airbus社とThales社向け電気推進スラスタを35機/年で生産予定

SpaceNews(1/21) PPS 5000スラスタは、欧州の電気推進衛星開発プロジェクトであるNeosatで開発中のプラズマ電気推進スラスタで、発表によれば、Airbus社の Eurostar Neo 衛星バスと Thales社の Spacebus Neo に採用されることが決定した。個別交渉は継続して…

フランス政府, SpaceXのロケット再使用の事業性と新興コンステレーションとの協業の検討を開始

SpaceNews(1/21) フランス首相の指示。今後のフランスの宇宙産業の方向性を示すように指示している。4月中旬に1次報告を、7/19までに最終報告を求めている。

USAF, ロシアのBreeze-M機体がGEO近傍で爆発した可能性が高いと発表

SpaceNews(1/21) この機体は12/12にロシアがProtonロケットで打ち上げた際に使われた上段ステージで、GEO近傍に少なくとも10個のデブリが発生した。なお、2007年にはBreeze-Mが燃料満載状態で低軌道で爆発し、1100個以上のデブリが発生したことがある。

ロシア, ウクライナからのロケット部品調達を近い将来に廃止する方針

SpaceDaily(1/22)

ESA, ISS運用のAirbus DS社へのプライム契約をやめてESA自身で運用する方針

SpaceNews(1/22) Airbus DS社に一括発注していた作業を、ESAが実施する作業、Airbus DSに発注する作業(2.5年で€88M)、イタリアに発注する作業(€25M)、ドイツに発注する作業(€19M)に分割する。これにより、従来のAirbusへの契約(2年€195M)に対して32%の経費…

ロシア, 予算削減でVostochny射場のAngaraロケット射点を2カ所から1カ所に削減

RussianSpaceWeb(1/22) 完成時期も2016年から2017年に延期。この射点からのAngara 5/KVTK (LOX/LH2上段ステージを搭載したAngara 5)とAngara 5P(有人仕様)の打上げは2021年までに実施される予定。また、2段ステージをLOX/LH2ステージで置き換えて1段・3段を…

ESA, DreamChaserのISSとのドッキングシステムを開発することでSNC社と合意

SpaceNews(1/22) ESAは€33Mで DreamChaser用の International Berthing and Docking Mechanism (IBDM)を開発する。ESAは2014年にIBDMのDreamChaserへの適用についてSNC社と合意していた。IBDMは当初CRVのISSへの係留用にNASA/ESA合意に基づき検討されていた…

BlueOrigin社, NewShepardロケットの再使用飛行を実証

SpaceNews(1/23) NASA Spaceflight(1/22) 再び高度100kmまで垂直に上昇し、クルーカプセルを分離し、再着火して着陸した。再使用にあたっては、クルーカプセルのパラシュートと火工品を交換し、機能点検を実施し、いくつかのソフトウェアの更新を行ったのみ…

USAF, GPS3衛星の次のバッチの初度検討契約のRFPを公開

SpaceNews(1/8) GPS3のうち最初の8機+オプション2機はLockheed Martin社が受注済であり、今回の検討契約を踏まえた選定メーカは11機目以降を製造する。3社に$6Mずつ契約する予定。(前回のGPS3衛星の公開入札には、受注したLockheed Martin社の他、Boeing社…

トルコ, 2019年に国産衛星の打上げを計画

SpaceDaily(1/10)

ロシア, Soyuz後継機の大型ロケット Soyuz-5 の研究開発を開始

Russian Space Web(1/11) Feniksプロジェクトと呼ばれてきた超大型ロケット開発プログラムは、一時、緊縮財政による中断もうわさされていたが、2016年には正式にスタートしている模様。正式な仕様は公開されていないものの、従来のSoyuzロケットとは異なり、…

中国, 2016年は20機以上の打上げを計画

Spaceflight Insider(1/12) 2015年は19機の打上げを実施。今年は有人宇宙船の打上げも計画されており、かつ、長征5号と7号の初号機も打ち上げられる予定。

北海道大学と東北大学、フィリピンと共同開発した超小型衛星を公開

NHK (1/13) 2016年にISSのきぼうモジュールから放出する計画。フィリピン人技術者を大学院生として受け入れて共同開発した。詳細は2015年3月10日の北海道大学のプレスリリースを参照。

ECの高官, Ariane 6の次の輸送系開発にはECが関与を深めるべきと主張

SpaceNews(1/12) コメント ECはアリアンスペースのバックログの一番大きな部分を占めているのだから設計方針にも口を出せるべき、と主張。これに対して産業界関係者からは「ベンツを1000台買ったからと言って設計できるわけではないだろう」という冷ややかな…