2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

NASA/ESAの研究者、エウロパ/ガニメデオービターを提案予定

Space.com(11/27) 打上げは2020年ごろ、到着は2030年ごろを予定。ESAがガニメデオービターを、NASAがエウロパオービターを担当する。競合ミッションは土星/タイタン探査ミッション(TSSM)などが挙がっている。

欧州閣僚会議、ESA予算3年間100億ユーロを承認

SpaceNews(11/26) ほぼ事前情報どおりですが、特記事項のみ書いておきます。 回収型ATVの初期検討に2000万ユーロの予算がついた。 Vinci開発にはESA要請を上回る3.57億ユーロを割り当てたとのこと。また、2011年までに上段アップグレード(GTO打上能力をデュ…

ロシア、改良型Progress輸送船を水曜日に打上げ

RussianSpaceWeb(11/25) Progress M-01Mと呼ばれる輸送船は、外見は従来のProgressと変わらないものの、デジタルフライトコントロールシステム(TsVN-101)や新型テレメトリシステム(MBITS)の採用により、従来より高速で効率的なフライトコントロールシステム…

NASA、Ares VのRFPのドラフト版を公開

SpaceRef(11/25)

NASA、木星探査ミッションJunoを2011年に打上げ予定

SpaceRef(11/25) 初めて木星の極軌道に投入する。2011年8月にAtlas 5で打ち上げられ、木星到着は2016年の計画。高度約5000kmの極軌道に投入され、ミッション期間は1年間。 Junoは小惑星以遠の惑星探査機で初めて太陽電池パドルにより電力を発生させる(編注:…

韓国、軍事用気象・通信衛星を来年打上げ

SpaceDaily(11/24) 韓国はKARIとAsteriumが共同開発した静止衛星を来年6月にクールーから打ち上げると発表。

SpaceX社、Falcon9ロケット1段のフルデュレーション燃焼試験に成功

SpaceXプレスリリース(11/24) 燃焼秒時は178秒で、160秒で加速度抑制のために9基のエンジンのうち2基を停止するシーケンス。ビデオはこちらにあります。

STS-126クルー、HTV到着に備えてISSアームを整備

AviationWeek(11/20)

NASA/ATK、Ares1用LASモータのフルスケール燃焼試験に成功

SpaceRef(11/20)

NASA、MROが火星の低緯度地方に地下氷河を発見したと発表

SpaceRef(11/20) これまでで最も低緯度地方で発見された水であり、表面に岩石の破片があることによって蒸発を免れていると推定されている。

Energia社、ロシア政府からの低金利融資を確保

SpaceDaily(11/18) 資金難でSoyuz宇宙船やProgress輸送船の製造中断の可能性が伝えられていたロシアのEnergia社は、ロシア政府から1.08億ドル相当の低金利融資を確保したことで、製造を継続できるようになったとのこと。

南種子町長、H-2A打上げ日数制限の撤廃も視野に入れた提言−宇宙開発推進協力会

南日本新聞(11/19) H2Aの国際競争力向上に関してのやり取り:南種子町の名越修町長が「日本のロケット技術を世界に示すためにも条件の整備が必要。190日の制限を全廃するような運動を地元から展開するべきでは」と発言。併せて、種子島空港の整備を求…

NASA/JPL、深宇宙用ネットワークの実験に成功

SpaceRef(11/18) Disruption-Tolerant Networking (DTN) と呼ばれるプロトコルは、インターネット用のTCP/IPをベースとして、通信エラーが発生しやすい深宇宙用にノード間のパケット送受信方法を変更したもので、Epoxi衛星及びJPL内に模擬ノードを設置して正…

ロシア、Soyuz-Uによる軍事衛星の打上げに成功

SpaceDaily(11/17)

欧州とロシア、共同で将来有人輸送機を開発する計画を中止し、独自路線を選択

Russian Space Web(11/16) ACTS構想として知られていた欧州とロシアが共同で有人宇宙船を開発する計画は、技術情報のやり取りの規制や、Ariane 5とAngaraの両方で打上げられるようにするための技術的な困難さ、ロシアがACTSの推進系にATVの推進モジュールを…

