2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ロケットの再使用化がもたらすもの

SpaceReview(4/11) 再使用化で値段が下げたあとで、同レベルの売り上げ規模を確保できるような需要は、現時点では見当たらない、というのが課題

SpaceX社のテキサス射点からの初号機は2018年になる見通し

Brownsville Herald (4/16) Boca Chica Beachに建設中の新射点は、現時点でも土地を安定化させるための工事が継続中。2014年の工事開始時点では2016年には利用開始する計画としていたが、現時点では、2018年になる見通し。

ULA社, 米国教育機関のCubeSat 1Uサイズ6個を無償で Atlas V に搭載すると発表

Spaceflightnow(4/18) 今回は3機ずつ2回のフライトで搭載する計画で、2017年と2018年のGTOミッションが想定されている。将来的にはすべての能力余裕のあるフライトに適用したいとの考え。

中国, 衛星搭載実験カプセル Shijian 10 の回収に成功

Spaceflightnow(4/18)

着陸したFalcon 9ロケット1段の再整備状況

NASA Spaceflight(4/19) 着陸脚は取り外して再整備する。ロケットはKSCへ輸送して燃焼試験前の整備中。燃焼試験をSpaceX社が借用したKSC射点で行うか、CCAFSの通常の射点で実施するかは検討中。

OneWeb社, フロリダ州KSC近くにOneWeb衛星製造工場を建設する計画を発表

Spaceflightnow(4/19) 製造レートは15機/週の計画。なお、軌道上の衛星運用は Intelsat 社が請け負う。

ロシア政府, Roscosmosを通じた補助金でKhrunichev社の負債を減額

SpaceNews(4/20) この補助金で約$300Mの負債が返済できる見通し。ただし、2014年末時点で同社には$1.7B程度の負債があった。

チェコ, 宇宙機関の設立を検討中

SpaceNews(4/20)

Aerojet Rocketdyne社, NASAから大推力電気推進装置の開発を3年間$67Mで受注

Spaceflightnow(4/21) NASA Spaceflight(4/20) ホールスラスタ方式。開発完了時にはARMなどのNASAミッション用の推進装置を調達するオプションも含まれる。

OrbitalATK社, 同社の新型ロケット射点としてKSCを使うことをNASAと交渉中

Spaceflightnow(4/21) AmericaSpace(4/22) 新型ロケット開発に乗り出すかどうかは2017年に判断するとのこと。機体構想は公開されていないが、1段は固体ブースタ、2段は液体ステージを採用する計画(Ares 1 や Liberty と類似の構成)。2段エンジンとしては3…

Arianespace社, Soyuzロケットで3種類の軌道への衛星投入予定

Spaceflightnow(4/22) Launch Kit (PDF) 主衛星のSentinel-1Bを高度686kmのSSOに投入した後、高度を下げてCubesatを665x453kmの軌道に投入、次に軌道を上げて、Microscopeを高度711kmのSSOに投入、最後に、Fregat上段ステージをリエントリさせる。

JAXA, 金星探査機あかつきの軌道修正を実施。食期間を短縮して観測寿命を2000日に延長

JAXA(4/8)

Bigelow社, インフレータブルモジュールを使った商用ステーションモジュール打上げにULA社のAtlas Vロケットを使用すると発表

Spaceflightnow(4/11) SpaceNews(4/12) Atlas Vは552形態で打ち上げる計画 コメント デュアルエンジンCentaurを搭載したAltas Vを実際に使用されるのは初めて(のはず)

米国, UAEへのSSAデータ提供で合意

SpaceNews(4/11)

ULA社, Cygnusを打ち上げたAtlas Vの1段早期燃焼停止問題の調査のため、次の打上げを更に延期

Spaceflightnow(4/12) SpaceNews(4/11) 5/5に計画されていた打上げは、事象判明後に5/12に延期され、その後期限を定めずに延期されていたが、今回、5/27に設定された。

