2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

インターステラテクノロジズ, 2017年1月に高度100kmに到達するロケットを大樹町から打上げ

日経新聞(11/11) 全長9.9m, 直径0.5m。エタノール燃料。2020年に小型人工衛星の打ち上げを目指して開発を継続する計画。

SpaceX社, 4425機の衛星によるコンステレーション計画をFCCに申請

Spaceflight Insider(11/19) 初期は1600機を展開し、その後に2825機を展開する計画。Ka/Kuバンドを使用してブロードバンド接続サービスを提供する構想。最初の800機を展開した時点で部分的なサービスを開始する構想。

ULA社, Atlas VロケットでNOAAの気象衛星GOES-Rを打ち上げ

Spaceflightnow(11/20)

ViaSat社とO3b社,高度8000kmのコンステレーション構想をFCCに提出

SpaceNews(11/21) ViaSat社はGEOの3機の衛星によるKaバンドサービスを補強するために24機のMEO(高度8200km,傾斜角87度)のコンステレーションを申請。またこのコンステレーションではVバンドを宇宙通信に利用するためのウェーバーも併せて申請。 一方,O3b社は…

SpaceX社, NASAから地球観測衛星打ち上げを受注

SpaceNews(11/22) Surface Water and Ocean Topography (SWOT)を2021年にFalcon 9ロケットで打ち上げる

中国,長征3C/G2ロケットで4機目のデータ中継衛星Tianlian 1を打ち上げ

Spaceflightnow(11/22) 宇宙ステーションとの通信回線を確保するための衛星で、NASAのTDRS相当

ESA,ExoMarsに搭載した火星着陸機の失敗はIMUの出力不良による機体位置誤認識と発表

Spaceflightnow(11/25) SpaceNews(11/23) Schiaparelli着陸機が極超音速パラシュートとヒートシールドを分離した後の姿勢変化で、IMU出力が約1秒間飽和し、これにより、フライトコンピュータが、まだ落下中に着陸完了したものと判断して、着陸後のシーケンス…

中国,長征2DロケットでYunhai 1気象衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(11/13)

Arianespace社, Ariane 5 ESロケットでGalileo衛星4機を打ち上げ

SpaceNews(11/17) 再着火可能なストアラブル推進系のES形態を利用。4機のGalileo衛星は2機ずつ分離された。Galileo用のディスペンサはAirbus DS社製で435kg。

Telesat社, LEOコンステレーションの詳細を公開

SpaceNews(11/17) FCCへの提出資料で明らかになったもの。117機の衛星を2種類の軌道に投入する。1つ目は高度1000km,軌道傾斜角99.5度で、軌道面は6面、各軌道面に12機を配置する。2つ目は高度1248km,軌道傾斜角37.4度で、軌道面は5面、各軌道面に45機を配置…

Vector Space社, 追加出資を確保

SpaceNews(11/18) 総出資額は$2.25Mに到達。これとは別にNASA/DARPAからの契約$2.5Mも受注済。Vector-Rロケット初号機を2017年末に打ち上げるためのRound Aの資金調達は2017年初頭に完了させる計画。

中国,Shenzhou 11ミッションを完了。クルーは地球に帰還

Spaceflightno(11/18) NASA Spaceflight(11/18)

ルクセンブルク政府,小惑星採掘技術開発に$28Mを投資

Spaceflight Insider(11/8) 米国のベンチャー企業 Planetary Resources 社に投資。同社は2020年までにNEOからの採掘のための最初の商業ミッションを打ち上げることを目指している。

宇宙活動法と衛星リモートセンシング法が成立

サイエンスポータル(11/10) ・人工衛星等の打上げ及び人工衛星の管理に関する法律案 → PDF ・衛星リモートセンシング記録の適正な取扱いの確保に関する法律案 → PDF

