2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

インド,火星探査機を10月に打ち上げる計画

SpaceDaily(2/21) 火星大気観測衛星で開発費は$70M相当。

ロシア,宇宙産業でのシェアを現在の10%から15%に上げたい意向

RIA Novosti(2/23) Medvedev首相が語ったもので、1月に発表された2020年までの国の宇宙計画に対応した内容。

ロシア政府,軍用Xバンドレーダ監視衛星のAstriumからの調達を独政府に打診

SpaceNews(2/22) TerraSAR-XとTanDEM-Xと同様の衛星。TerraSAR-X,TanDEM-Xプロジェクトは、総開発費365Mユーロ($493M)の75%をDLRが,25%をAstrium社が出した官民共同プロジェクト。

NASA,SLSのタンク材料をAL-LiからAL2219に戻すことを決定

NASA Spaceflight(2/18) シャトルETとの荷重条件の違い(シャトルETより厳しい)により、材料の脆性特性と製造限界を考慮すると、SLSではAL-Liが使用できず、従来のAL2219を採用することにしたとのこと。AL2219の方が1機当たり$30M程度コストを抑制可能だが、…

OSC社,Taurus XLロケットのフェアリング分離機構の設計変更中 - NASAは原因特定できず

SpaceNews(2/22) FlightGlobal(2/21) 2009年のOCO衛星の打ち上げと2011年のGlory衛星打ち上げ失敗の原因となったTaurus XLロケットのフェアリング分離失敗の原因について、NASAは、可能性の高い部位は特定したものの、原因特定に至らなかったとする報告書を…

OSC社,Antaresロケットの射点燃焼試験を実施

Spaceflightnow(2/22) 燃焼秒時は29秒。試験終了後、機体は約1マイル北にある水平整備建屋に戻されて、整備完了後に試験飛行を行う予定。

ULA社,NASA IceSat-2衛星のDelta 2ロケットでの打上げを$96.6Mで受注

SpaceNews(2/22) 打上げは2016年7月。NASAは当初空軍の気象衛星 DMSP F20と同時にAtlas Vで打ち上げる計画だったが、空軍がDMSPの打上げを2020年に延期したため単独で打ち上げることになった。 この契約の結果、ペイロードが決まっていない在庫のDelta 2はあ…

NASA, Curiosityによる初の火星地中サンプル収集を実施

Spaceflightnow(2/20)

SpaceX社, 3/1のDragon打上げに向けた射点燃焼試験を2/25に実施予定

Spaceflightnow(2/21)

Athenaロケットの歴史

The Space Review(2/11) コメント 分かりやすくコンパクトに纏まっているのでお薦めです。

ESA, Alphasatの熱真空試験中

SpaceDaily(2/12) Alphasatは、AstriumとTASがESA及びCNESと共同開発したAlphabusを使った大出力衛星で、ESAとInmarsatがPPPで開発してAstriumが製造主契約社。打上げはこの夏にAriane 5で行われる予定。

NASA, SLSのAdvanced booster契約の4社目としてAerojet社と契約

AmericaSpace(2/16) 契約済の他の3社は、ATK, Dynetics, Northrop Grumman。

OHB社,2013年の収入は2012年を13%上回る700Mユーロ超の見通し

SpaceNews(2/15) Galileoのプライムコントラクタ。利益も20%増加して36Mユーロ確保できる見通し。

NASA, Orionのパラシュート故障模擬着陸試験に成功

SpaceDaily(2/15) 3個のパラシュートのうち1個が開かなかった事態を模擬したヘリコプタからの落下試験を実施して計画通りに着陸。昨年は2個のドローグシュートのうち1個が開かなかったケースの模擬試験での着陸にも成功しており、パラシュートシステムの1故…

米議会GAO,極軌道気象衛星の観測ギャップの可能性への対処を求める

SpaceNews(2/15)

NASA, F-1エンジンガス発生器の燃焼試験シリーズを間もなく終了

SpaceNews(2/11) 1月から実施してきたF-1エンジンGG試験シリーズ。試験用コンポーネントはNASAマーシャルの保存品と、スミソニアン航空宇宙博物館の保管品を使っている。

