2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ロシアの静止通信衛星,機能を突然喪失

SpaceNews(3/30) 熱制御用のヒートパイプの作動不良による。制御不能になる前に使用済み衛星用軌道に遷移された。外的要因(宇宙塵の衝突など)の可能性も。

JAXA/クイーンズランド大学,スクラムジェット燃焼器燃焼試験を実施

JAXAプレスリリース(3/30) 成果は確認中。ロケットが予定高度まで到達しなかったとの情報(毎日新聞(3/30)もある。

NASA,CEVフェーズ1契約を8月まで延長

SpaceDaily(3/28) Boeing/Grumman, Lockheed Martinのそれぞれへの契約額は最大で6000万ドルで最大12月までの延長オプションがあるが、NASAは8月までにフェーズ2の契約先を決定する予定。なお、本契約には打ち上げロケットの開発は含まれない。

三菱重工、H-2Aのコスト3割削減に向けて検討中

SpaceRefJapan(3/25) SRB-AコストをM-V後継機と共通化する案が有力とのこと。

Falcon1失敗の原因は燃料漏れ

Spaceflightnow(3/25) 打ち上げ初期は正常に飛行していたが、打ち上げ後数秒で発生した燃料漏れによる火災がヘリウムニューマチック配管を損傷し、圧力が規定値を下回ったところでプリバルブが閉となりエンジンへの推進薬供給が遮断された。 ニューマチック…

Falcon1打ち上げ失敗

Spaceflightnow(3/24) 打ち上げ後40秒で海に落下。原因は現時点不明。 特異事象として以下が確認されている。 昨年来のLOX蒸発問題に対応するため、地上のみでLOXタンクをブランケットで覆い、打上時に機体上昇と共にジッパーを引き下ろして外す仕組みを追加…

Falcon1打ち上げは1日延期

Spaceflighnow(3/22) 特に問題が発生した訳ではないが、燃焼試験データレビューと機能確認にもう1日かけることにしたとのこと。

Pegasusロケット,NASA実験衛星の打ち上げに成功

Spaceflightnow(3/22)

SpaceX, Falcon1の射場燃焼試験に成功、打上げは3/24 6:00JST

SpaceX社プレスリリース(3/21) 燃焼秒時は約3秒で正常に停止。

情報収集衛星の軌道情報、ネット上に公開

Yomiuri Online(3/21) コメント 記者に偵察衛星というものに対する基本的な知識が欠けているとしか思えない記事ですね。一時期このような記事が頻発して、その後教育がなされたと思っていたのですが、今でも日本の記者のレベルはこの程度のようです。

NASA,HLV用のエンジンとしてRS-68の使用を検討中

SpaceNews(3/20) 月探査の貨物輸送用ロケットの主エンジンとしてはこれまでSSMEが候補となっていたが、主にコストメリットからRS-68の採用も視野に入れて検討中。海面上推力はSSMEの420klbsに対してRS-68は650klbsと1.5倍確保可能だが、真空中ISPは、SSMEの4…

JAXA,スクラムジェット燃焼器の飛行実験を豪州大学に委託

JAXAプレスリリース(3/21) 飛行試験は3/28(予備日〜3/31)の予定

Sea Launchの社長、SpaceX社へ

SpaceNews(3/16)

JAXA,M-Vロケットを次号機で廃止の計画

Mainichi Interactive(3/17) 打上コストが高いことが原因。コスト半減を目指し、H-2A SRB-AとM-V第2段を使った固体2段式新型ロケット開発も検討されているが、射場設備費用が課題。 M-Vは夏のSOLAR-Bの打上が最終号機となる。

NASA,ディスカバリ用タンクのECOセンサ交換により打上を7/1以降に延期

Spaceflightnow(3/14) ディスカバリ用LH2タンクのECOセンサのうちの1つで抵抗値異常が発見された問題に対し、NASAはセンサ交換の実施を決定し、打上を約2ヶ月遅らせることを発表。交換に3週間要するために5月のウィンドウに間に合わないため。 ECOセンサ(枯…

Ariane 5 ECA,打上成功

Spaceflightnow(3/11) SPAINSATとHot Bird 7Aのデュアルロンチ

Mars Reconnaissance Orbiter,火星軌道投入に成功

Spaceflightnow(3/10) 地球出発から7ヶ月。火星表面の地図作製(キッチンテーブル程度のサイズのものを識別可能)及び地下の氷探査の他、将来の火星着陸機からの通信の中継衛星の役割も果たす。

ディスカバリ用外部タンクのECOセンサーのうち1つに抵抗値異常

Spaceflightnow(3/7) KSCでの電気系点検中に、4つあるECOセンサ(推進薬枯渇検知センサ)のうち1個で抵抗値が2Ωずれていた。ディスカバリは、昨年の飛行時もWDRでECOセンサ出力異常が発生し、4つのうち3つが正常であれば良いとの基準の見直しを行って打上げに…

SpaceX社のDragon有人カプセル構想

SpaceRef(3/6)

はやぶさ,地球との通信回復

JAXAプレスリリース(3/7) 今後、軌道確定、プログラムアップデート後、機体内に滞留している推進薬の蒸発処置(ベーキング)を実施する計画。ただし、姿勢喪失後に電源が完全OFFになったたため、全ての機器が正常に機能するかは現時点不明。

ISS建設計画合意、JEMは2008年完成へ

YomiuriOnline(3/3) 今年5月のシャトルの飛行再開が条件。

SpaceX社,Falcon 1初号機打上を3/20-25に設定。但し、2段タンクを外部漏れにより交換

SpaceRef(2/28) 2段タンクは、漏れが確認されたため、工場から新品を輸送して射場で交換するとのこと。また、打上3〜4日前に再度、射場での短秒時燃焼試験を実施するとのこと。

ILS,Proton Mロケット打上に失敗

Spaceflightnow(2/28) 第4段モーターのBreeze-Mのシーケンスのどこかで不適合が発生して衛星Arabsat 4Aは早期に分離され、目標軌道に到達しなかった。詳細は調査中。 コメント Breeze MはN2O4/UDMHの2tonf級エンジンで、軌道投入までに4回燃焼する。Breeze…