インド、月面へのプローブ落下に成功

Spaceflightnow(11/15) プローブは南極近傍のShackletonクレータに落下し、落下中に測定したデータをChandrayaan-1経由で送信した。また、ISROでは、この実験でChandrayaan-2の設計に向けたデータが得られた、としている。

ULA社、レイオフを発表

SpaceNews(11/13) 2月に350人を、2009年第4四半期に更にレイオフを実施する予定。

ISRO、2012年までに2機目の月探査衛星を打上げると発表

SpaceDaily(11/13) Chandrayaan-1の成功を受けて正式に発表。Chandrayaan-2では着陸させるローバーも搭載される予定。 コメント 定常運用が終了しても後続機の計画がオフィシャルには出てこないどこかの国とは違いますねえ。

中国、2011年までに2機目の月探査衛星を打上げると発表

SpaceDaily(11/13) 中国にとって2機目の月探査衛星となるChang'e-2では、軌道修正や軟着陸の技術実験を行い、その後のChang'e-3で月面軟着陸と月面調査を実施予定。

Chandrayaan-1、最終月周回軌道への投入を完了

SpaceDaily(11/14)

Spiritローバー、砂嵐による発電量低下で活動休止の可能性

Spaceflightnow(11/11) 発電量が一日の必要量を下回っていることから、NASAは観測機器のいくつかの電源を切り、通信回数を減らすコマンドを送信済み。バッテリ容量が下がりすぎると自動的にセーフモードに入る可能性がある。

NASA/ATK、LASのフルスケール燃焼試験の初回試験を11/20に計画

SpaceDaily(11/10)

NASA、STS-126でAres 1設計データ取得用にSRBの圧力変動データを取得する計画

NASA Spaceflight(11/9) 2種類の圧力センサをSRBの前方ドームに装着する。4箇所の測定のうち3箇所は従来から計測してきたセンサで、通常は封止する1箇所で新しいセンサ(Intelligent Pressure Transducer)を使用する予定。 従来から装着されているセンサはSR…

NASA、Phoenixミッションの運用を終了

Spaceflightnow(11/10) バッテリの充電量は徐々に減っていたが、11/2にオービターからの信号に応答しなくなった。Phoenixは火星の極地の氷の上に着陸し、土壌の分析などを実施してきた。詳細なデータ評価は現在も継続中。

ESA、閣僚会議に提出する3年計画にVinci初期開発用の3.4億ユーロを計上

SpaceNews(11/10) 11月25〜26日の閣僚会議に諮る3年100億ユーロの資金計画の一部としてESA長官が明らかにした内容。 現計画ではVinci運用開始は2017年以降の予定で、今回計上する3.4億ユーロはエンジン開発全体の費用ではない。また、ステージ開発費用は2011…

*Update* SpaceX社、DragonLabの初号機の顧客は確保済みの模様

Space.com(11/7) 11/7に開催された招待客向けのプレゼンテーション及び参加者からの情報によれば、初号機は2010年に政府関係を主顧客として打上げられる見通しで、搭載量に余裕があるので他の顧客を誘致中、というステータスの模様。 DragonLabはISS補給機と…

インド、Chandrayaan-1の月周回軌道投入に成功

Spaceflightnow(11/7) 遠月点7500km、近月点500kmの楕円軌道に投入。今後軌道修正を行い、高度100kmの円軌道に投入する。

NASA、シャトル打上げ計画を見直し。Ares I-Xは早くても来年10月に遅れる見通し。

NASA Spaceflight(11/6) ハッブル宇宙望遠鏡修理ミッション(STS-125)の延期に伴うマニフェストの見直しによる。万一のときにISSに退避できないハッブル修理ミッションでは、救援用シャトル(STS-400)を同時にPad 39Bに準備することになっており、このミッショ…

SpaceX社、Dragonカプセルの商業利用を検討中

SpaceX社プレスリリース(11/3) Dragonカプセルを使用した宇宙実験用プラットフォーム(回収も含む)構想で、"DragonLab"と称している。11/6に潜在顧客を集めたワークショップを開催する予定。

中国、長征2Dロケットによるデュアル衛星打ち上げに成功

NASA Spacefligth(11/5) 今年8機目の打ち上げ