2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

中国,Beidou(北斗)のアジア地区でのサービス提供開始

SpaceDaily(12/28) 日本・中国〜東南アジア〜オーストラリアがサービス範囲内。

ロシア, Soyuz 2-1vを来年早くに打上げ予定

SpaceDaily(12/28) 1段エンジンをNK-33-1で置き換えたSoyuzでLEO 2.8tonの軽量級衛星がターゲット。当初今年10月に打上げ予定だったが、エンジン試験のトラブルで延期されていた。 コメント Soyuz 2-1vについての記事はNASA Spaceflight(10/12)に詳しい。

Energomash社,RD-180の有人仕様化検討を開始

SpaceDaily(12/28) Atlas Vの有人仕様化に対応。また、推力500tonf級のエンジンも西側向けに設計中とのこと。

インド政府、2017年までの5年間の宇宙開発計画を承認。$7.2Bで通信容量を倍増など。

SpaceNews(12/28) 第12次五年計画の一部で、宇宙開発には397.5Bルピーが割り当てられている。不足している通信容量に対応して5年間で14機の通信衛星を打ち上げて軌道上のトランスポンダ数を倍増させる他、インド洋上空のGSOに配置する地域版GPS衛星7機(4機の…

Orbcomm社,SpaceX社との打上げ契約条件を再調整

SpaceNews(12/28) 当初Falcon 1eで打ち上げることになっていたため、Falcon 9での打上げで再調整。$42.6Mで、2機のFalcon 9で18機までの衛星を打上げることで合意。2009年当初の合意額として報道された価格より$9M安い価格。 なお、Falcon 9のCRS 1号機の相…

ロシア首相, 2013-2020年の宇宙開発予算は約$70B(2.1 trillion ルーブル)を投じると表明

RIA Novosti(12/27) ロシア首相が語ったもの。連邦政府の宇宙プログラム、Glonass開発費、宇宙センター建設費、業界の近代化に関わる費用のうち非機密分が含まれる、とのこと。 コメント 年間平均で7500億円くらい(日本の2.5倍)でしかないので、正確に何が…

SpaceX社,Grashopper再使用実験機の40m飛行試験に成功

SpaceRef(12/23)

Protonロケットの失敗はBreeze Mのターボポンプベアリング故障の模様

RIA Novosti(12/25) 報告書は12/Eに出される予定とのこと

Boeing社,4kgのナノ衛星SENSEを米空軍に出荷

SpaceDaily(12/19) 衛星は30 x 10 x 10cmで、気象観測センサとGPSセンサが搭載されていて、Sバンドで1Mbit/sで通信する。Space Environmental NanoSat Experiment (SENSE) と呼ばれており、ナノ衛星が軍事目的に利用できるか検証するのが目的。打上げは2013…

VerginGalactic社,SpaceShipTwoにハイブリッドエンジンを搭載して滑空試験を再開

FlightGlobal(12/20)

Arianespace社, Ariane 5 ECAロケットでSkynet 5D(英国)とMexsat(メキシコ)を打上げ

Spaceflightnow(12/19)

Energia社,Roscosmosから軌道上自律飛行実験室の設計を受注

SpaceDaily(12/21) ISSとドッキングして試料や燃料の補給を行い、自律飛行中に実験や観測を行う計画とのこと。当初2015年打上げとされていたが、現在2〜3年遅れるとされている。

NASA,SLSコアステージの水素ベントラインキャリアプレート(GUCP)をシャトルから改善予定

NASA Spaceflight(12/21) SLSのタンクはシャトルと共通部分が多いものの、シャトルの打上げアボートを何回か引き起こしたベントラインキャリアプレートからの水素漏洩については、教訓を生かして改良するつもりとのこと。 コメント SLSについては細かい記述…

NASA/Boeing社,SLSコアステージのPDRを完了

SpaceRef(12/21) CDRは2014年の予定。コアステージは、New OrleansにあるNASAのMichoud Assembly Facilityで製造される。

