RpK社、資金難でK-1ロケット開発中断か

Wall Street Journal Online(8/23)
WSJ社は、同社が従業員の一部をレイオフし、サプライヤにK-1関連の作業を中断するように連絡したとのこと。

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RpK社はSpaceX社と共にNASAのCOTS契約を受注してK-1を開発しているが、同契約は技術開発と併行した民間の資金調達を要求している。RpK社は資金調達期限を何回か繰り延べ、最近では7月末としていた調達期限にも間に合っていなかった(先週のSpaceNews参照)。これを受け、同じように輸送系開発を目指す他社からは、NASAに対し、RpK社のCOTS契約を取り消して残金を再配分してほしいとの要望が出されていたが、NASAは、しばらくは状況を見守るとの姿勢を示していた。