2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

スカパーJSAT社, 2019年に航空機通信用HTS衛星を打ち上げ予定

日経新聞(2/21)

SpaceX社, Falcon 9ロケットでDragon宇宙船をKSC新射点から打ち上げて1段を射点で回収

Spaceflightnow(2/19) スペースシャトル打ち上げ射点だったKSC 39A射点を改修して使用。なお、シャトルの2つ目の射点だった39BはSLS用に改修中。打上げは当初土曜日に計画されていたが、2段TVC系の冗長機器で特異なデータが確認されたため、打上げ15秒前に中…

Aerojet Rocketdyne社, AR1エンジン燃焼試験で米国のLOX/ケロシンエンジン最高の燃焼圧力を実現

Aerojet Rocketdyne社プレスリリース(2/22) コメント 具体的な値の開示はなし

Inmarsat社,低軌道小型衛星とのデータ中継サービスを開始

SpaceNews(2/22) サービスはInter-satellite Data Relay Service (IDRS)と呼ばれる。冗長構成の小型衛星用衛星間通信機はシンガポールのAVI社が開発し、2015年12月に打上げられたVelox-2衛星(6U Cubesat)で実証済。画像等の大容量データは対象とせず、コマン…

NASA, EM-1を有人ミッションとすることの影響評価を整理中

SpaceNews(2/24) 有人EM-1は、現在の計画より1年後の2019年に打ち上げることを想定。この検討は、どちらが良いかという勧告は出さず、長所と短所を整理したものになる見通し。 NASAの独立安全評価委員会は本構想に対して高いリスクをとるだけの合理性を説明…

OneWeb社, コンステレーションに約2000機の衛星を追加することを検討中

SpaceNews(2/24) 複数の高度に合計1972機の衛星を追加する構想(現計画は648機)。実行に移すかどうかは年内に判断するとのこと。

カナダMDA社, DigitalGlobe社を買収

SpaceNews(2/24) 買収金額は$2.4B。DigitalGlobe社はMDA社の米国拠点であるSSL MDA Holdings社の子会社となる。 また、MDA社子会社のSSL社は、DigitalGlobe社のWorldView 1,2の後継機である WorldView Legion コンステレーションの製造検討に当初から加わっ…

SpaceX社, Red Dragon火星探査初号機を2018年から2020年に延期

Fortune(2/19) 記者会見で社長のShotwell氏が発表 コメント 現状ではFalcon Heavyの初号機が2017年末、Dragon 2の有人飛行が2018年末なので、FHとDragon 2(の第2世代であるパワードランディング型)をベースにしているRed Dragonは更にその後、というのは自然…

JAXA, SS520 4号機による超小型衛星打ち上げ失敗の原因を電源ケーブルの被覆損傷と発表

時事通信(2/13) ロケット内部にケーブルを引き込むための引き込み穴の縁が、電源ケーブルとこすれて、ケーブルの絶縁用の被覆が損傷し、電源系がショートしたものと推定。4号機では、衛星打ち上げのために電源ケーブルを細くする軽量化や、引き込み穴の位置…

Arianespace社, Ariane 5ロケットでブラジルとインドネシアの通信衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(2/14) 衛星はSky Brasil 1 (6ton)とTelkom 3S (3.5ton)

SpaceX社,次のIridiumの打上げをマニフェスト調整の結果2ヶ月延期

SpaceNews(2/15) 昨年の爆発事故でバックログが溜まっていることの影響

NASA, SLS初号機にクルーを搭乗させる場合の影響評価を実施中

SpaceNews(2/15) SLS初号機用のOrionには完全なECLSSシステムが搭載されていなかったり、上段ステージとして使うICPSには有人要求が考慮されていなかったりするため、課題は多い見通し。

インド,PSLV XLロケットで104個の衛星を打上げ

Spaceflightnow(2/15) 主衛星はCartosat 2Dだが、Planet社の88機のDove衛星をはじめとする101個のCubeSatが、25個のQuadPacks(オランダ製)から数秒おきに放出された。 衛星分離ビデオ:Spaceflightnow(2/16) PSLV XLは4段式のコアステージ(1段:固体,2段:液体…

NASA, Commercial Crewの開発遅れに対するコンティンジェンシプランを検討中

SpaceNews(2/16) 2/16に発行されたGAO報告書に対応したもので、CST-100とDragon 2の開発がSoyuz打上げを確保できている2018年末より後ろに遅れた場合の、ISS運用継続のためのコンティンジェンシプランを3/13までに検討する。BoeingとSpaceXは2018年中に有人…

Rocket Lab社, Electronロケット初号機を射場に出荷

SpaceNews(2/16) "It's a Test"と名付けられた1号機は射場に到着して、フライト前試験を開始。全部で3回の打上げ試験を計画しており、徐々に高度を上げ、ペイロード質量を重くする。ただし、試験飛行3回のうち、ペイロードを搭載しない試験飛行は初回のみで…