NASA、Voyager 1が太陽系の新領域を発見したと発表

SpaceNews(12/10) Heliosphereの最外層に星間空間からの粒子が太陽系内に入り込む一方、太陽系からは星間空間に粒子が出て行っている領域。これが星間空間前の最後の領域と見られている。Voyager 1の観測機器は2020年までは正常に作動する見通しで、その後、…

三菱電機、防衛省等の過大請求問題で773億円を返納へ

毎日.jp(12/22) 過大請求分は、防衛248億,宇宙71億の計319億円(関連会社を含めると389億)。違約金等を含む返納額は773億円になる見通し。中距離地対空誘導弾、情報収集衛星開発、HTV開発などで、経費を水増ししていたとのこと。 防衛省は21日、違約金を現…

IS-19打上げ時の太陽電池パドル不具合の独立調査委、ロケットは無関係と結論

SpaceNews(12/19) IS-19は軌道上で片側の太陽電池パドルの展開に失敗し、その後、パドル展開には成功したものの、衛星に損傷が残った。Intelsat社は衛星の電力発生機能の1/3が失われたとして、$84Mの保険金請求を行っている。調査の結果、不具合は「パネル製…

米議会,人工衛星を大統領が武器リストから外せるように戻す法案を承認

SpaceNews(12/21) National Defense Authorization Act (NDAA)に盛り込まれ、1998年の人工衛星及びその部品をDOSの管理下におくことに決めた法律を変更することになる。これにより、大統領の判断で武器リストから商務省管理下のCommerce Control Listに移す…

TAS社, Yamal-402の静止軌道投入を完了

RIA Novosti(12/15) Protonロケット失敗による中間軌道から4回のエンジン噴射で静止軌道投入を完了。

文部科学省における宇宙分野の推進方策について

文部科学省Web Site 本文(pdf)はこちらです。

NASA, GRAIL月探査衛星2機を月面に衝突させてミッション終了

Spaceflightnow(12/17)

中国, Chang'e-2衛星の小惑星Toutatisフライバイに成功

Spaceflightnow(12/17) 小惑星から約3kmを通過。Chang'e-2は主ミッションである月探査終了後、L2に移動し、その後、小惑星探査に向かっていた。

中国, トルコの光学地球観測衛星Gokturk 2を長征2Dロケットで打上げ

Spaceflightnow(12/18) Gokturk 2はトルコ国産の地球観測衛星で、質量約400kg、分解能は2.5m。国軍の要求に基づき開発されたとのこと。トルコは後継機をTelespazioとThales Alenia Spaceに発注済。 本打上げは中国の今年最後の打上げで、2012年の打上げ機数…

Khrunichev社,新しいISSモジュールNaukaを完成

SpaceRef(12/8) 打上げは2013年か2014年。Zvezdaモジュールの地球側に結合される予定。

ULA社, Delta IVの上段推力低下はチャンバ漏洩が原因と発表

Spaceflightnow(12/9) 初回着火でスロート部で漏洩が発生。エンジンは3回着火したが、着火のたびに推力低下量が増加した。誘導系でエンジン燃焼時間を延長することで投入軌道は正常だった。なお、本ミッションは能力が余っており、衛星投入後にまだ450kg程度…

北朝鮮,軌道上物体の投入に成功

Spaceflightnow(12/12) 高度500km〜600km、軌道傾斜角97.4度に投入

NASA,商業有人機の安全性適合性評価契約をBoeing, SpaceX, Sierra Nevada社に発注。各社$10M程度

Spaceflightnow(12/12) 2013年1月〜2014年5月の第1フェーズ作業。作業内容は適合性評価計画立案・基準提案・ハザード解析。During first set of certification contracts, companies will develop a certification plan, propose alternate standards for ce…

ULA社, Atlas Vロケットで3回目のX-37Bを打上げ

Spaceflightnow(12/11) 今回のX-37Bは第1回目に打ち上げられた機体を再整備したもの。

TAS社,Yamal 402を運用軌道に遷移できる見通し

Spaceflightnow(12/13) Novosti社によれば衛星寿命が計画の15年から11年程度に縮まる見通し

SpaceX社,エンジン早期停止の原因を究明した模様

SpaceNews(12/12) 週末にNASAに報告予定とのこと。