欧州閣僚会議、ESA予算3年間100億ユーロを承認

SpaceNews(11/26)
ほぼ事前情報どおりですが、特記事項のみ書いておきます。

  • 回収型ATVの初期検討に2000万ユーロの予算がついた。
  • Vinci開発にはESA要請を上回る3.57億ユーロを割り当てたとのこと。また、2011年までに上段アップグレード(GTO打上能力をデュアル9tonから12tonに増強)を完了させるように要請される見通しで、このための追加費用は15億ユーロ。
  • 火星ローバー計画のExoMarsに8.5億ユーロを計上(総額は12億ユーロで、ロシア・米国などからの参加を打診中)

また、ドイツがこだわっていたATVの今後の件はATVスケジュールの再検討をマイルストーンにおいたとのこと

Germany won over reluctant conference delegates to the idea that a review would be made in 2010 to determine whether ATV development is moving fast enough to justify further investment to accelerate the completion and launch of all the ordered ATVs