OrbitalATK社, 軌道上サービス衛星の顧客としてIntelsat社と契約

SpaceNews(4/12) Spaceflight Insider(4/13) 同社のMEV(Mission Extension Vehicle)は、静止衛星のアポジモータ部に結合して制御機能を提供することで、寿命を5年伸ばせるようになる計画。初号機のMEV-1は2018年に打上げ予定で、最初に廃棄軌道にある衛星を…

SpaceX社, Falcon 9ロケット着陸をドローン船上から撮影した画像を公開

Spaceflightnow(4/13)

ロシアのYuri Milner氏、超小型探査機をアルファ・ケンタウリに送る構想の研究に$100Mを投資すると発表

Spaceflightnow(4/13) 質量1gの"StarChips"はソーラーセールの帆を展開し、これを地上のレーザーで加速する構想

SpaceX社, 回収したFalcon 9をバージ船から陸揚げ

Spaceflightnow(4/13) 一部の安全化処置は船上で実施されているが、有毒推進薬の排出・火工品のディスアーミング・高圧ガスの排気・推進薬の排出、はクレーンで陸揚げされた後に実施される。その後工場で点検し、燃焼試験を実施した後、うまく行けば、6月に…

ULA社, 2016年と2017年で従業員の25%程度を削減する計画

SpaceNews(4/13) ULAの現在の社員数は3400人だが、2016年は375人、2017年は400〜500人の削減を計画している。

Lockheed Martin社, NASAのNextSTEPで開発中のCis Lunar 居住モジュールの別プログラムへの適用を模索中

SpaceNews(4/13) LM社の居住モジュールはOrionをサービスモジュールとして使用することで簡素化を図っており、これが、Orionの使用を前提としない他プログラムへの適用にあたっては課題となる。

JPL, Europa探査にChipSatを活用する構想を検討中

Aviation Week & Space Technology(4/13)

Jeff Bezos氏インタビュー

Geek Wire(4/13) システム構成の思想についてWhat we use over and over again at Blue is a particular strategy where we choose a medium-performing version of a high-performing architecture, so the BE-4 engine uses the same oxygen-rich stage co…

ULA社, VulcanロケットのフェアリングのサプライヤにRuag社を選定。複合材製で米国で製造

Spaceflightnow(4/14) SpaceNews(4/15) 直径4mと5mの2タイプ。開発完了後は、並行運用される時期の Altas Vの金属製4mフェアリングも、本フェアリングに置き換える予定。

DOD, National Security Space Policyの改訂作業に着手

SpaceNews(4/14)

Northrop Grumman社, DARPA XS-1に関し, 業者選定に漏れても独自に開発を継続する意向

FlightGlobal(4/14)

Rocket Lab社, Electronロケットの2段ステージ燃焼試験を完了。初号機を今年中に打ち上げる計画と発表

SpaceNews(4/14) SatelliteToday(4/14) 2016年半ばに開始予定。試験機は全部で3機計画されている。商業打上げは2017年から開始し、ほぼ1機/月のペースで打ち上げる計画。

ロシア, 2023年まではBaikonur宇宙基地を継続使用する計画

SpaceDaily(4/15)

JAXA, ASTRO-H(ひとみ)の現状を発表。姿勢制御系の不具合で衛星が過回転して一部構造体が分解したと推定

JAXA(4/15) 姿勢基準をIRUからスタートラッカに移行する挙動がうまく行かずに定常回転が残った上に、RCSによるRWをアンローディングするためのコマンドが誤っていて、回転を抑制するはずが回転を加速してしまったものと推定。通信を回復して、枯渇したバッテ…

NASA, Bigelow社のインフレータブルモジュールBEAMをISSに結合

Spaceflightnow(4/16) Dragonの非与圧カーゴ輸送部(トランク)から取り出して結合を完了。膨張させるのは5/26を計画しており、輸送時の4倍程度に膨張する。