2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Delta 4 Heavy初号機の故障解析状況

Spaceflightnow(1/30) コンピュータシミュレーションによるLOXフィードライン内部流れの解析を行い、推定原因とされるフィードライン内部でのキャビテーション発生の原因を探っている。

2004年の打上数は1960年代以降最低

SpaceNews(1/10) 昨年の総打上数は55回、うち商業ミッションは15回(2002年:24回、2003年:17回)、政府ミッションは40回(2003年:46回)。 各機関ごとの打上回数は以下の通り: ArianeSpace3回 Boeing8回(Delta4Heavyの1段早期停止による失敗1回を含む) 中国政府…

SnecmaとEADS Space、推進部門の合併へ

SpaceNews(1/17) 仏Snecma社のChairmanは、同社の液体推進系及び衛星推進系の部門の独EADS Space社との合併について、今年中に合意に達するとの見込みを示した。但し、同合併は両者の首脳陣が支持しているものの、ドイツ政府の許可が必要であるとの注意点を…

DRTS、定常運用に復帰

JAXAプレスリリース(1/26)

DRTS、大陽センサに不具合

JAXAプレスリリース(1/21) 姿勢制御は地球センサーのみで実施中。

シャトルコロンビアに検査用ブームの取付

FloridaTodayOnline(1/24) ブームはロボットアームで操作され、軌道上で機体損傷の有無の点検のために使用される。

Delta 4 Heavy 故障解析は2月中旬に終了予定

Spaceflightnow(1/23) Failure Treeによる解析を行い、49の要素のうち40個を消し込んだとのこと。

NASA、シャトル耐熱タイルの衝突試験を実施中

SpaceDaily(1/20) NASAはシャトルの耐熱タイルの強度を確認するための衝突試験を継続実施しているが、10g程度の固まりが衝突してもダメージがあることが分かった。NASAではシャトルが耐えられるサイズを探るため衝突物体のサイズを小さくして試験を継続する。

H-2A 7号機の打上は2/24

asahi.com(1/19) 打ち上げるのは気象衛星「ひまわり5号」の後継機となる運輸多目的衛星。

Delta 4 CBC早期停止の原因はLOXフィードライン内の気泡発生の可能性

Spaceflightnow(1/14) 故障解析は継続中であるが、現時点での可能性として、LOXフィードラインに気泡が発生し、フィードライン内(タンク出口より約5フィート下流)に装着されているセンサが一時的にDRY判定をした、との原因が挙げられている。現在、Heavyコン…

ESA、HuygensによるTitan表面の写真を公開

Spaceflightnow(1/15)

Huygensプローブ、Titan着陸に成功

Spaceflightnow(1/14) Cassiniから分離されて土星の衛星Titanに向かっていたESAのHuygensプローブは、Titanの大気投入及び着陸に成功、データ送信も、2系統のうちの1系統では正常に送れていないものの、もう一方の系統は正常であることが確認された。最初…

ディープインパクト打上成功

Spaceflightnow(1/12) NASAは、衛星の核の構成物質を調べる初めての探査ミッションDeep ImpactのDelta 2による打上に成功。同ミッションでは、母船から切り離された銅製のプローブを彗星の核に衝突させ、飛散する内部物質を母船から観測することで、彗星の核…

JAXA、H-2A用改修SRB-Aの打ち上げ前最終地上燃焼試験を良好に終了

時事通信(1/12)

Delta 4 Heavy CBC早期停止の原因はディプリーションセンサ出力不良

Spaceflightnow(1/7) 不具合調査チームは、ブースタ・コア共に、ディプリーションセンサが誤検知により一時的に"Dry"指示をしたことによりカットオフシーケンスに移行したことで、ブースタは8秒、コアは9秒、計画より早くカットオフされたことが原因と発表し…

米大統領、EELV 2機種を維持するように国防省に指示

SpaceNews(1/5) ブッシュ米大統領は、国防省ミッションに頼っているDelta 4及びAtlas 5の2つのEELVを当面の間維持するよう、国防省に指示した。これに基づき、国防省は、EELVを維持するために必要な固定費用を、毎年Boeing及びLockheed Martinに支払うことに…

JAXA、大陽-地球系のラグランジュ点を使った深宇宙探査基地構想を検討中

asahi.com(1/7) JAXAの長期ビジョン検討作業チームは6日、大陽-地球系のラグランジュ点に深宇宙探査基地を建設する構想を盛り込んだ中間報告をまとめた。数十年先をにらんだ長期計画だが、火星探査などの活動拠点となる深宇宙港を建設できないか探る。3月…

Arianespace社、2004年収支は若干の黒字

SpaceNews(1/4) 収入約7億ユーロ(約900億円)に対して、負債返済後の黒字額は39万5000ユーロ(約5000万円)。 同社は2004年には3機の打上しか行わなかったが、2005年にはAriane 5 ECAを含めて6機の打上を予定しており、更に、バックオーダーを衛星40機分確保し…

カリフォルニア大学学生、ロケット実験を実施

SpaceNews(12/20) 将来のナノ衛星打ち上げ用ロケット(Nanosat Launch Vehicle,約10kgの衛星の打上を目標)の開発を目指し、同ロケットの1段のフルスケール試験機Prospector 5を、Mojave砂漠の試験場で打上げ。目標の高度1500mには達しなかったものの、パラシ…

火星ローバOpportunity、着陸に使用した熱防御シールドを撮影

SpaceRef (12/29) (1/1)火星着陸からほぼ1年が過ぎたOpportunityは、着陸地に戻り、熱防御シールドの写真撮影を行った。シールドだけでなく、着陸時に地上にできた跡も見ることができる。 (1/1付が拡大、12/29付が遠景です)