2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ULA社,Vulcanロケットの主エンジンにBlue Origin社のBE-4を選定

Spaceflightnow(9/28) SpaceNews(9/27) SpaceNews(10/5) 9/11のWorld Satellite Businessの場で、Blue Origin社は、BE-4は200秒超を含む数百秒の燃焼試験実績を重ねている、と説明していた。選定に敗れたAerojet Rocketdyne社は、AR1エンジンについて、最近…

中国Expace Technology社,Kuaizhou-1Aロケットで小型衛星CentiSpace-1-S1を打上げ

NASA Spaceflight(9/28) Expace Technology社はKuaizhouロケットを開発したCASICの子会社で商業販売を担当。KZ-1シリーズは2段式のDF-21(東風-21)中距離弾道ミサイルに上段ステージを追加したもの。なお、KZ-1とKZ-1Aの外観はほぼ同じで1~3段は固体モータだ…

豪州スタートアップGilmour Space社,小型ロケット開発のシリーズB資金調達ラウンドでAU$19M(USD14M)を調達

SpaceNews(9/28) 2020年に3段式のEris-100ロケットで100kgまでの小型衛星を打ち上げる構想。ブースタを追加して打ち上げ能力を400kgに向上したEris-400も2021年に打ち上げるとしている。射点は豪州内に設ける方針で調査中。これまでに、シリーズAでAU$5M、シ…

Stratolaunch社,エンジン開発進捗状況を発表

SpaceNews(9/27) PGAエンジンはLOX/LH2を推進薬とする推力200klbfの2段燃焼エンジンで、現在、プリバーナーの試験中。

Vector社,LOX/プロピレンエンジンの特許を取得

SpaceDaily(9/27)

中国,独自ステーション打上げ用長征5Bロケット初号機打上げを延期

SpaceNews(9/27) 2017年7月の長征5の打上げ失敗の影響。故障解析結果を受けてエンジンの設計を見直した。飛行再開は今年11月と発表されている。ただし、現時点で工場からの輸送船は出発しておらず、長征5の射場作業は初号機では約2ヶ月を要している。 上段ス…

Capella Space社,小型SAR衛星コンステレーション開発に$19Mを追加調達

SpaceNews(9/26) シリーズBラウンドの結果。総調達額は$35M。

ispace社,2020/21の月探査ミッションの打上げ輸送サービスをSpaceX社に発注

SpaceNews(9/26) 技術実証機であるHAKUTO-Rの周回機と着陸機をそれぞれ2020年と2021年にFalcon 9の相乗りで打上げ。CEOの袴田氏はSpaceX選定の理由として価格と打上げ頻度を挙げ、将来の頻繁な月面輸送サービスに向けたパートナーシップが構築できる、とした…

Arianespace社,100機目のAriane 5でIntelsat-38/Azerspace-2とHorizons-3eを打上げ

SpaceNews(9/25) この打ち上げは、Arianespace社が運用する300回目の打上げでもあった。

NASA,宇宙探査ロードマップを発表

SpaceNews(9/25) Gateway構想などが記載されているが、従来発表されていない内容はほとんどない。レポートはこちら:National Space Exploration Campaign Reportなお、GatewayのPPE調達に関わる詳細はこちらの記事を参照:Where no commercial satellite bu…

イスラエルSpacecom社,Amos-8に関わる衛星製造・打上げ輸送サービスの契約をキャンセル

SpaceNews(9/25) 衛星製造はSSL社、打ち上げはSpaceX社と契約していた。政府の衛星国産の方針を受けたもので、政府支援を受けて製造される。

NGIS社,PegasusとMinotaurロケットのコストダウンを検討中

SpaceNews(9/24) Pegasusは20年前の開発以降、信頼性を第一に改善してきたが、その結果、2014年のNASAとの契約価格は$56.3Mとなり、最近10年間で4機しか打ち上げられていない。 同社では、ロケットとミサイル防衛プログラムで共通のアビオニクスを適用するこ…

JAXA, はやぶさ2から分離されたMinerva-Ⅱ1が着陸と小惑星上の移動に成功したことを確認

JAXAはやぶさ2プロジェクトサイト(9/22)

MHI, H-IIB 7号機でHTV 7号機を打上げ

MHIプレスリリース(9/23)

NGIS社, Atlas Vロケット用GEM-63モータの初回認定燃焼試験を実施

NASA Spaceflight(9/21) GEM-63は Aerojet Rocketdyne社のAJ-60Aに代わりAtlas Vロケットに使用される。今回は2回の認定試験の初回で、低温環境(4℃)から点火した。次回は高温環境(32℃)で着火予定。 なお、後続機のGEM-63XLはVulcanロケットで使用される予定…

