2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

SpaceX社、Falcon9初号機の射場での機体整備をほぼ完了

Spaceflightnow(1/29) 横置き状態でのHanger内での点検は最終段階。この後、機体を起立して Wet Dress Rehearsal を実施して設備との組み合わせを確認した後、短秒時の燃焼試験が実施される予定。仮設定された打上げは3/8 11:00-15:00ESTだが、準備状況によ…

ESA、Galileo打ち上げ用Soyuzを1機7940万ユーロでArianespace社と契約

SpaceNews(1/18) 計画当初は衛星1機あたり2500万ユーロ(Soyuzは2機同時打上げなので5000万ユーロ)を想定していたが、ロシアの製造コスト上昇に伴い1.6倍に上昇した。なお、ロシアのロケットは軒並み値上がりしており、Rockotの打上げ価格はこの5年で2倍にな…

USAF、Minotaur 4初号機のペイロードを変更

SpaceNews(1/18) 第3段モータの残留推力が予測より大きいことから昨年秋の予定が延びているMinotaur 4ロケットの初号機について、USAFは、ペイロードを静止軌道の監視衛星からサブオービタルの極超音速実験機(Falcon Hypersonic Technology Vehicle(HTV))に…

SpaceX社、Falcon9による通信衛星打上げ契約をイスラエルの企業と締結

SpaceX社プレスリリース(1/27) 打上げは早ければ2012年12月。

ロシア、Protonロケットで軍事衛星を打上げ

Spaceflightnow(1/27)

インド、2016年に独自有人輸送を計画、総額2340億円

CNN.co.jp(1/28) 飛行士2人を1週間程度、宇宙に送る。予算がつけば2016年に打上げる計画とのこと。政府は初期研究予算として約8700万ドルの支出は認めたとのこと。

NASA、複合材有人カプセルの強度試験を完了

SpaceDaily(1/27) 有人カプセルの構造体を全て複合材で作ることのフィージビリティ確認用に、フライト環境を模擬したあとで損傷がないことを確認。

インド、新型上段搭載GSLV打上げ日はエンジンのレビュー継続中で未定

Spaceflightnow(1/26) レビューには今年の春か夏までかかる見通しとのこと。 コメント 上段をこの国産新型極低温ステージに変更したGSLVは GSLV Mk II と呼ばれるようです。

インド、GSLV Mk III用の大型固体モータ燃焼試験に成功

ISROプレスリリース(1/24) 推進薬200ton。シャトルのRSRB、Ariane 5のブースタに次いで世界で3番目に大きな固体モータ。

OSC社のTaurus 2初号機打上げは2011/3から遅れる可能性も

Spaceflightnow(1/20) ロシアで実施されている第1段エンジンのNK-33の燃焼試験(40年間保管されていたエンジンの健全性を確認する試験)で不具合が発生して開発が遅れ気味(設備の不具合との情報もある)であるのに加え、射点設備とアビオニクス機器の開発もスケ…

ULA社の2010年マニフェスト:合計10機打上げ予定

Spaceflightnow(1/19) 昨年の16機から6機減。主にDelta 2の打上げ機数減による。 2010/2/9 Atlas 5 (CCAFS), Solar Dynamics Observatory, NASA 2010/3/1 Delta 4 (CCAFS), GOES P, NASA/NOAA 2010/4/19 Atals 5 (CCAFS), X-37B, USAF 2010/5/13 Delta 4 (CC…

インド、国産極低温上段ステージを搭載した GLSV-D3 初号機を1/24に打上げ予定

SpaceDaily(1/19)

Vega初号機の打上げは2010年年末頃。2011年にずれ込む可能性も。

Spaceflightnow(1/18) 現在の打上げ予定は2010/12/31ごろだが、地上設備との組み合わせ試験が始まる4月には、12/31の前か後かがわかるとのこと。これは地上設備の準備状況に不確定なところがあるためで、4月に試験を開始できなかった場合には打上げは2011年…

中国、長征3CロケットによるBeiDou-2(Compass)衛星打上げに成功

NASA Spaceflight(1/16) 中国が独自構築を目指す衛星測位システム「北斗」用衛星。

米オバマ大統領、輸出政策見直しを諮問

SpaceNews(1/15)

ILS社、Galileo打上げにProtonを使うセールスを検討中

SpaceNews(1/15) 当初は同価格帯であればArianespaceが自動的に契約を確保するとの見込みのもとに提案していなかったが、1/7にGalileoを打上げるためのSoyuzロケットの契約額が79.4Mユーロ($114M)/打上げ(5機打上げ合計額の割り戻し値)と発表されたため、価…

NASA、シャトルの水素タンク加圧制御弁(FCV)の故障解析を終了

NASA Spaceflight(1/15) STS-126(2008/11打上げ)で水素タンク加圧制御用電磁弁のポペットにクラックが発見された事象の調査を継続してきたNASAは、地上でのGN2及びGH2でのガス流し試験がクラックの原因の可能性が高いとの結論をまとめた。 この事象はSTS-12…

IHI、ギャラクシーエクスプレス社を年度内に精算する計画

Yomiuri Online(1/16) IHIグループの出資比率は約4割

はやぶさ、地球引力圏を通過する軌道に帰還

JAXAプレスリリース(1/13) 現時点から放置すればL1,L2点(地球から150万km)より内側を通過する軌道に到達。地球の引力圏を通過する軌道へのったことで「地球帰還」の第1段階を達成した。衛星と地球の実距離は6000万km。あと2ヶ月、大気圏再突入軌道に向けて…

インド、有人輸送用の第3射点はRLVも考慮

SpaceDaily(1/11) 射点の概念設計は終了し、2015年までに完成予定とのこと。また、RLV用の着陸用滑走路も検討中。

EU、独自衛星利用測位システム「ガリレオ」の運用を2014年から開始すると発表

毎日.jp(1/8)

インド、新型エンジン性能レビュー時間確保のためGSLV-D3初号機の打上げ予定を延期

SpaceDaily(1/6) SpaceDaily(1/8) 今年後半に延期。GSLV-D3は上段にインド国産のLOX/LH2エンジンを採用した、GSLVの発展型ロケット。

JAXA/ISAS、はやぶさ2の計画案を固める

Yahoo!ニュース(1/7) 小惑星に爆薬を投下することで内部サンプルの回収を目指す。打上げは2014年目標。開発費ははやぶさの127億円を若干上回る見通し。予算確保はこれから。

SpaceX社、Falcon 9 初号機 2段の領収ステージ燃焼試験を完了

Spaceflightnow(1/5) この後射場に輸送され、既に燃焼試験実施済みの1段と結合される。

インド、次期月探査ミッション打上げを2013年第1四半期に計画

SpaceDaily(1/5) 次期月探査ミッションのChandrayaan-IIはロシアとの共同計画で、オービターと月面探査用ローバーから構成される。

Arianespace社、2009年の収入を公表。2008年の9.4%増。打上げサービス価格は上昇傾向。

SpaceNews(1/5) 収入は10.45億ユーロで2008年に対して9.4%増。2009年半ばのSeaLaunch社のChapter 11申請で打上げサービス価格は上昇。For Arianespace, Long Beach, Calif.-based Sea Launch for several years offered launch prices that were unsustainab…

米空軍のMinotaur 4ロケット初号機の打上げは当初予定から14ヶ月遅れて2010年12月の見込み

SpaceNews(12/31) ロケット側の問題。業界関係者からの情報によると、PeaceKeeper大陸間弾道弾を流用している第3段に搭載されているガスジェネレータが、主推力停止後に発生する残留推力によって軌道投入精度が確保できないとのこと。