2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Aerojet Rocketdyne社, AR-1エンジンのプリバーナーフル推力燃焼試験に成功

Spaceref(6/17) 2019年のエンジン開発完了に向けて計画通り進んでいるとのこと。

BlueOrigin社, NewShepardの再使用4回目のサブオービタル飛行を実施

Spaceflightnow(6/19) メインエンジンのBE-3は、フル推力110klbsに対して着陸直前には20klbs (約18%) までスロットルダウン可能

Arianespace社, Ariane 5ロケットでEchoStar 18とBRIsatを打上げ。SYLDAを含めた総質量10.7tonで過去最大

Spaceflightnow(6/19) ロケット1段のバルブで問題が発生したために、打ち上げウィンドウの最後に打上げ時刻を延期した。

NOAA, 太平洋地域の気象観測データ伝達にO3bネットワークを利用する契約を締結

SpaceDaily(6/20)

Stratolaunch社, 空中発射用母艦航空機の製造工場を公開。ロケットはまだ未定

SpaceNews(6/20) Stratolaunch社は、2013年に設立したときにはDelta IIの代替を目指してFalcon 9ロケットの改修版を使用する計画だったが、その後SpaceX社との協業は取りやめ、OrbitalATK社に固体モータ+液体上段ステージのThunderboltを検討していた。しか…

インド, PSLVロケットでインド軍用Cartosat2衛星と19機の小型衛星を打上げ

Spaceflightnow(6/22) 小型衛星19機のうち13機は米国の衛星。Terra Bella社(旧Skybox Imaging社)のSkysat衛星の試験機1機と、Planet Labs社のFlock 2pのナノ衛星12機。SkysatはSS/L社製の110kgの小型衛星で、1m未満の解像度と高解像度ビデオを取得できる。

NASA, Junoは計画通り7/4に木星周回軌道に投入予定と発表

Spaceflightnow(6/23) 無事に到着すれば、2003年にGalileo探査機が木星探査を終了後、13年ぶりの木星探査の復活となる

元NASA ISSマネージャ, ISS退役後のLEOプラットフォームの建設を目指したベンチャー企業を立ち上げ

SpaceNews(6/23) Mike Suffredini氏が立ち上げたAxiom Space LLCは、当初はISSへの商業モジュール追加を目指し、ISS引退後にはISSから独立した宇宙ステーションを建設することを目指す。

Boeing社, 高度1200kmのV/Cバンド帯通信用LEOコンステレーション構想を検討中。ITUにも出力制約の緩和を提案

SpaceNews(6/23) デブリ防止のためにミッション終了時に軌道高度を500kmまで下げるための推進薬を搭載する計画。

ULA社, 海軍のMUOS No.5衛星をAtlas V 551ロケットで打上げ

Spaceflightnow(6/24) MUOSは軍用のUHF帯の携帯通信システムで、既に4機が打ち上げられており、今回の5機目は軌道上予備機

中国, 国産宇宙ステーションの国際利用についてCOPUOSと合意文書に調印

Gbtimes(6/17) SpaceNews(6/20) China's Manned Space Agency (CMSA) が国連のCOPUOSと合意文書に調印。中国の宇宙ステーションへの外国からの輸送船、実験機器、宇宙飛行士の受け入れを合意。China and UNOOSA will work together to boost international c…

SpaceX社の打上げマニフェストの実現状況の整理

AmericaSpace(6/13) SpaceX社は現在打上げマニフェストを公開していませんが、過去の公開データやプレスリリースから、当初発表に対する遅延の度合いを整理しています。 コメント 実際にやってことがある人は分かる通り、この作業はかなり面倒です。AmericaS…

ESA, Orion SMのCDRを終了。審査結果の反映で出荷を3ヶ月延期

SpaceNews(6/17)

SpaceX社CEO, 火星探査計画を若干詳述

Washington Post(6/10) 2018年:RedDragon/FH, 2020年:RedDragon/FH 2機, 2022年:MCT初号機

ULA社, Delta IV HeavyロケットでNROの衛星を最終軌道に直接投入

Spaceflightnow(6/11) 衛星はSIGINT衛星のMentorと推測されている。最終軌道はInclined GSOと推定。

中国, 長征3CロケットでBeidou衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(6/13)

