2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

SpaceX社、Dragonカプセルのフェーズ1安全審査を通過

SpaceDaily(8/30) 特に課題となっていたのがISSとの衝突ハザードの制御だったが、問題なく了解されたとのこと。

Boeing社、Ares I 上段開発を受注

SpaceNews(8/28) NASAは、Ares I 上段開発メーカとして、Boeing社を選定したと発表。ATK / Lockheed Martin / Pratt&Whitney Rocketdyne 連合との競争に競り勝った。開発費、試験機3機、運用機6機の合計受注額は5.1億ドル。オプションである12機の追加発…

RpK社、資金難でK-1ロケット開発中断か

Wall Street Journal Online(8/23) WSJ社は、同社が従業員の一部をレイオフし、サプライヤにK-1関連の作業を中断するように連絡したとのこと。 コメント RpK社はSpaceX社と共にNASAのCOTS契約を受注してK-1を開発しているが、同契約は技術開発と併行した民間…

SpaceX社、来年のFalcon 9打上げに向けて着々と進行中

SpaceX社プレスリリース(8/17) Falcon 9の詳細設計審査用文書をNASAに送付を完了。エンジン部の強度試験は完了し、耐圧試験用タンクは試験場に輸送完了。工場も、旧747胴体製造工場を購入して移設の準備中とのこと。 一方、Falcon 1の3号機(次号機)から使用…

2006年度宇宙業界売上高上位50社発表−Lockheed Martinが1位

SpaceNews(8/6) 宇宙関係売上高で、2位のBoeingを17億ドル引き離して98億ドルで首位。昨年の売上げ90億ドルから8億ドルの上昇。2位はBoeingの81億ドル、3位はNorthrop Grummanの50億ドル。欧州勢の首位は4位のEADS Astrimの42億ドル。 日本企業で50位に入っ…

Delta 2ロケット、退役へ

SpaceNews(8/13) USAFが来年にも打上をEELVに全面移行することを決定して以来、NASAは現在中型衛星の打ち上げに使用しているDelta 2ロケットを継続使用するかどうか検討してきたが、打上費用の上昇が見込まれることを理由に、現在調達済みのDelta 2が終了後…

米軍、TacSat-1ミッションを中止。Falcon 1次号機はデモフライトになる可能性も

SpaceNews(8/16) 米軍はFalcon 1で打上げ予定だったTacSat-1の打上げを中止することを明らかにした。これは先行して打ち上げられたTacSat-2により実証予定の技術が全て実証されたためであり、先日のFalcon 1打上げ時のトラブルとは関係ないとのこと。米軍はF…

NASA、エンデバーの耐熱タイルの修理はしないことを決定

Spaceflightnow(8/16) 試験も実施して、クルーの安全性に影響のないことを確認したことにより、最終判断を下した。

はやぶさ、イオンエンジンの切替に成功

JAXAプレスリリース(8/16)

ATK社、Ares Iの1段の開発を18億ドルで受注

SpaceDaily(8/16) 今後の計画: 2009:シャトルSRB(4セグメント)にダミーセグメントを追加したAres I-Xの試験飛行 2009-2011:5セグメントSRBの地上燃焼試験5回 2012-2013:Ares I試験飛行3回

RL-10、Atlas V打上失敗の原因究明結果を受け、エンジンバルブを改修へ

AviationWeek(8/16) Spaceflightnow(8/16) Centaurの早期停止でNRO衛星を正規軌道に投入できなかったAtlas V不具合の原因調査の結果、原因はRL-10エンジンバルブが長秒時コースト中の低温環境で正常な閉作動をしなかったためと特定し、バルブの改修を行ってD…

NASA、エンデバーのタイルの傷の修理は必須ではないとの判断へ

Spaceflightnow(8/14) 傷はアルミの外板に達しているものの、CFDの結果、大気圏再突入時でも評定温度を満足できる見込みを得た。独立評価チームが合意すれば、修理は必須ではないとの判断をする可能性がある。

Ariane 5 ECA打上げ成功

Spaceflightnow(8/14)

シャトルエンデバー打上成功、外部タンクから剥がれたデブリは機体に当たらず

NASA Spaceflight(8/8) SRB分離の30秒後にETからのデブリの剥離がモニタで確認されたが、オービタのTPSには当たらなかった模様。

インド、GSLV用極低温上段の長秒時(8分間)燃焼試験に成功

SpaceDaily(8/7)

エンデバー居住区での漏洩原因はシールのデブリ痕

Technobahn(8/6) 当初疑われたリリーフバルブが問題ではなかった。

NASA/LM、Orionの帰還方法案からエアバッグ方式を除外

NASA Spaceflight(8/5) 重量軽減のため当初計画のエアバッグによる陸地への帰還を断念。海への着水になる見通し。重量軽減策の一環として、その他、RCSをGreen Propellantから従来のものに変更しており、飛散する可能性のある推進薬中和のために海水中への着…

HASTIC、大樹町でのCamuiの打上実験に成功。高度3.5km。

SankeiWeb(8/4)

NASA、火星ロボット探査機Phoenixの打上に成功

Spaceflightnow(8/4) Phoenixには深さ60cmほど掘れるロボットアームが装着されており、浅い地表下にあると推定されている氷層の調査を行う。

NASA、Endeavourのキャビン圧リリーフ弁を交換

Spaceflightnow(8/1) 打上前点検でキャビン圧の圧力降下率が大きく漏れの原因を調査していたシャトルEndeavourについて、NASAは、疑わしいリリーフバルブを交換することを決定した。打上日への影響はない。