2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2011年後半のAtlas 5ロケットはNASAミッションのみ

Spaceflightnow(5/27) 8/5の木星探査機JUNOと11/25の火星探査ローバMSL(Mars Science Laboratory)の打上げのため、Atlas 5を利用した軍の打上げは2012年以降となる。

NASA、Orionをベースとした次世代有人宇宙船MPCVの開発を発表

NASAプレスリリース(5/24) 開発はLockheed Martinが継続。MPCVはMulti-Purpose Crew Vehicleの略で、4人の宇宙飛行士を乗せて21日間のLEO以遠へのミッションをターゲットとしている。

イトカワは太陽系の誕生から約600万年以上たった後に誕生

Yahoo!ニュース(5/26) JAXAが日本地球惑星科学連合大会で発表

OSC社、Taurus 2の西海岸射点からの極軌道衛星打上げに意欲

SpaceNews(5/20) COTSで整備している東海岸射点(Wallops)に加えて西海岸からの打上げを検討。VAFBかKodiak島(アラスカ州)を検討。NASAの観測衛星と軍民両用観測衛星の打ち上げを狙う。

W3B衛星失敗にも関わらず保険料率の上昇はない見通し

SpaceNews(5/20) 実績のあるAriane 5やProtonで打ち上げた場合で10〜13%。実績のないSoyuz(@Kourou)やFalcon 9はそれより高い

ULA社、EELV 3機打上げを$575MでUSAFから契約

SpaceNews(5/16)

NASA、2016年に小惑星サンプルリターンミッション打上げ

SpaceNews(5/25) 小惑星1999 RQ36でサンプル収集を行い、2023年に地球に帰還予定。予算は$800M。

ロシア、Soyuz-1初号機を2012年初頭に打上げ予定

RussianSpaceWeb(5/16)

ESA、Galileo初打上げ(2機)は10/20の計画と発表

SpaceRef(5/23) KourouからのSoyuz初号機で打上げ

NASA/ULA社、Delta 2ロケットの残り5機の利用を交渉中

SpaceNews(5/16) Taurus XLの連続失敗で、中小型ペイロードの安価な打上げ手段がなくなったことの対策。

JAXA、イプシロンロケットの模擬射点音響環境計測試験を実施中

JAXAプレスリリース(5/19)

ILS社、Proton-MでTelstar 14Rを打上げ

NASA Spaceflight(5/20) 9時間のミッション時間の間にBreeze-Mが5回燃焼し、遠地点35786km、近地点8850km、軌道傾斜角13.8度の静止遷移軌道に投入された。

Arianespace社、Ariane 5 ECAでST-2とGSAT-8を打上げ

NASA Spaceflight(5/20) ST-2は三菱電機がシンガポールと台湾の通信会社から受注して製造した衛星で、DS2000バスを利用しており、打ち上げ時質量は5090kg。

ULA社、米空軍のSBIRSの1機目を打上げ

SpaceNews(5/9) ミサイル警戒衛星:Space Based Infrared System (SBIRS)

ロシア会計監査院、RD-180は米国に原価の半額で販売されていると非難

SpaceNews(5/12) NPO Energomash社はRD-180を不当に安売りしたことで、2008-2009年に$32Mの損失を出したとのこと(何機販売したのかは公表されていない)。

JAXA、だいち(ALOS)の運用を終了

JAXAプレスリリース(5/12) 電源異常から復旧できず、運用を終了。打上げは平成18年1月24日。

JAXA、H-IIB 2号機のSRB-A分離時事象に対する対策を発表

JAXAプレスリリース(5/11) H-IIAでも同種事象のポテンシャルが考えられることから19号機からFLSCホルダの設計変更を行う。

NASA、SpaceX社のDragonデモ飛行#2と#3の統合に前向き

NASA Spaceflight(5/9) 打上げ日は11/30が想定されているが、遅れる可能性もある。

ESA、Soyuzのドライランを終了し、機体をArianespace社に引き渡し

SpaceNews(5/9) 初号機は10月にGalileo衛星を2機搭載して打ち上げられる予定。(10月まで間があくのは衛星の準備が遅れているためとのこと)

ULA社、Atlas 5ロケット打上げを天候不良で打上げ1分前に中止。翌日再打上げへ

Spaceflightnow(5/7)

OSC社、Taurus 2の能力向上上段にATK社のCastor 30XLを選定

Spaceflightnow(4/25) 2013年の5回目の飛行から使用される予定で、開発費は$57M。Taurus 2の上段ステージは、最初の2機にはCastor 30Aが使用されるが、2012年の2機には性能向上したCastor 30Bが使用される計画で、Castor 30XLはその後に適用される。 OSC社は…

米政府、将来の火星探査で中国とのパートナー関係を視野

SpaceNews(5/4)

中国、今年後半に軌道上ドッキング試験を実施予定

SpaceDaily(4/29)

IntelsatのNew Dawn衛星、Cバンドアンテナの展開に失敗

SpaceNews(5/3) Kuバンドアンテナの展開は、Cバンドアンテナ展開の試みが続けられる間延期されることになった。

ロシア、Soyuz 2-1a/Fregatで4機の軍事衛星を打ち上げ

NASA Spaceflight(5/4) 来年にはSoyuz 2-1aをベースにコアステージのエンジンをRD-108AからNK-33に変更したSoyuz 2-1vが初飛行する予定。Soyuz 2-1vは他のSoyuzで使われているストラップオンブースタを利用しない。 コメント Soyuz 2-1v (Soyuz-1としても知…

ESA、Kourou射場でのSoyuzの打上げドライランを実施中

SpaceRef(5/4) 打上げ5日前から推進薬充填以外の全てのシーケンスを模擬して確認中。また、途中で模擬トラブルで1日打上げを延期する模擬も行う。

ULA社、USAFに対してDelta IVの価格改訂を認めるように苦情申し立て

SpaceNews(4/29) 1990年代に契約したDelta IVの打上げ価格の見直しがなされない場合、1機当たり$95Mの赤字に陥るとしている。Delta IVは1機$200M程度以下と見られることから、当時は現在より40%近く安い価格のFFP契約を締結したものと推定される。1990年当時…

SpaceX社の財務状況について

Commercial Space Watch(5/4) SpaceX社プレスリリースからの転載 Falcon 9の価格($54M)はコスト計算に基づいて設定されており、市場シェア獲得のための価格設定ではない Falcon 9/Dragonの平均価格は物価上昇分を入れて12機平均で$133M(現在の貨幣価値で$115…