JAXA, はやぶさ2からMINERVA-Ⅱ1ローバーを分離。状況は確認中

JAXAはやぶさ2プロジェクト(9/21) 最新情報は公式Twitterを確認してください。 https://twitter.com/haya2_jaxa

NOAA,GPS掩蔽法による気象情報をGeoOptics社,PlanetIQ社,Spire社に発注

SpaceNews(9/20) 契約額は3社で$8M(GeoOptics:$3.44M, Spire:$1.425M, PlanetIQ:$3.5M)。今回は2回目で、2016年の初回には$1M程度をSpire社,GeoOptics社と契約したが、GeoOptics社は衛星打上げが間に合わず期限までにデータを提供できなかった。

Arianespace社, 韓国KARIからVega CロケットによるKompsat 7観測衛星打上げ契約を受注

SpaceNews(9/20) 開発中のVega Cロケットによる打上げの3機目の受注。

中国,長征3BロケットでBeidou衛星2機を打上げ

Spaceflightnow(9/20)

Aerojet Rocketdyne社CEO, 新事業の買収を検討中と発表

SpaceNews(9/19) 2015年から実施中のコスト削減活動の財務上の効果が刈り取れてきたため。昨年L3社からColeman Aerospace社を買収したのもこの流れ。また、AR1の開発費の政府負担を、ULA社のエンジン選定遅延を理由に、現在の2/3から5/6に増加させることを納…

Rocket Lab社,Kleos Space社からElectronロケットによる打上げを受注

SpaceNews(9/19)

スタートトゥデイの前澤社長,SpaceX社のBFRによる月周回旅行を契約

Spaceflightnow(9/18) 朝日新聞(9/18) 2023年打上げを目指し、"dearMoon"計画として、アーティスト6~8名と同乗する計画とのこと。ただし、Elon Musk CEOは2023年の目標について確実ではないと発言している。ミッションはアポロ13号と同様の月の裏面を高度20…

インド,PSLVロケットで英国のNovaSAR 1とSSTL S1-4衛星を打上げ

Spaceflightnow(9/17) PSLVの44号機で、インドの今年4機目の打ち上げ。 NovaSAR 1は英国政府とSSTL社(衛星担当)とAirbus DS社(SARペイロード担当)のPPPプロジェクト。SSTL S1-4はSSTL社製で運用中のDMC3衛星3機と同仕様。

イスラエルIAI社,今年打ち上げる月着陸機の後継機を検討中

SpaceNews(9/17) 当初Google Lunar X Prizeを目指していたSpaceIL社設計(IAI社製造)の機体は、今年末にSpaceflight社の相乗りミッションを使ってFalcon 9で打上げ、来年2/13の着陸を計画。

ULA社,Delta IIロケットの最終号機でNASAの氷観測衛星ICESat 2を打上げ

Spaceflightnow(9/15) Delta IIロケットの155号機。2段エンジンは4回燃焼。主衛星と相乗り衛星を分離した後でデオービットバーンを行って大気圏に再突入させた。 なお、ULA社では残った部品をKSCで公開する計画(Spaceflightnow(9/15))。

SpaceX社社長によれば現在のBlock 5形態のリファーブには4週間必要。目標は1日で変わらず

Spaceflightnow(9/12) Musk CEOは、5月に、再使用Falcon 9による打上げ価格は、通常の約$60Mから約$50Mに値下げしていると発表している。

MHI,H-IIB 7号機の打ち上げを延期

MHIプレスリリース(9/15) 日経新聞(9/15) ロケットの推進系統に確認を必要とする事象が生じたため打ち上げを延期。LOXタンクの圧力を維持するバルブに不具合。

米空軍,Lockheed Martin社に22機のGPS3後継機(GPS3F)を$7.2Bで発注

SpaceNews(9/14) Lockheed Martinは2008年に10機のGPS3衛星を受注しており、GPS3F衛星へは同社しか入札していなかった。

Airbus社,今後のGEO衛星需要は年間15~18機と予測

SpaceNews(9/14) World Satellite Business Weekパネルディスカッション。現状は10機を切る状況だが、今後、置き換え需要などを考慮すると15~18機に落ち着くだろうと予測。ただし、他の会社に比べると楽観的で、TAS社は10~15機を予測している。2018年の発…

UAEのYahsat社,Huges社と提携

SpaceNews(9/14) World Satellite Business Week発表。