NASA, Junoを現在の木星周回軌道にとどめることを決定

SpaceNews(2/17) メインエンジンシステムに対する懸念から、当初計画していた軌道周期を短くする燃焼を延期してきたが、リスクに対して得られるものが小さいとの判断から、エンジン燃焼は行わないことを決定。 懸念されているのは、エンジンの推進薬を加圧す…

JAXA, HTV-6ミッションを再突入で終了。テザー伸展実験(KITE)は不調

Spaceflightnow(2/6) エンドマスを固定している4本のボルトのうち1本に問題が発生してテザーが伸展されなかった。

NASA, NanoRacks社とBoeing社が共同開発したエアロックをISSに結合することに合意

Spaceflightnow(2/6) エアロックは2019年にISSに結合して小型衛星の放出を行う予定。打上げはDragonの非与圧貨物室で行い、Tranquilityモジュール(Node 3)に装着される。

KHI,デブリ除去衛星を開発する計画

日経新聞(2/7) 3年以内に試験機打上げを目指し、約100kg級で価格は数十億円程度を目指す、とのこと。

DARPA, 衛星サービスミッションのパートナーにSSL社を選定

SpaceNews(2/9) DARPAのRobotic Servicing of Geosynchronous Satellites (RSGS) programに対してはOrbital ATK社が民業圧迫として提訴している(SpaceNews(2/8))。同計画では、軌道上の衛星に接近し、観察・修理・ペイロード追加などのサービスのデモを実施…

インド, GSLV Mk IIIの上段ステージ燃焼試験を開始

SpaceRef(1/27) C25と呼ばれるLOX/LH2国産ステージで、50秒の燃焼試験を実施。次回は640秒のフルデュレーション試験の予定。

Arianespace社, SoyuzロケットでSmallGEOバスの初号機Hispasat 36W-1を打ち上げ

Spaceflightnow(1/28) SpaceNews(1/28) ArianespaceがSoyuzロケットでGTOに打上げた初のミッションであるとともに、OHB社がESAとのPPP契約で開発した小型GTOバスであるSmallGEOの初号機。この開発完了で、これまでフランス(ADS社, TAS社)が独占してきた商業G…

SpaceX社, 打上げ能力を向上したFalcon 9 Block 5を今年中に打ち上げ予定

Spaceflight Insider(1/28) Elon Musk氏によれば、EchoStar23のような1段使い捨てミッションは、Block 5とFalcon Heavy導入後にはなくなるだろう、とのこと。Block 5では打上げ能力の向上と再使用性の向上のための設計変更が行われる予定。

SpaceX社, KSCからのロケット打上げ順序を変更

Spaceflightnow(1/29) KSCから打ち上げる初号機はDragonのISS輸送ミッションとなり、EchoStar打上げは2月末、そのあとにSES 10の予定。 KSC射点はもともとFalcon Heavy用にNASAから借用していたが、昨年のCCAFSでの爆発事故を受け、CCAFS射点が復旧するまで…

Intelsat社, 主エンジンが故障したIntelsat 33eの運用を開始

Spaceflightnow(1/30) 主エンジンのMoog社製Lerosエンジンが故障したためRCSで静止軌道に投入。寿命が18ヶ月ほど短くなったとみられ、詳細評価中。なお、同エンジンを利用している木星探査機Junoは主エンジン作動による軌道変更を延期中。

Aerojet Rocketdyne社, AR1エンジンをハンツビルで製造する計画

SpaceNews(1/31) NASA MSFCとパートナー社のDynetics社に近いことが理由。

Iridium社, 8機目のFalcon 9による打上げを契約。リモセン衛星とデュアルロンチ

SpaceNews(1/31) 打上げは2018年で、NASAとドイツの共同ミッションであるGravity Recovery and Climate Experiment Follow-On (GRACE-FO) と一緒に5機のIridium NEXT衛星を打ち上げる。GRACE-FOは490km/89degだが、Iridium NEXTは780km/86.4degであり、上段…

ロシア,米国との宇宙分野での協力拡大を議論する準備があると表明

SpaceNews(2/1) 在米ロシア大使が表明。

フランスの再使用エンジン開発計画Prometheus, ESAプロジェクトに昇格

SpaceNews(2/1) CNESとASL社が2015年から実施しているLOX/LCH4再使用エンジン開発計画のPrometheusは、ESAのFLPP(Future Launchers Preparatory Program)に採用され、ESA予算が投入されることになった。2020年の燃焼試験に向けて85Mユーロが投入される予定。…

Boeing社, CST-100用の宇宙服を発表

Spaceflightnow(2/1) シャトル用の宇宙服(14kg)より軽い5kg。