2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Orbital ATK社とSpaceX社,次期EELV推進系開発契約をUSAFから受注

Spaceflightnow(1/14) DOD Contracts Press Release (1/13) 民間側の支出を必要とするPPP契約。 Orbital ATK社は、$46.9Mを、同社が提案するNGLに向けて、GEM 63XL固体モータの開発、共通ブースタ固体モータの開発、BE-3U用伸展ノズルの開発、を受注。同社の…

ULA社, Atlas Vロケットで早期警戒衛星SBIRS GEO 4衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(1/20)

Rocket Lab社, Electronロケット試験機で衛星の軌道投入に成功

Spaceflightnow(1/21) SpaceNews(1/20) Spire社とPlanetの衛星を300x500kmに打ち上げ。また、自社製のCurieキックステージでSpire社の衛星2機を500kmの円軌道に投入(SpaceNews(1/23))。 Curieはグリーンプロペラントを採用したモノプロペラントのエンジンで…

米軍の宇宙関連支出は7年間で40%減少

SpaceNews(1/22) 2009年の$10Bから2016年の$6Bに減少。特にR&Dは$6Bから$3Bに半減。なお、2013年にEELVの調達をロケット調達から打上げ輸送サービス調達に変更したことで、サービス調達の比率が上昇。また、予算縮減の影響を受けて、宇宙関連ベンダーの数は7…

中国,長征11号ロケットで6機の衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(1/22) 5機の中国の衛星と、カナダKepler Communications社のCubesat 1機。

Ariane 6用Vulcain 2エンジン開発状況

Via Satellite(1/25) Vulcain 2.1エンジンの燃焼試験をドイツで実施中。

インド,同国の通信衛星打ち上げをGSLVに切り替える方針

SpaceDaily(1/24) GSAT-11のAriane 5による打ち上げが、外国のロケットによる打ち上げの最後になる予定。GSLV Mk-IIIのコストは約$60Mで、今後、商業打ち上げに向けてコストを下げる計画。また、PSLVは約$15Mだが、500kg級衛星打上げを狙った小型ロケットの…

Google Lunar X Prize, 勝者なしで終了。Moon Express社は独自に継続することを表明

Spaceflightnow(1/24) SpaceNews(1/25) 3月末の期限までに月に着陸機を下せるチームはないと判断。Moon Express社はPrizeの有無は事業計画に大きな影響を与えない、として計画通りMXシリーズの開発を進めることを表明。

ULA社,Atlas Vの商業顧客への販売権をLMCLS社から継承

ULA社プレスリリース(1/22) Spaceflightnow(1/24) SpaceNews(1/24) SpaceX社の台頭により官需の独占が崩れて、かつ官需自体が軟調になる中、商業顧客の獲得がULA社の損益に重要になってきており、これを強化する方針。ここ数年の商業打ち上げにはOrbital ATK…

SpaceX社, Falcon Heavy初号機の地上燃焼試験に成功。打ち上げは2/6

Spaceflightnow(1/24) SpaceNews(1/24) 射点で約10秒の燃焼試験を実施。初号機打ち上げは2/6の計画(Elon Musk CEO Twitter)。Musk CEOによれば、初号機のエンジンは92%にスロットルダウンして使用するとのこと。

中国,長征2CロケットでYaogan Weixing-30 Group-4を打ち上げ

NASA Spaceflight(1/25) 3機の衛星を打ち上げ。Chuangxin-5コンステレーションの一部で、同シリーズ4回目の打ち上げ。

EXOS Aerospace Systems社,SARGEサブオービタルロケットの地上燃焼試験を完了

SpaceDaily(1/25)

SNC社,NASA NextSTEP-2の居住モジュール検討契約を追加受注

SpaceRef(1/25) 居住モジュールの地上試験用プロトタイプ開発(Aerojet Rocketdyne社・ILC Dover社とパートナー)。同社は、既に、電気推進モジュールの検討はNASAから受注済。

Telesat社CEOインタビュー

Via Satellite(1/2月号) LEOコンステレーション構築に向けて計画的に進捗中。同社の将来はこの分野にあると考えており、特に、コネクテッドカーの普及に伴う低軌道衛星を用いた高速・低遅延・高セキュリティ通信の需要増に期待。

米大統領府は来年度の予算要求でISSへの財政支出を2025年迄に終了することを盛り込む計画との業界観測

SpaceNews(1/26) 正式版の発表は2/12以降の見通し。議会には反対意見の議員もおり、そのまま議会を通るかどうかは見通せない状況。

Arianespace社, Ariane 5 ECAロケットによるSES14とAl Yah 3衛星の打ち上げで軌道投入に失敗。衛星は運用軌道に到達できる見通し

Spaceflightnow(1/26) SpaceNews(1/26) SpaceNews(1/25) AviationWeek(1/25) 打ち上げ9分26秒後(2段着火直後)に地上局がロケットとのコンタクトを喪失。米軍が確認した投入軌道は 232km x 43200km x inc.20.6deg で、計画の 250km x 45234km x inc.3deg と大…