ASL社, Ariane 6の "Maturity Gate 5" を完了

Via Satellite (6/13) コメント 記載内容からはシステムPDR相当と推測されます。どなたか欧州の開発マイルストーンに詳しい方がいらっしゃればコメントください。

欧州, 衛星のミッション終了後廃棄手段の研究を本格的に開始

Spaceflight Insider(6/13) The Technology for Self-Removal of Spacecraft (TeSeR) program は EUのHorizon 2000計画のひとつであり、2018年までに2.8Mユーロを投じる予定。とりまとめはAirbus DS社。本プログラムでは、衛星に搭載できるデコミッション手…

Leosat社, 衛星設計のPDRを完了。次の資金調達ラウンドへ

SpaceNews(6/15) 衛星製造はThales Alenia Space社が行い、O3bのバスを流用して開発する計画。Leosat社では政府や企業向けのセキュアで低遅延かつ高速なネットワーク回線を提供するサービスを、衛星間通信を備えた78機/6軌道面の衛星で実現する構想としてお…

Iridium NEXTの第1バッチの衛星・ロケットの準備完了。打上げは射場の空き状況から9/12

SpaceNews(6/15) Iridium NEXT衛星はThales Alenia Space社が製造しているが、最終組立は米国でOrbital ATK社が実施している。これは、当初 Iridum社では米軍のHosted Payloadを搭載することを期待したためであるが、結果的にこの構想は実現しなかった。ただ…

SpaceX社, Falcon9ロケットでEutelsat 117 West B と ABS 2A を打ち上げ。1段回収には失敗

Spaceflightnow(6/15) SpaceNews(6/15) Boeing社の全電気推進バスである702SP衛星2機をスタック形態でスーパーシンクロナス軌道に投入。1段回収は3機の着陸用エンジンのうち1機の推力が低かったとのことで、今後、推力が低いときに他のエンジンで補完できる…

ULA社, Atlas Vロケットの故障解析を完了、飛行再開を決定

Spaceflightnow(6/16) 3月のCygnus打上げで、1段の混合比がLOX過多にずれたために早期燃焼停止したことの対策。当該ミッションではCygnus打上げは計画通り実施できたが、主ミッションで2段推進薬を過大に使用したためにCentaurのコントロールドリエントリで…

ロシア, RockotロケットでGEO-IK 2衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(6/4) 地球の形状を正確に計測してGlonass情報の補正等に使用するための軍用衛星

インド, MTCRへの正式加盟を6/7に発表予定

Sputnik News(6/5) MTCR(Missile Technology Control Regime)はミサイル技術の拡散防止のための自主規制組織。

宇宙飛行士がISSに装着されたBEAMに入室

Spaceflightnow(6/6) ビデオがアップロードされていて、膨らんだ部分の内壁がアップで撮影されています。

ロシア, ソフトウェア検証のために新型Soyuz宇宙船初号機MS-01の打上げを延期

SpaceNews(6/7)

SpaceX社, 回収したFalcon 9ロケットによる打上げを今年9〜10月に実施予定

Los Angeles Times (6/7)

Arianespace社, Ariane 5ロケットの上段推進薬アンビリカル系統で異常が発生し、機体移動直前で打上げ延期

Spaceflightnow(6/7) 原因となったコンポーネントを交換後に打上げ日を設定予定

Masten Space Systems社, 垂直離着陸実験機の試験映像を公開

SpaceRef(6/8) エアロシェルありのXaeroBとエアロシェルなしのXodiac。動画では、20分間隔で5回の再使用試験や、低高度でのホバリングなどが紹介されている。

NASA, Red Dargonミッションに実験機器を搭載することを検討中

SpaceNews(6/9) 2018年のミッションは計画通り、エントリー・降下・着陸のデータ提供を受けるにとどまる見通しだが、2020年のミッションには実験機器を搭載したい意向で検討を開始。