2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

イスラエルSpacecom社, 中国企業による買収を断念。別の身売り先探しを開始

SpaceNews(4/24) 昨年8月、中国のBeijing Xinwei Technology Groupに売却することで合意していたが、Amos-6がFalcon 9の爆発事故で失われたことで交渉は白紙に戻り、Spacecom側は交渉再開を調整していたが断念したもの。 なお、同社はAmos-6の失敗を受けて現…

米Apple社,元Google社のTerra Bella事業担当幹部を雇用。衛星通信分野への進出の準備か?

SpaceNews(4/24) アナリストの中にはBoeing社が提案している衛星通信コンステレーションの利用を目論んでいるとする人もいるが、両社とも協業関係にあることは認めていない。

ASL社, Ariane 6の地上試験機の製造に着手

Via Satellite(4/24) 審査会 "Maturity Gate 6.1" を通過し、地上試験機の製造着手に移行。

Arianespace社, Kourou射場作業を再開

Spaceflightnow(4/25) 労働争議が終結。結局5週間中断したが、当初から5月〜6月にかけては打ち上げは計画されていなかったことから、6月末か7月初旬には当初計画に復帰予定で、今年の年間12機の打ち上げ計画も変更ない見通し。

ロシアRSC Energia社, 新しい中型ロケット開発を提案中

Sputnik(4/26) Baikonur, Vostochny, Sea Launch からの打上げを想定した中型ロケットの基本設計中で、Falcon 9との競争力を確保する計画とのこと。

中国, Tianzhou 1輸送機によるステーションへの推進薬補給に成功

Spaceflightnow(4/27) SpaceNews(4/28) 軌道上での推進薬移送を実現したのは、米国・ロシアに続いて3か国目(ATVの推進役移送装置はロシア製)。

GAO,NASAの新型宇宙服の開発がISS期間延長に間に合わない可能性を指摘

SpaceNews(4/27) 現在使用されているEMUは1970年代に開発・製造されたもので、合計18個製造されて現在使用可能なのは11個。このうち4個はISS上にあり残りは地上で整備中。NASAはEMUは技術が古く高価(一着$250M)であることから、深宇宙でも使用可能な新しい宇…

NASA, SLS/Orion初号機を2019年に遅らせる計画

SpaceNews(4/27) 初号機を有人仕様に変更するかしないかに関わらず、現在の開発状況から初号機は2019年になる見通し。

SpaceX社, Falcon Heavyブースタのステージ燃焼試験を準備中。射点工事も2カ所で実施中

NASA Spaceflight(4/12) ブースタは同社のテキサス燃焼試験場で燃焼試験が実施される予定で、すでに設置済。今回試験されるのはThaicom-8打上げに使用されたFalcon 9の1段ステージ。 射点工事としては、先日のFalcon 9で使用されたKSCのLC-39A射点に続き、昨…

米下院議員,RD-180脱却に向けエンジンだけでなく機体開発にも国が資金を出すようにDODに要請

SpaceNews(4/14)

OATK社,今後のCygnus打上げでAtlas Vを使用するかどうかのNASA判断待ち

SpaceNews(4/18) OA-7は輸送貨物量を増加されるためにAtlas Vを用いたが、同社では今後はAntaresを使用する計画だが、NASAの判断待ち。

ULA社, Atlas VロケットでCygnus輸送船(OA-7)を打ち上げ

Spaceflightnow(4/18) Via Satellite(4/19) ULA社とOATK社の打上げ輸送サービス契約が最終的に締結されたのは5か月前であり、この契約は、ULA社のRapidLaunch service contractの最初の適用例となった。

ULA社CEO, BE-4の燃焼試験が成功したらVulcanの1段エンジンはBE-4を選定すると発言

Spaceflightnow(4/18) 一方でULA社はBE-4/AR1の両バージョンのVulcan機体を設計中。BE-4の場合の機体直径は5.1m、AR1の場合の機体直径は3.8m。AR1はケロシン燃料のため、メタン燃料のBE-4よりタンクが小さくなるのとともに、海面上推力はAR1を使用した場合の…

Planet社,Terra Bella社の買収手続きを完了。Googleは株主として参画

SpaceNews(4/19)

