2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ESA, ExoMars火星探査機/着陸機の打ち上げを2ヶ月延期。モニタ用圧力センサ不良

Spaceflightnow(9/20) 2016.1から2016.3に延期。漏洩リスクがあるとのことで、制御には不要のため、当該センサを取り外す。

カナダ, ESAのEnvisatをリエントリさせるロボットアーム式衛星を提案中

SpaceNews(9/21) EnvisatはESAが2002年に打ち上げた大型地球観測衛星で、全長26m、質量は約8ton。2012年に通信が途絶しているが、リエントリするのは150年後程度と見られることから、ESAでは、デブリ源となるのを防ぐためにリエントリさせる方法を検討中。ES…

Orbital ATK社, Azerspace-2 衛星を逸注したのはEx-Im Bank閉鎖の影響と語る

SpaceNews(9/22) 受注したのはカナダの輸出入銀行からの融資をパッケージにしたSS/L社

Boeing社, CST-100の着陸地点に米国内の砂漠地帯を選定

Spaceflightnow(9/22) ニューメキシコ州かユタ州の砂漠に着陸する計画

NASA, 火星有人探査に向けた工程表を作成中

NASA Spaceflight(9/22) 2033年に有人フォボス探査、2039年に有人火星探査、2043年に2回目の有人火星探査

日本政府, ISS参加を2024年まで延長する方向で調整中

産経ニュース(9/23)

ロシア, Rockotロケットで3機の軍事衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(9/24) SatelliteEastAsia(9/25) 衛星はStrela-3Mデータ中継衛星

Aerojet Rocketdyne社, ULA社買収提案額の引き上げを検討中

Reuters(9/24)

SpaceX社, Falcon 9 Upgradeの第1段ステージ燃焼試験を実施

Spaceflightnow(9/25) 初号機の打上げは11月半ばの予定。下記は、NASA会議で公開されたUpgrade内容の説明図。全長は1.5m伸びて68.7mとなる。 コメント 1/2段分離用に機体軸上にあるプッシャーを使うようです。また、過冷却LOXを使うことも明示されています。

Aerojet Rocketdyne社, Antares事故に関連してOrbital ATK社に$50Mを支払うことで合意

SpaceNews(9/25) 同時に、Antaresロケット用としては不要となった在庫のAJ-26の所有権も確保する。なお、Antares事故の原因については、Orbital ATK社はターボポンプベアリングの摩耗としているが、Aerojet Rocketdyne社は外部からの異物混入がベアリング摩…

ILS社, Protonロケットの価格を$65M程度にまで下げて売込み中

SpaceNews(9/25)

中国, 新型小型液体ロケット長征6号ロケットの初号機で、小型衛星20機を打ち上げ

Spaceflightnow(9/20) NASA Spaceflight(9/19) Spaceflight101(9/19) Sorae.jp(9/19) Taiyuan space centerから打上げ。長征6号は、Shanghai Academy of Spaceflight Technology (SAST)の設計で、打上げ能力は高度700kmのSSOに1080kg。なお、長征6号のメイン…

中国, 新型小型固体ロケット長征11号ロケットの初号機打上げに成功

新華社通信(9/25) NASA Spaceflight(9/24) SpacePolicyOnline(9/25) Spaceflight101(9/25) Jiuquan Satellite Launch Centerから打上げ。設計は China Academy of Launch Vehicle Technology (CALT)。長征11号は短期間での打上げを主眼とした固体ロケットで…

ULA社, AtlasV/Vulcanロケットの固体モータサプライヤをOrbital ATKに決定。Atlas Vはサプライヤを従来のAerojet社から変更

Spaceflightnow(9/22) SpaceNews(9/23) Vulcanロケット用のGEM63XLとAtlas Vロケット用のGEM63を製造する計画。GEM63は、現在Atlas Vで使われているAerojet社のAJ-60Aモータを置き換えるもので、2018年末までには置き換えを完了予定。Aerojet社製に対して価…

SpaceX社, Texus試験場で新型Falcon 9の1段ステージとエンジンを組み合わせた燃焼試験を準備中

NASA Spaceflight(9/9)

ロシア, Proton/Block DMロケットでRSCC社のExpress AM8衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(9/14) 衛星は2.1tonと軽いため、ほぼ静止軌道までロケット側で投入した。