中国,長征11号ロケットでX線パルサー航法試験衛星XPNAV 1を打上げ

Spaceflightnow(11/10) 4段式固体ロケットの長征11号はこれが2機目。

米国防総省,Iridiumの利用拡大を同盟国に呼びかけ

SpaceNews(11/11) Enhanced Mobile Satellite Services (EMSS)プログラムのGrason氏のGlobal Milsatcom conferenceでの発表。既に利用しているオーストラリア、英国、カナダ、ニュージーランド以外の国も、国防総省が有するゲートウェイを使って定額で上限な…

ULA社,Atlas VロケットでDigitalGlobe社のWorldView 4衛星を打上げ

Spaceflightnow(11/11) VAFB周辺の山火事とそれに伴う射場インフラの修理で延期されていたもの。

Aerojet Rocketdyne社, CST-100用Launch Abort Engineの燃焼試験を完了

SpaceRef(10/31) CST-100のサービスモジュールに搭載される推進薬は、アボート用とミッション用で共用しており、3種類のエンジンを搭載する:(1)アボート専用の40klbsエンジン×4基、(2)軌道制御用とアボート時の低空での姿勢制御用の1500lbsエンジン、(3)軌…

SpaceX社,Falcon 9の爆発事故の原因をほぼ特定,年内に飛行再開を計画

Spaceflightnow(10/31) SpaceX社プレスリリース(10/28) SpaceNews(11/4) 原因は2段LOXタンク内部のCFRP製He気蓄器が充填作業中に破裂したことと推定されており、充填手順の変更で対応できる見通し。CEOのElon Musk氏によると12月中旬に飛行再開できるだろう…

Eutelsat社,業績回復に向けたコストダウン策を投資家向けに説明

SpaceNews(11/1) Eutelsat 5 West Bでは、当初計画されていたC帯を削除して電力要求を削減し、Orbital ATK社製バスを用いることでProtonロケットでのスタック形態での打上げとすることで打ち上げ費用も低減。なお、衛星はOrbital ATK社製バスの上にAirbus社…

MDA社,商業衛星市場は想定ほど伸びないとの予測を投資家向けに説明

SpaceNews(11/1) RFPはGEO/LEOともに活発だが契約までたどり着く案件が少ないとの分析。商業GEO衛星の今年の契約は世界合計で16件程度に終わるだろうとの見通しで、歴史的な年平均20機に対して2割ほど減る予測。

MHI, H-IIAロケット31号機でひまわり9号を打ち上げ

Spaceflightnow(11/2) 衛星質量は約3500kg。

米海軍,主エンジンが故障したMUOS5衛星の運用可能な軌道への遷移に成功

Spaceflightnow(11/3) RCSスラスタを用いて、ほぼ円軌道で軌道傾斜角9.7度の安定軌道に投入。

中国,長征5Eロケット初号機の打上げに成功

Spaceflightnow(11/3) 初号機は試験機で、2段ステージを搭載して補助ブースタが4本ついた5E形態で実施された打上げ能力はGTOに14tonとされている。長征5号には、このほかに、2段ステージを搭載しないLEO輸送用の5B形態が存在し、打上げ能力はLEOに25ton。今…

ESA,Ariane 6/Vega-Cの固体モータ製造ラインをイタリアとドイツの2箇所に設けることを承認

SpaceNews(11/4) P120Cモータは現在イタリアのAvio社が開発しているが、ドイツのMTA社が自社での低コスト製造能力をアピールしており、これを2つ目の製造ラインとして承認したもの。ただし、コスト低減で増加する開発費がカバーできるとの想定に基づいており…

ULA社,Atlas VロケットでCygnus輸送船を来年3月に打上げ

Spaceflightnow(11/4) SpaceNews(11/4) Orbital ATK社がAtlas VでCygnusを打ち上げるのは3回目。情報ではAntaresでの打上げより打上げ能力が上がるAtlas Vでの打上げをNASAが勧めたとのこと。Antaresでの輸送貨物量は5000lbsであるが、Atlas Vでは7700lbsの…