2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

HTV2(こうのとり2号機)、ISSとドッキング完了

JAXAプレスリリース(1/28)

EADS Astrium社、サブオービタル有人機の小型試験機をシンガポールで製造

AviationWeek(1/27) 同社のサブオービタル有人機構想の開発への第一歩として小型デモンストレータを製造する計画。飛行試験もシンガポールを想定。同社によれば、サブオービタル有人機そのものはまだ顧客がついておらず正式なローンチは決まっていないが、デ…

Arianespace社の株主機関、損失補填を合意

SpaceNews(1/26) 2年間の損失135Mユーロのうち、55Mユーロ分は内部留保を取り崩して対応し、残りの80Mユーロを補填する。Arianespace社の最大株主は34%を保有するCNES。

ロシア、火星有人探査ミッション用の重量級ロケット開発を計画中の模様

SpaceDaily(1/27) AngaraロケットをベースにしてKhrunichev research centerが開発予定。Angaraの試験は2013年から開始される予定で、最初の火星への試験飛行は2037年を構想。

NASA、宇宙技術ロードマップのドラフト版を公開

NASA HQ SpaceRef(1/22)

NASA、ソーラーセール実験衛星Nano-Dのセール展開に成功

OnOrbit(1/22)

欧州、コスト超過でもGalileo計画の進捗を承認

AviationWeek(1/20) European Commission (EC) は総コストが50%以上増加すると見込まれるGalileoシステムの進捗状況を承認。

ULA社、西海岸からのDelta IV Heavyで軍事衛星を打ち上げ

NASA Spaceflight(1/20) 衛星は偵察衛星KH-11シリーズの置き換え機と見られている。

NASA、ソーラーセール実験衛星 NanoSat-Dの分離を確認

OnOrbit(1/19) 12月に本体衛星からの分離信号を出したものの分離が確認されていなかったNanoSat-Dが自発的に分離したことが確認された。なぜ分離したのかは不明。分離後3日で自動的にセールが展開される計画。

ロシア、Zenit/Fregatで気象衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(1/20) ZenitとFregatを組み合わせた初号機。ブースタはZenit 3F。

JAXA、ロケット発射管制棟の立ち入り禁止範囲外への移設を検討中

Yomiuri Online(1/22) 打ち上げ後の管制を行う指令管制棟付近への移転が有力視されているとのこと。

JAXA、H-IIB 2号機でHTV 2号機を打上げ。2段機体の制御落下実験にも成功

JAXAプレスリリース(1/22) JAXAプレスリリース(1/22)

ULA社、Delta 4 Heavyの西海岸からの初号機を今週打上げ

Spaceflightnow(1/19) VAFB SLC-6(旧シャトル用射点=作ったが使われなかった射点)から打上げ。設備改修費は$100M以上。

SpaceX社、CCDev2でDragonカプセル有人仕様化の第1ステップの開発を提案

Spaceflightnow(1/18) Dragonカプセルに追加する緊急脱出システムの設計を提案。Apolloのようなアボート用タワーではなく、カプセル下部に脱出用スラスタを設けることで、通常の帰還時にもロケット推力による着陸を可能にする(パラシュートでバックアップ)構…

USAF、2012年のEELVプログラム費用に50%増加の$1.78Bを要求予定

SpaceNews(1/14) 年間5機の打上げ+維持費。なお、EELV維持費はNROも拠出している。主要な上昇要因は材料費の高騰。なお、NASAは昨年10月に2013年の火星探査用のAtlas Vを$187MでULAと契約している。

平成23年度宇宙関係予算政府原案

政府発表(1/14)

Taurus IIロケット1段機体、ウクライナからNASA Wallopsに到着

NASA(12/6)

NASA、ISSにBigelow社のインフレータブルモジュールを倉庫として追加することを検討中

NASA Spaceflight(1/14)

NASAの重量級ロケットコスト見積もり

SpaceRef(1/14) 開発+18機の打上げ費用。下記の( )内は開発費。Sidemount 70-100mt: $28.6B ($7.6B) Inline 3 SSME, 4segSRB 70-100mt: $35.7B ($10.4B) HEFT Inline 5 SSME, 5segSRB 100mt: $42.0B ($14.9B) HEFT Inline 5 SSME, 5segSRB, US 130mt: $45.5…

NASAの今後の有人活動全体のフレームワーク検討状況

OnOrbit(1/12) HEFT Phase2の検討状況。Capability-Driven Frameworkと呼んでいる、技術獲得状況に応じた多様なターゲットを想定した開発を推奨。

NASAのExploration計画全体のステータス

SpaceRef(1/12) NASA Advisory Councilに対して実施されたプレゼンテーションの模様。

NASA、Discovery外部タンクストリンガークラックの原因調査完了、補強してフライトへ

Spaceflightnow(1/11) (1/10) 原因は、当該ストリンガを含むストリンガ(全108本中78本)に使われていたAL-Liのバッチの熱処理不良で破壊靱性が規程の65%になっていたことと特定。再現試験でクラックの再現を確認。当該部位全てをダブラで補強する補修を行う…

ULA社、EELV打上げコスト削減のために人員削減を実施中

SpaceNews(12/31) 2006年に4000人いた人員は現在3700人で、ここ数年で3000人にまで削減する計画。これにより5年間の打上げ費を$800Million削減可能な見込み。ULA社設立時の政府への説明では、BoeingとLockheedは、ULA設立により2社が独立しているより年間$15…

NASA、新重量級ロケットはシャトル派生型で議会に提案予定。但し予算と期間は超過見込

SpaceNews(1/11) Doug Cooke, NASA associate administrator for exploration systems, said the agency recently concluded the best approach for meeting the heavy-lift requirements spelled out in the law will be to build a rocket that incorporat…

JAXA、イプシロンロケットの射点を内之浦に決定

JAXAプレスリリース(1/12)

中国、新型ロケット用の二段燃焼上段用エンジンを開発中

Aviation Week(1/7) 推力18tonf級のLOX/ケロシンを使う二段燃焼サイクルエンジンを開発中。プリバーナが燃料リッチか酸化剤リッチかは公表されていない。最初に適用されるのは、次期ロケットシリーズ(長征5,6,7)のうちでもっとも小型の長征6(打上能…

Arianespace社、欧州政府からの支援が得られない場合2010年は赤字転落

SpaceNews(1/4) 2010年は年間6機の打ち上げで、7機だった2009年に比べて9億ユーロの収入減となり、現在欧州政府に依頼している年間1.2億ユーロの運営支援金が得られない場合は赤字転落と見込み。欧州各国は、12月に何らかの財政支援をすることは合意している…

インド、GPS補完衛星システムGAGAN用衛星打上げを決定

SpaceDaily(1/6) 初期は7機、最終的には11機の衛星により、インド周辺でのGPS精度向上を図るもので、民間航空機の着陸誘導への適用が想定されている。GAGANはGPS-Aided Geo Augmented Navigationの略称。 コメント インド版QZSSですね

政府、準天頂衛星を2014年度以降に6〜7機追加打上げの計画か

YomiuriOnline(1/5) アジア太平洋全域を対象に、現在のGPSより10倍高い精度で測位できる体制を整える。打ち上げなどにかかる計2000億円規模の費用には民間資金を活用する方針だ。 政府の宇宙開発戦略本部(本部長・菅首相)が、原案を固めており、…

NASA、過酸化水素を使った惑星探査ランダー用推進系の燃焼試験を完了

OnOrbit(1/5) Robotic Lunar Lander Development Projectというプロジェクトで、NASA Marshall Space Flight Centerで実施されている。次は模擬ランダーに組み込んだ飛行試験を実施予定。