2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

USAF, DMSP-F19の機能停止の原因を電源系故障と特定

SpaceNews(7/25) 特定部位の電源系故障によりコマンドがプロセッサに届かなくなっていると推定。復旧は不可能と判断。本衛星は2014年4月に打ち上げられた。

NASA, Mars 2020ローバー打上げロケットにULA社のAtlas Vを選定

Spaceflightnow(7/25)

SNC社, NASAとCRS-2の開発認定基準と検証計画を合意 - CRS2マイルストーンの2つ目

SNCプレスリリース(7/25) Completion of Milestone 2 means NASA and SNC collectively agree on the certification criteria used to confirm Dream Chaser designs meet CRS-2 mission requirements. These qualification and verification plans will be …

インド, 国産SCRAMJET技術の試験を年内に実施予定

SpaceDaily(7/26)

NASA, SLS初号機(EM1)は2018年9-11月打上げに向けて順調と報告

SpaceNews(7/26) ESAが開発中のOrionサービスモジュールの米国への引き渡しが3か月遅れることが決まったことから、SLS機体のWDRをOrion非搭載で実施することも含め、打ち上げ時期を守るための開発計画を検討中。

NASA, SpaceX社のRed Dragonへの投資額は$300M規模と推定

SpaceNews(7/27) NASAとSpaceXの費用負担比率が1:10程度という情報からの推定額。

米ベンチャー企業のAudacy社, Cubesat用データ中継衛星コンステレーション構想を発表

SpaceNews(7/27) 3機の衛星と2箇所の地上局で総費用は$750Mの計画。シリーズAファンディングラウンドで$15Mを獲得。

中国, 世界初の「量子通信」による軌道上ネットワーク網構築のための試験衛星を打ち上げ予定

SputnikNews(7/28)

ULA社, Atlas VロケットでNROL-61衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(7/28) 本衛星は低軌道の偵察衛星からのデータ転送用衛星と見られている。

中国, 新型のトラッキング船Yuanwang-7の処女航海を開始

SpaceDaily(7/28) 数日前に、Yuanwang-5と6も出港しており、3つのトラッキング船で打上げをサポートする。

SNC社, Dream Chaser の落下試験第2シリーズを間もなく開始

SpaceNews(7/29) この試験はCommercial Crew用に開発していたCCiCapでの落下試験(SNCはCommercial Crew契約を獲得できなかったが、SAAに基づく試験は継続している)。CRS2用のカーゴ機ではないが、試験結果はカーゴ形態機の開発にも活用される。

SpaceX社, 回収したFalcon 9ロケット1段ステージのフルデュレーション燃焼試験を実施

Spaceflightnow(7/29)

JAXA, HTV-Xの開発状況を文科省宇宙開発利用部会に報告

JAXAプレスリリース(7/14)

SpaceX社, ISSへのDragon輸送船をFalcon 9ロケットで打ち上げ。1段ステージは射点で回収

Spaceflightnow(7/18) 旧シャトルドッキングポートを、IDSS仕様の新ドッキングポートに変更するためのIDA-2を打ち上げ(昨年のFalcon 9打上げ失敗で失われたIDAの代替品)

欧州委員会(EC), 宇宙政策のドラフトでEUが有する宇宙資産(GalileoとCopernicus)の軍事利用を推進すべきと表明

SpaceNews(7/18) この他に、Kourouのロケット射場へのEUの関与を深めることや、米国製電子部品への依存度を下げることが言及されている。なお、宇宙政策は11月に制定される計画。

SpaceX社, Falcon Heavyのブースタ回収用にCCAFSに追加で2箇所の着陸場を設定することを調整中

Spaceflight Insider(7/19)

Kourouへの輸送中に損傷した防衛省のDSN-1, 打上げを2年延期

SpaceNews(7/19) ロイター(7/19) 保護用のブルーシートが、コンテナの内外気圧調整用バルブを覆ってしまい、バルブが正常に作動しなかったことが、コンテナ変形により衛星を故障させた原因とのこと。アンテナが変形して再製作が必要となったため、2018年6月…

NASAの火星サンプルリターンミッション Mars 2020 は$2.1Bを要する見通し

SpaceNews(7/20) KDP-Cを通過し、開発は計画通り進捗中。

SSTL社, Honeywell社に exactEarthコンステレーション実証機用衛星バスVestaを提供

Via Satellite(7/20) SSTL 12バスをベースにしたバス

欧州委員会(EC), ASL社によるArianespace社の買収を承認

SpaceNews(7/20) なお、ASL社はCNESの所有する35%の株式を買い取るために$150Mを支払うことに合意。

JAXA, H3ロケットの開発状況の記者説明を実施

JAXAサイト 記者説明資料はこちら(pdfファイル)。

SLSの打上げカウントダウン計画

NASA Spaceflight(7/21)

Vector Space Systems社, 2018年に小型ロケットを打ち上げる計画

SpaceNews(7/22) Garvey Spacecraft社を買収し、同社が計画していたLEO数10kg規模の小型ロケットをVector 1として開発継続する。既にコンステレーション構築用に1社と契約済でもう1社と交渉中とのこと。Vector社では小型衛星打上げ用ロケットのうち軽い側に…

DARPA, 軌道上サービス衛星のロボットアームをSS/L社に発注

SpaceNews(7/22) DARPAは、2020〜2021年に打上げを計画しているRobotic Servicing of Geosynchronous Satellites (RSGS) ミッション用のロボットアームを$20.7Mで発注。静止軌道上の衛星へのサービス(衛星の検査や、開放に失敗した太陽電池パドルの開放など)…

FCC, 24GHz以上の周波数帯を5G携帯電話網に開放。衛星通信との干渉問題は継続協議

SpaceNews(7/22) 衛星業界では28GHzのKa帯通信や将来のV帯通信サービスとの干渉を懸念して、WRC-15では米国が提案していた5G/衛星通信の共同利用研究開始を阻止することに成功していた。これに対して米国FCC長官はかねてから不快感を公式に表明していたが、…

海軍のMUOS 5衛星, 打上げ後の静止化途中で不具合が発生し、静止化作業を中断

Spaceflightnow(7/8) 現在近地点高度15000km, 軌道傾斜角9.8degに入っており、計画していた1300m/sの増速のうち700m/sしか完了していない。目標軌道は軌道傾斜角5度の Inclined GSO。MUOS衛星は主エンジンに日本のIHIエアロスペース社のBT-4エンジンを使って…

CNES, 今後の方針を更新:ISSを2024年まで支持、低コストLOX/LCH4エンジン(Prometheus)開発計画を年末にも提案

SpaceNews(7/11)

ULA社, 最後から2番目のDelta IIロケットの組立を開始

Spaceflightnow(7/12) 打上げは来年の1月だが、他ロケットの作業の都合で7月に組み立てて射場で保管する。

Moon Express社, CCAFSの旧Delta II射点など2カ所を試験用に使用することでUSAFと合意

SpaceNews(7/12) Moon Express社は民間で月着陸を目指している会社。もともとSpaceFlorida経由で旧Atlas射点を使って試験を実施していたが、同射点をBlue Originが使う予定となったため、別の場所を探していた。

Planet社(旧Planet Labs社), Rocket Lab社からElectronロケットによる打上げ3機を調達

SpaceNews(7/12) 1機でDove (約5kg/機) 20〜25機を打ち上げる予定。打上げ価格は未公開だが、Rocket Lab社の公開価格は$4.9M。Rocket Lab社ではElectronロケットの初号機を2017年第2四半期に打ち上げる計画。