NASA,2025年にJWSTの次の宇宙望遠鏡WFIRSTを打ち上げる構想

Spaceflightnow(4/19) ハッブル宇宙望遠鏡、ジェームズウェッブ望遠鏡に続く宇宙望遠鏡。先行する宇宙望遠鏡より視野を大幅に拡大(ハッブルの100倍)。ダークエネルギーと系外惑星の探査を行う予定で、太陽地球系のL2に投入される。想定開発費は$3.2B。なお、…

中国,長征7号ロケットで宇宙ステーション補給機の試験機Tianzhou 1を打上げ

Spaceflightnow(4/20) Tiangong 2ステーションにドッキングして将来のステーション建設に向けた数か月のデモ試験を行う。長征7号の打上げウィンドウは1分だった。今回の打上げは長征7号の2号機。

Aerojet Rocketdyne社, CST-100用MR-104Jスラスタの確性試験を完了

Via Satellite(4/21) MR-104Jはヒドラジン一液式スラスタで、CST-100にRCS用として12基搭載される。Boeingの再使用要求を満足することを確認した。

Jeff Bezos氏, Blue Origin社に年間$1Bの自己資金を提供していると発表

Spaceflightnow(4/6) SpaceNews(4/5) Amazon.comの株を毎年$1B売却してBlue Origin社に投資しているとのこと(同氏の資産は$75B以上と推定されている)。同社の社員数は現在約1000人。New Shepardの商業有人飛行ははやくて来年の見通し。なお、開発構想を発…

三菱電機,110億円を投資して鎌倉製作所に衛星製造建屋を建設する計画

ViaSatellite(4/10) 同時製造できる衛星の数は現在の10機から18機に増加する。なお、同社はETS9をJAXAから受注した。打上げは2021年でHTSバスとして使用される予定。

ウクライナ, ESA加盟を協議中

SpaceDaily(4/10)

Aerojet Rocketdyne社, 大規模な会社再編計画を発表

SpaceNews(4/11) Aerojet社とRocketdyne社のPMI活動の一貫。防衛関連の製造拠点をハンツビルに集約し、サクラメントのエンジン開発拠点はバックオフィス機能のみを残して縮小する。また、本社機能はロスアンジェルスに移動する。

SpaceX社CEO, 数年のうちにFalcon 9を完全再使用化できると発表

Spaceflightnow(4/11) 2段の回収機能を搭載し、フェアリングも回収する構想。

中国, 長征3BロケットでShijian 13衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(4/12) 衛星はハイブリッド推進系を搭載しており、軌道制御に電気推進を使う初めての中国の衛星。また、ペイロードとしてインターネット接続用のKaバンド高速通信機器を搭載した中国初のHST (High Throughput Satellite)でもある。軌道上試験…

総務省,人工衛星へのサイバー攻撃を防御する技術を開発する方針

Yomiuri Online(4/1)

Eutelsat社, 仏領ギアナのストライキを受け、一度輸送した衛星を再度フランスに持ち帰ることを決定

SpaceNews(4/3) Eutelsat-172b衛星(ADS社初の全電気推進衛星)は一度フランスの工場に持ち帰り、打上げ再開が決定してから再度輸送する。なお、Eutelsat社の最初の全電気推進衛星(Boeing社製)は、Falcon 9で打ち上げられ、軌道投入精度が良かったことから計画…

Boeing社, Starlinerの打上げから回収までの動画を公開

Spaceflightnow(4/4)

Boeing社, Starliner射点に緊急脱出用ゴンドラZiplineを設置

Spaceflightnow(4/4)

Aerojet Rocketdyne社, 3Dプリントで製造したRL-10燃焼室の燃焼試験に成功

ViaSatellite(4/4) Selective Laser Melting (SLM)技術を使って銅合金で燃焼室組立を製造。AR社はSLS用のRS-25やVulcan用に提案中のAR-1でもSLM技術で製造した部品を適用している。

Roscosmos, ISS運用を2028年まで延長する検討に対応する準備があると表明

SpaceNews(4/5)

Lockheed Martin社, A2100バスの製造期間を現状の36〜40ヶ月から18ヶ月に短縮することを検討中

SpaceNews(4/5) 製造期間短縮の一例として、φ1.17mのチタン製気蓄器をAdditive Manufacturingで製造した例を紹介。