2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ロシア宇宙産業の状況

Spacewatch.global (3/22〜26) Spacewatch.global誌による連載記事 Part III (3/26) Part II (3/23) Part I (3/22)

米政府,新しい宇宙戦略を発表。米国第一を強調

SpaceNews(3/24) 米政府発表(3/23) 文書そのものは現状未公開。The new strategy ensures that international agreements put the interests of American people, workers, and businesses first,

小型ロケット開発スタートアップのRelativity社,シリーズB資金調達で$35Mを獲得

SpaceNews(3/27) 3Dプリント技術を全面的に採用した小型ロケットを開発中。同社のAeon 1エンジンは現在NASA Stennisで試験中。Terran 1ロケット機体も開発中。

45th Space Wing, 24時間以内に2機のロケット打ち上げをサポートすべく活動中

SpaceNews(3/27) 組織目標としては "Drive for 48" と銘打った「年間48機の打ち上げサポート」(保全期間2週間2回を含む)を掲げているが、ゴールは "2-in-24" として、24時間以内に2機の打ち上げを目指している。このためには、現在はSpaceXしか採用していな…

NASA, James Webb宇宙望遠鏡の打ち上げを2020年5月頃に延期。議会が設定した費用上限を超過する可能性

Spaceflightnow(3/27) 当初目標は2015年だったが、2011年の予算不足で2018年9月に延期、昨年、2019年3〜6月に延期され、今回さらに1年延期された。衛星の各モジュールは完成しているものの、インテグレーション試験で問題が発生している。 これまでの開発費…

DigitalGlobe社,SpaceX社に2回のWorldView Legion衛星打上げを発注

Spaceflightnow(3/28) 2021年打上げ。WorldView Legionの衛星機数は公開されていないものの、発表情報からは、6機のコンステレーションとして構成される模様。衛星製造はSSL社で、WorldView 1, WorldView 2, GeoEye 1衛星を代替する。 なお、DigitalGlobe社…

中国,長征3BロケットでBeidou衛星2機を打ち上げ

Spaceflightnow(3/29)

インド,GLSV Mk2ロケットでGSAT 6Aを打ち上げ。新型2段ステージを適用

Spaceflightnow(3/29) 2段エンジン(Vikas)は推力を6%増強し、TVCアクチュエータもEMAに変更。また、2段をLOX枯渇で停止する運用を初めて実施。

SpaceX社,Falcon 9ロケットでIridium NEXT 10機を打ち上げ

Spaceflightnow(3/30) Spaceflightnow(3/29) SpaceNews(3/30) イリジウムは今年中に全Iridium NEXT衛星を打ち上げて、旧衛星から運用を引き継ぐ計画。今年残り3回の打ち上げで15機を打ち上げる(1回は相乗りミッションのため5機で、残りは10機)再使用1段を…

World View社,高層気球利用システム開発のシリーズC資金調達で$26.5Mを確保

SpaceNews(3/29) 同社は当初高層気球による有人飛行を構想していたが、現在では、同社がstratolliteと呼ぶ、無人高層気球による衛星同等サービスの提供を目標としている。

Blue Origin社, New Glennロケットの2段エンジンを上段用BE-4からBE-3Uに変更。上段用BE-4の開発は凍結

SpaceNews(3/29) 同社はもともとNew Glennの2段には真空中仕様のBE-4を開発して適用する計画だったが、2020年4Qの打ち上げ計画を守るために計画を変更し、当初3段ステージのみに使用予定だったBE-3Uを2基クラスタ化して2段ステージにも使用することとしたと…

FCC,SpaceX社の4425機のStarlinkコンステレーション計画を承認するも全機打上げ期限の緩和は拒否

SpaceNews(3/29) SpaceXは少なくとも半分を6年後までに、全部を9年後までに打ち上げる必要がある。同社は約1/3にあたる1600機を6年後までに打ち上げる計画の承認を求めていたが、FCCは承認を拒否した。また、軌道上デブリ防止措置に関する計画更新も条件とな…

NASA,月周回プラットフォームの推進モジュールを複数開発する可能性を検討中

SpaceNews(3/30) 月周回プラットフォーム Lunar Orbital Platform-Gateway (LOP-G)(旧名称:Deep Space Gateway)ではPPE(Power and Propulsion Element)と呼ばれる推進モジュールを開発する計画だが、3/27に、複数のモジュールを開発する可能性を表明。PPEの…

中国CASC, LEOコンステレーション構想2つを発表

SpaceWatch.Global プロジェクトHongyanは、300機の衛星による携帯電話網。タイの小型衛星製造設備を有するKasetsart大学の支援を得て実行する計画で、2019年に初号機打ち上げ予定。 プロジェクトXingyunは156機のLEO衛星によるIOT通信用衛星網。CASICが開発…

