2019-01-01から1年間の記事一覧

中国,長征5号の飛行再開フライトに成功

SpaceNews(12/27) Spaceflightnow(12/27) NASA Spaceflight(12/27) 2017年7月の2号機打ち上げ失敗から2年5ヶ月後の飛行再開。失敗原因だった1段エンジンターボポンプの設計変更を採用。打ち上げ能力はGTO 14ton、LEO 25ton。

ロシア,Rockotロケットの最終号機を打上げ

Spaceflightnow(12/27) NASA Spaceflight(12/26) ウクライナ製部品を製造しているため運用を終了。以前はロシア部品で置き換えたバージョンを開発するとの話もあったが現在では具体的な計画はなく、これまでRockotロケットで打ち上げていた衛星の打上げは、…

USAF SBIRプログラム統括責任者インタビュー

SpaceNews(12/26) SBIR(Small Business Innovation Research ≒ ベンチャー企業への契約)の2019年度予算は$800M。VCとして見ても大型の部類だが、VCと違って軍を支援できる産業基盤の構築が目的なので、契約に際してEquityは要求しない。フェーズは1,2,3に分…

NASA,EnceladusやEuropaの海中探査用自律ローバーを研究中

SpaceNews(12/25)

ロシア,Protonロケットで気象衛星を打上げ

SpaceNews(12/24) 今年最後のProton打上げで、今年の打上げは5機。このうち4機はロシア政府ミッションで1機がILSの商業ミッション。なお来年はILSによるProton打上げは計画されていない。

SpaceX社,Crew Dragon用改良設計パラシュートの試験に10回連続で成功しマイルストーンを達成

SpaceNews(12/24) Mark 3パラシュート。

JAXA,コンステレーション向け100kg小型衛星デモ機の製造メーカに三菱電機を選定

SpaceNews(12/23) Innovative Satellite Technology Demonstration-2。打ち上げは2022年3月にEpsilonロケットで実施される予定。

NASA/Boeing,CST-100 Starlinerの無人試験飛行をオンボードタイマー不具合でISSドッキングを断念して帰還

SpaceNews(12/22) ロケット分離直後の軌道投入用燃焼がオンボードタイマー不具合で正常に実施されず、誤ったタイマーに基づいた姿勢制御用スラスタ作動による推進薬消費が大きかったために、ISSドッキングを諦めて地球に帰還。着陸は計画通りに実施。タイマ…

中国,民間企業の宇宙開発を促進するための団体The China Commercial Space Alliance を設立

SpaceNews(12/20)

中国,長征4Bロケットで,ブラジルとの共同リモセン衛星とエチオピアの初めての衛星を打上げ

NASA Spaceflight(12/20)

SpaceX社,2020年はStarlink衛星打上げにより打上げ機数を増加させる計画

Spaceflightnow(12/20) Starlink以外の打上げは14~15機計画されており、それ以外に可能な限りStarlinkを打ち上げる計画。合計機数は35~38機になる見通し。 ロケット製造は2段ステージの製造速度が評定。1段ステージは再使用が安定化したことで年間10機程度…

D-Orbit社,VCからの出資を確保(金額非開示)

SpaceNews(12/19)

FCC, SpaceX社からのStarlink衛星数増加申請を承認

SpaceNews(12/19) 72軌道面に22機ずつ配置する計画に変更(従来は24軌道面に66機ずつ)。

アルゼンチンの商用リモセン会社Satellogic社,$50Mを追加調達

SpaceNews(12/19) 同社は1週間ごとに1m解像度で地球全体の画像を取得することを目指しており、既に8機の衛星を運用中で、2020年に16機を打上げ予定。

Boeing社,SLS EUSの設計変更をNASAに報告

NASA Spaceflight(12/18) 主にタンクのサイズを見直し。

Amazon社,Project Kuiperチームを2020年にWA州のR&D拠点に移動

SpaceNews(12/18) Washington州Redmondに新たに設立した拠点。 コメント Redmond, WAはSpaceX社のStarlink衛星工場がある都市。

USAF,2020年は9機の小型ロケットの打上げを計画

SpaceNews(12/18) 9機のうち公開された7機は以下: Minotaur 4, NROL-129 [Wallops] Electron, STP-27RM [Wallops] LauncherOne, STP-27VP [Guam] Rideshare, TBD Space Vector, Suborbital [Wallops] Minotaur 1, NROL-111 [Wallops] Target for MDA test […

Rocket Lab社,ニュージーランドに第2射点を建設すると発表

SpaceNews(12/18) 既存射点のそばに建設し、LC1 Pad Bと称する。2020年末に運用開始予定。

Arianespace社,SoyuzロケットでCosmo-SkyMed地球観測衛星と相乗り衛星を打上げ

SpaceNews(12/18)

防衛企業のLeidos社,Dynetics社を$1.65bで買収

SpaceNews(12/17)

SpaceX社,Falcon 9ロケットで通信衛星JCSAT-18/Kacific-1を打上げ

SpaceNews(12/16) 日本のSky Perfect JSAT社とシンガポールのKacific社の共同所有衛星で、衛星質量は6.8ton。

NASAの2020年度予算は$22.6bで決定

SpaceNews(12/16)

Capella Space社,2020年に7機のSAR衛星を打上げて商用運用を開始予定

SpaceNews(12/16)

中国,長征3BロケットでBeidou衛星を打上げ。第3世代衛星全機の軌道投入を完了

Spaceflightnow(12/16)

Northrop Grumman社,無競争で新型ICBMの開発契約を受注

SpaceNews(12/14) Boeing社が入札を見送ったため同社のみが入札。現行のMinuteman 3 ICBMを20年間で置き換えるプログラムで、予想受注価格は$63b。

NASA/Boeing, SLSコアステージの燃焼試験に向けてStennis燃焼試験場の準備中

NASA Spaceflight(12/14) 24時間体制で準備をして2020年半ばに燃焼試験を実施予定。 コメント この記事は燃焼試験以外に実施されるモーダルサベイの計画なども記載されています。

Vector社,Chapter 11を申請

SpaceNews(12/13) 8月に全従業員を解雇していたがChapter 11を申請。リードインベスターだったVCが支持を打ち切ったことがきっかけ。 同社は小型ロケット開発で知られているがGalacticSkyという衛星開発プログラムも持っており、この部分の資産はLockheed Ma…

SpaceX社,2020年に向けて2つの新しい試験スタンドを稼働予定

NASA Spaceflight(12/13) Raptorエンジン試験スタンド(過去にFalcon 9 1段ステージ試験に使っていたスタンドの改修)と2段ステージ試験用スタンド。

USAF,次のSBIR提案テーマに月近傍での運用技術を含める

SpaceNews(12/12) Small Business Innovation Research program の次回テーマを発表。全部で19のテーマがあり、月近傍運用は重要テーマ3つのうちの1つ。

ドイツの小型ロケット開発スタートアップIsar Aerospace社が$17Mを調達

SpaceNews(12/12) シリーズAで$17M調達。リードはAirbus Ventures と Earlybird Venture Capital。同社はLEO 1ton級の2段式液体推進薬小型ロケットSpectrumを開発中。