ULA社, Delta IVロケットでNROの衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(1/13) AmericaSpace(1/12) VAFBからのシングルコアDelta IVの最終号機であり、Delta IV Medium(5,2)形態の最終号機。 水曜日の打ち上げは天候で延期され、木曜日の打ち上げはスイングアームのトラブルと地上設備のバルブの問題により、X-0が…

GomSpace社,同社の小型衛星打上げをVirgin Orbit社と契約

SpaceNews(1/16) 今回の契約はデンマークのAerial & Maritime社からターンキー契約で衛星製造と打ち上げ提供を受注しているGomSpace社が、同社用の衛星のために契約したもの。A&M社は、航空機と船舶のトラッキングを80機の小型衛星で実現する計画で、GomSpac…

欧州のSpace Rider(低軌道用再使用機)に関する解説

AviationWeek(1/17) コメント 新しい情報はないようですが解説記事として纏まっています。

英Effective Space社,衛星寿命延長ミッションSpace Droneを衛星オペレータから受注

SpaceNews(1/17) 具体的な顧客名は非開示だが「major regional satellite operator」とされた。2020年までにSpace Droneを2機打ち上げ、既存の衛星とドッキングして、軌道制御と姿勢制御の機能を担当する。 Effective Space社は2013年にIAIの宇宙部門だったA…

JAXA,イプシロンロケット3号機でNEC社のASNARO-2小型レーダー衛星を打ち上げ。イプシロンの飛行実証を完了

JAXAプレスリリース(1/18) 日経新聞(1/18) 強化型イプシロンロケット(SSO 590kg)のPBSと低衝撃衛星分離機構の飛行実証を完了。機体の説明はこちら。3号機の機体製造と打ち上げ費用は45億円。 なお、イプシロンロケットは4号機からIA社が製造プライムとして製…

ULA社,Atals VロケットによるSBIR衛星打ち上げを地上設備のバルブ不具合で延期

Spaceflightnow(1/19) LOX充填系の地上バルブの不具合

フィンランド,宇宙法を制定

SpaceNews(1/19) フィンランドにおける宇宙産業全体の包括的な法的フレームワークを示したもので、同国初のSAR衛星打上げと同日に大統領がサインした。 フィンランドの2013年〜2020年の宇宙戦略は、雇用経済省の文書として制定されており、北極地域の観測、…

SpaceX社,Falcon 9ロケットでZumaを打ち上げ

Spaceflightnow(1/8) 衛星はNorthrop Grumman社が製造した米政府向けペイロード。低軌道に投入され、Falcon 9の1段は射点で回収、2段はコントロールドリエントリを実施。ペイロードの詳細は不明。 なお、Zumaが2段からの分離に失敗したとの噂が流れているが…

仏独,サブスケール試験機CALLISTOによる再使用フライバックブースタの研究を実施中

SpaceNews(1/8) Callistoの初回試験は2020年の計画で、再使用に向けたキー技術の理解度をあげることが目的。 フランスCNESが誘導システムとフライトソフトウェアを開発して射点を提供、ドイツDLRは飛行解析と空力特性といくつかのサブシステムで貢献、液体水…

NOAA,小型衛星コンステレーションからのデータ調達に期待を示す一方継続性確保への懸念も

SpaceNews(1/8)

中国,長征2DロケットでSuperView地球観測衛星2機を打ち上げ

Spaceflightnow(1/9) SuperView衛星は、北京のSpace View Technology社の商用地球観測衛星(1機あたり560kg)で、解像度はモノクロ50cm、カラー2m程度。

Arianespace社,Ariane 5 ECAロケットの最終バッチ10機をArianeGroup社に発注

Arianespace社プレスリリース(1/9)

新EELV開発に向けた各社の提案状況

AviationWeek(1/9) Orbital ATK社NGL:固体1/2段+極低温上段ステージ。ブースタ燃焼試験は2019年、初号機2021年。1段はCastor 600,2段はCastor 300で、固体補助ブースタとしてGEM-63XLを最大6本追加可能。C600/300はシャトルSRBからの派生開発。上段エンジン…

NASA,小型衛星コンステレーション企業から科学観測データを調達する計画

SpaceNews(1/9) 昨年12月にRFIが発出されており、3月には契約される見通し。RFIへの回答は11社からあったとのこと。