2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

JAXA、あかつき軌道投入失敗の原因を逆止弁閉塞に特定。年度末(一部来年度)に掛けて検証試験

JAXAプレスリリース(12/27)

NASA、商業有人輸送サービスに対する要求を開示

Commercial Space Watch(12/29) 正式名称は "Commercial Crew Transportation System Certification Requirements for NASA Low Earth Orbit Missions"。完全版文書へのリンク参照。 安全に係わる要求を以下に抜き出しておきます。なお、要求は全てISSへの輸…

ロシア大統領、Proton打上げ失敗で責任者を処分

SpaceNews(12/29) 解雇されたのは、Energia社Vice PresidentのVyacheslav Filin氏とRoskosmosのDeputy headであるViktor Remishevsky氏。また、Roscosmos長官も譴責。

Arianespace社、Ariane 5 ECAの年内6機目の打上げを実施

SpaceNews(12/30) 衛星はHispasat 1E(Space Systems/Loral製、5.3ton)とKoreasat-6(Thales Alenia製、2.9ton)。

インド、失敗したGLSVは無保険。機体32億円、衛星27億円。

The Hindu(12/27) 原価はロケットがRs.175 crore、衛星(GSAT-5P)がRs.150 crore。 コメント 政府打上げ衛星が無保険なのは普通だと思いますが、GLSVのコストが載っていたので掲載。

ILS社、Protonロケットで通信衛星打上げ

Spaceflightnow(12/26) 衛星質量は6.1ton。12/5のProton/Block DMの打上げ失敗による原因究明作業を受けて、打上げは計画より1週間延期された(本Protonの上段はBreeze M)。

インド、GSLV打上げ失敗。打上げ47秒後に爆発

Spaceflightnow(12/25) 制御信号が液体ブースタのアクチュエータに届かず制御不能となり、迎角が大きくなりすぎて機体の許容荷重を超えて機体が破壊した。また、同時に地上からのデストラクトコマンドも送信された。前号機のGSLVはインド国産極低温上段エン…

USA社、KSCとJSCの人員を2011年度中に80%削減する計画

NASA Watch(12/21)

PWR社、J-2X用水素ターボポンプを出荷

SpaceRef(12/21) エンジン燃焼試験は2011年初頭に計画されている。

JAXA、HTV2号機ではRCSスラスタ温度制約を緩和

NASA Spaceflight(12/23) HTV1がISSから300m下での待機マヌーバを実施したときにスラスタの作動デューティーが高くなりすぎて温度上限260℃に達してしまったために、系統入れ替えやデモシーケンス見直しで対応していたが、飛行後評価で320℃まで許容できること…

NASA/Aerojet、Taurus 2 ロケット用エンジンAJ26の領収燃焼試験を実施中

Spaceflightnow(12/19) 3回の領収燃焼試験のうちの2回目で、燃焼中のジンバルシステムの確認を実施。定格の108%推力での健全性を確認。

仏大統領、地方訪問で宇宙への自律的アクセス手段確保の重要性を強調、Ariane 5後継機開発に予算

SpaceDaily(12/20) President Sarkozy recalled France and Europe's desire to have autonomous access to space, a cornerstone of our space policy. To continue guaranteeing this autonomous access, the President said that France would support th…

ISRO、GSLVの打上げを延期 - ロシア製極低温上段にバルブの漏洩

SpaceDaily(12/20) 今回の打上げの3段極低温ステージには、前回失敗した国産ステージではなくて従来のロシア製ステージが採用されているが、前回の打上げで適用されていたそれ以外の改良点については反映されているとのこと。 [追記]漏れているのはヘリウム(…

Sierra Nevada Corp、NASA Drydenの協力でDraem Chaserモデルのヘリコプタからの落下試験を実施

OnOrbit(12/18)

あかつき軌道投入失敗調査状況報告

JAXAプレスリリース(12/17) 現時点でのFTA上は、故障原因の可能性は5箇所に絞られている模様。

中国、Compass-2航法衛星を長征3Aロケットで打上げ。今年の打上げは15機に

NASA Spaceflight(12/17) 同シリーズの7機目の衛星

ボイジャー1号、4年後に太陽系を脱出する見込み

asahi.com(12/14)

中国、ボリビア政府から衛星と打ち上げサービスを受注

SpaceNews(12/14)

オーストリア、同国初の人工衛星を2011年にインドから打上げへ

SpaceDaily(12/10) 大学主体で、他国大学の協力も得つつ、CubeSatサイズの小型人工衛星を2機製作する。

ロシア、Proton打上げ再開にGo

Spaceflightnow(12/10) Glonass打上げ失敗の原因がBlock DM-03への推進薬過充填と特定されたことによる。(既報の通り)

NASA、ソーラーセール実験衛星NanoSail-Dと交信できず

Spaceflightnow(12/11) Minotaur 4で打ち上げられたFASTSAT衛星に搭載されたP-PODから分離されたはずだが、その後交信ができていないとのこと。セール展開は分離からのタイマーで作動するように設定されており、展開時間は過ぎている。

NASA、来年4月にも新大型ロケットコンフィギュレーションを設定する計画

NASA Spaceflight(12/10)

Falcon 9/Dragonの秘密のペイロード

Onorbit(12/9) 実はDragonには秘密のペイロードが乗っていたんだそうです。 コメント この遊びごころがいいですね。

Arianespace社会長インタビュー

毎日jp(12/7) Ariane 5の打上げ価格は非公開だが、衛星1基当たり最低1億ドルを求めているとのこと。

ISRO/EADS Astrium、衛星の共同マーケティング合意を5年延長

SpaceDaily(12/7) フランスのサルコジ大統領のインド訪問に併せて。また、ISROはArianespace社に2機の衛星打上げを約100億円(50億ルピー)で契約。

PWR社、J-2Xエンジン酸素ターボポンプの組立を完了

Commercial Space Watch(12/8) 2011年にStennisで行う試験用

Lockheed Martin社、Orionの無人飛行試験のためにDelta 4 Heavyを1機自社リスクで確保する交渉中

SpaceNews(11/29) 2013年打上げターゲット。当初Ares1での試験飛行が想定されていたが、Ares1がキャンセルされ、NASAの大型ロケット構想が固まらないため、自社資金でスロットを確保することを検討中とのこと。

JAXA、あかつき(Planet-C)の金星周回軌道投入に失敗。6年後の再挑戦を検討中

JAXAプレスリリース(12/8) 逆噴射中に機体が強い衝撃を感じて想定外の回転を開始したため、自動的に噴射を停止したとのこと。「エンジンの噴射口が壊れたか、何かがぶつかった可能性がある」(asahi.com(12/9))。

SpaceX社、Falcon 9ロケット2号機でのDragonカプセルの打上げ及びカプセル回収に成功

Spaceflightnow(12/8)

USAF、2機目のX-37B (OTV-2)を来年春打上げ予定

AviationWeek(12/7) 1号機の目的が機体性能の確認であったのに対し、2号機は軌道変更能力と着陸時の耐横風性能を確認する計画。なお、先日着陸した1号機は、着陸した際に脚のタイヤが1個バーストし、機体下部に損傷を受けたとのこと。