ULA社, Atlas VロケットでLandsat衛星を打上げ

Spaceflight(2/11) Atlas Vの36回目の打上げで、初のNASA用衛星の西海岸からの打上げ。

カザフスタン政府とロシア政府,Baikonur射場のBaiterek新射点をZenit用に設計変更することで合意

RIA Novosti(2/13) 当初Angaraロケット用に建設がはじまったが、ロシアがAngara打上げ射場を国内のVostochnyにすることにしたことからカザフスタン側が反発していたもの。協議の結果妥協が成立した模様。

OSC社,Antaresロケット地上燃焼試験を着火直前に中止

Spaceflightnow(2/14) 着火1.5秒前に窒素パージの圧力が低いことを飛行計算機が検知して自動的にシーケンスを停止。次週再実施予定。この後、4月に試験飛行が、6〜7月にCOTSデモミッションを小型副衛星も搭載して行う予定。

SeaLaunch社,事故原因究明後に飛行再開すると発表

Spaceflightnow(2/13)

ILS社,Yamal402打上げ時のProton失敗原因を公表 *追記2/23

Spaceflightnow(2/13) SpaceNews(2/14) リフトオフ前の推進薬温度が従来より高く、更に、エンジンからのヒートソークバックも大きかった結果、ポンプ入口でガス化した酸化剤(N2O4)が増加した。この結果、第3回目の燃焼時に、ベアリング冷却のための液体推進…

GAO,EELVへの他社参入基準の評価を議会に報告

SpaceRef(2/7) コメント 参入予定打上げサービスの中に、Liberty II(2013年3月に参入表明予定)があります。Libertyの無人バージョンと推測されますね。

カナダ,北極圏の気象・通信衛星コンステレーション構想に外国の参加を打診中

SpaceNews(2/6) PCWとして知られる計画はCSAがMDA社と共に検討してきたが、資金不足でCSAだけでは実現できる目処がつかず、国際パートナー及び政府内の他部門の出資を打診中。

Boeing社,SeaLaunch社にUSD350Mを請求する訴訟

SpaceRef(2/4) 未返還負債の返還を請求

Energia社,SeaLaunchの国営化をロシア政府に打診(打上失敗の前に)

RussianSpaceWeb(2/4) SeaLaunch社はUSD530Mの負債があり(同社によればUSD300M)、2012年12月にロシアの銀行からUSD200Mの追加融資を求めたが、失敗したとのこと。同社では、最近のカザフスタン政府によるBaikonurからの打上げ機数制限もあり、比較的安価にロ…

SeaLaunchの打上げ失敗原因はジンバル制御用油圧ポンプとの見方

FlightGlobal(2/5) RussianSpaceWeb(2/3) 油圧ポンプ用タービンはリフトオフ10秒前(と機能試験時)には高圧ヘリウムガスで駆動されて正常だったが、エンジン始動後にケロシン駆動に切り替えられた後、タービン回転数が低下して完全に停止したとのこと。

NASA, 予算都合によりOrionアボート試験をSLS初号機以降に延期

SpaceNews(2/6) 当初2015年に計画されていたが最低2年延期。2014年に予定されているDelta IVに搭載したOrionの試験飛行(ヒートシールドと着陸機構の試験)は計画通り実施し、このカプセルをリファーブして2017年のSLSによる無人月周回飛行に使用する計画。有…

「ロシアの衛星打ち上げビジネス、評価が急降下」(ISMEDIA)

ISMEDIA(2/7)

Starsem社, Soyuz 2-1aロケットでGlobalstar衛星6機を打上げ

Spaceflightnow(2/6) Starsem社は1999年からBaikonurからのSoyuzの商業打上げを手がけてきたが、現状、商業打上げは全てKourouからの打上げに移動している。同社では可能性のある顧客と調整中としているが、現在は、Globalstar社のオプションである追加の6機…

Arianespace社,Ariane 5ロケットで過去最大のペイロードを打上げ

Spaceflightnow(2/7) Arianespace社プレスリリース(2/7) Arianespace社ミッションキット Amazonas 3とAzerspace/Africasat 1aを打上げ。打上げ時質量は衛星9.503 ton(Amazonnas 3が6265kg, Azerspace/Africasat 1aが3275kg)にSYLDAアダプタを含めて10.317 to…