中国, 長征3Bロケットと長征2Dロケットを打上げ

Spaceflighnow(9/14) NASA Spaceflight(9/12) NASA Spaceflight(9/14) 長征3Bロケットの打ち上げた衛星は非公開だが、早期監視衛星ではないかと見られている。長征2DロケットはGaofen 9地球観測衛星を打ち上げ。

Vulcanロケット構想に対する論評

SpaceReview(9/14)

SES社, GEO衛星とMEO衛星(O3b)の組合せの優位性を示すホワイトペーパーを発表

SpaceRef(9/14) SES社のWhitePaperへのリンク

Virgin Galactic社, LauncherOneの打上げ能力を倍増させ、大型母機を追加することを発表

NASA Spaceflight(9/14) 顧客要望により打上げ能力を向上。SSOに200kg。母機もWK2に加えて大型の母機を購入する交渉中。

Lockheed Martin社, 2016年に商業Atlas Vミッションを1機追加することを検討中

SpaceNews(9/15) 2016年には政府ミッションの他に既に商業ミッション1機が計画されているが、顧客要望を受けて、もう1機追加できないか検討中。

機関投資家はFSSから資金を引き揚げる動き

SpaceNews(9/15) 最近のFSSの業績は降下傾向で、1月からの株価上昇率は、Eutelsatが+1.3%の他は、SESは -12%、Loral Space (Telesatの大株主)は -30%、Intelsatは -40%となっている。Euroconsult社によれば、先進国向けDTH用周波数価格は、従来$6000-10000/…

SpaceX社, Arianespace社, ILS社, 打上げ契約の締結を発表

Spaceflightnow(9/15) ILSプレスリリース SpaceXプレスリリース Arianespaceプレスリリース スペインのHispasat社からSpaceX社(Falcon 9)とILS社に、サウジアラビアのArabsat社からSpaceX社(Falcon Heavy)に、日本のB-SAT社からArianespace社に契約

BlueOrigin社, Cape Canaveral の第36射点から自社ロケットを打ち上げる計画を発表

Spaceflightnow(9/15) 当該射点はCCAFS内の射点だがSpace Floridaが民間利用のために管理している。Blue Origin社は、射点近郊に製造工場も建設する計画。なお、Complex 36には36Aと36Bの2つの射点があるが、36AはMoon Express社がGoogle Lunar X Prizeのた…

CST-100用Atlas Vロケットへの有人搭乗タワーの建設開始

Spaceflightnow(9/15)

SES社, Falcon 9 Upgrade版でのSES-9衛星打ち上げは年末までに実施される見通しと発表

SpaceNews(9/15) Falcon 9 Upgrade版の現行版との比較図が出ています。2段は全長を伸ばす計画です。また、M1Dの推力UPと共に、M1D Vacはノズルも延ばすようで、それに伴って段間部の長さも伸びるようです。

NASA, Orionによる初回有人飛行を2年遅らせる方向で検討中

Spaceflightnow(9/16) 開発状況レビューの結果として、2021年8月をターゲットに進めるものの、期限は2023年4月とする方向。

Aerojet Rocketdyne社, AR-1開発は政府の予算によっては遅れる見通しと発表

SpaceNews(9/16) 現在2019年完了に向けて進んでいるが、政府予算が不十分な場合には遅れると言及

NASA監察官, CygnusとAntaresの飛行再開計画は急ぎすぎでリスクが残ると指摘

SpaceNews(9/17) Orbital ATK社は、2機のCygnusをAtlas Vで打ち上げた後で、RD-181を採用したAntaresでCygnusを打ち上げる計画だが、NASA監察官は、Atlas Vとの組み合わせ、および、Antaresの飛行再開のどちらも時間が短く検証が十分でないリスクがあると指…

Lockheed Martin社, 軌道上で送信周波数を変更できるプロセッサを搭載した衛星を2018年に打上げ

SpaceNews(9/17) Hellas-Sat-4/SaudiGeoSat-1 衛星に適用される。同衛星はA2100バスを用いているが、LM社では、政府需要の低迷による民間シフトを進めており、この一環で、A2100の製造コストは35%減、リードタイムは25%減を実現できる見通しとのこと。なお、…