中国, 新型小型液体ロケット長征6号ロケットの初号機で、小型衛星20機を打ち上げ

Spaceflightnow(9/20) NASA Spaceflight(9/19) Spaceflight101(9/19) Sorae.jp(9/19)
Taiyuan space centerから打上げ。長征6号は、Shanghai Academy of Spaceflight Technology (SAST)の設計で、打上げ能力は高度700kmのSSOに1080kg。なお、長征6号のメインエンジンには、長征5号にも使われるとみられるYF-100という推力120tonfの酸素リッチ2段燃焼サイクルエンジン(燃焼圧力180気圧)が使用されている。2段燃焼サイクルエンジンを酸素リッチで実用化したのはロシアに続いて2国目。また、1段ステージのロール制御には過酸化水素/ケロシンの推力1kNのバーニアエンジンが使われている。なお、今回の打上げでは、衛星を軌道に投入後、3段ステージは近地点を下げるマヌーバを実施した模様。