インドISRO,GTO16ton級大型ロケットを検討中

SpaceDaily(3/18) インド宇宙省大臣の発言。GSLV Mk IIIはGTO 4tonなのでその4倍。

中国,長征2DロケットでLKW-4偵察衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(3/18)

小型ロケット開発企業,中国の小型ロケットによる価格破壊を懸念

SpaceNews(3/19) Satellite 2018のパネルディスカッションにて。Cubesatの打ち上げ価格はかつて$350k〜$450kだったが、今では$250k程度に低下。米国衛星を中国のロケットで打ち上げることは輸出規制により実施できないが、米国の小型ロケットの顧客の中には…

アラスカ射点からスタートアップ企業がロケットを打ち上げる計画

SpaceNews(3/20) 商業打ち上げということのほか、企業やロケットについての情報は非公開。来週にも打ち上げられる計画。

Vulcanロケットに関するULA社CEOの説明

Spaceflightnow(3/20) 最近のインタビューより コメント 目新しい情報はありませんが、2段ステージの計画や1段全体ではなくエンジン部だけ回収しようとしている理由などが網羅的に記載されています。

OneWeb社,FCCに1200機の衛星追加を申請

SpaceNews(3/20) FCCは6月に720機の衛星によるコンステレーション計画を承認しているが、更に1260機を追加申請。これにより合計1980機となる。これに伴い、OneWebの軌道面の数は18から36に増加し、軌道面内衛星数も40から55に増加する。 これは、FCCが規則を…

日本政府,宇宙開発スタートアップのための1000億円の支援枠設立を発表

SpaceNews(3/21) 日経新聞(3/20) 期限は5年間で日本政策投資銀行(DBJ)や産業革新機構などから投融資の形で提供。併せてJAXAとスタートアップの人材交流も実施。

BlueOrigin社の2018年の計画

AviationWeek(3/20) New Shepardのサブオービタル飛行は5回以上を計画。 New GlennとVulcan用に開発中のBE-4の認定も完了予定(なお、BE-3は20%まで、BE-4は40%までスロットリング可能)。 更にNew Armstrongという大型再使用ロケット、月着陸船、軌道間輸送…

RocketLab社とLockheed Martinの協力状況

AviationWeek(3/21) Lockheed Martin社はRocket Lab社への出資者のひとりだが、現時点では、技術的な面より、各国の顧客の状況を提供するという、営業的な面での貢献が大きい。

ESA,デブリ除去技術と軌道上サービス機技術の統合に向けて検討中

SpaceNews(3/21) 当初LEO衛星のデオービットに使用することを想定している開発を進めてきた e.Deorbit プログラムの方向性を修正し、軌道上サービスもできるようなフレキシブルな機体の検討を開始。

Exos Aerospace社,4月にSARGEロケットの最初のサブオービタル飛行を実施予定

SpaceNews(3/23) クレーンで釣って実施するHover test が完了したことに伴い同社が発表したもの。射場は Spaceport America を利用。計画では4/7に高度80kmの試験飛行を行う。 Exos Aerospace社は、旧Armadillo社の主要な資産と人員を継承しており、観測や実…

Scepter社,大気観測用コンステレーション計画を発表

SpaceNews(3/23) 大気内ガス種の鉛直方向分布を衛星からの観測データと他のデータを組み合わせることで評価。特許を取得完了したことから資金調達を本格的に開始。アンカー契約としてサンフランシスコ市の Bay Area Air Quality Management District に継続…

米国2018年予算でSLSの2つ目のMLPが復活

Spaceflightnow(3/23) SpaceNews(3/23) 2018年NASA予算$20.7Bで政府要求に対して$1.6B上乗せ。このうち、SLS関連費用は$2.15B、Orion関連費用は$1.35B。政府要求で削減された地球観測ミッションや教育プログラムにも予算を復活。予算の詳細な内訳は SpaceNews…

中国,長征9号ロケット用エンジン開発を進行中

AviationWeek(3/12) 先週の記事(AviationWeek(3/7))の継続記事。

中国の2018年のロケット関連計画

AviationWeek(3/12) CALT長官とのインタビュー。固体小型ロケットの長征11を5機計画(うち1機は海上打上げ)。長征5B(LEO打上げ用機体)は長征5号2号機失敗後の計画遅れを受けて2019年に延期。長征7は信頼性向上設計変更が実施される。低コストを目指している…

Arianespace社CEOインタビュー

AviationWeek(3/12) 軌道投入失敗について、GEO市場の低迷について、A6の開発状況について、欧州政府支援について、再使用化について。