2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

英国Effective Space社,軌道上サービス衛星Space Drones 2機をProtonロケットのピギーバックでGEO軌道に打ち上げ予定

SpaceNews(3/12)

BlueOrigin社,Sky Perfect JSAT社からNew Glennロケットによる衛星打上げを受注

SpaceNews(3/12) mu Space(タイ),Eutelsat,OneWebに続く4機目の受注。

Glavkosmos社,2017年7月のSoyuz/Fregat打上げでのFregatステージでの不具合発生を認める

SpaceNews(3/12) Fregatの低推力エンジンの1つで問題が発生していた、と発表。ただし一部のCubesatが分離後に通信できていない問題との関連は明確にしていない。

SoftBank社,OneWebの通信容量をIntelsat以外のGEOオペレータに販売することも選択肢に入れて交渉中

SpaceNews(3/13) SoftBankはOneWebの全通信容量の販売権を獲得するとともに、販売成否に関わらずOneWeb社に費用を支払うことで合意している。

Spaceflight Industries社,高解像度画像取得コンステレーションBlackSkyのRound C資金調達で$150Mを確保

SpaceNews(3/13) 日本からは三井物産が出資(三井物産プレスリリース(3/14))。 BlackSkyは60機の衛星による高解像度・高頻度地球観測衛星コンステレーションで、衛星製造はThales Alenia社と、マーケティングはTelespazio社からの出資を受けている。今回の出…

ウクライナ,豪州からの打ち上げを検討中との報道

SpaceDaily(3/13) オーストラリアの新聞記事が源泉。Curtain Air Base (編注:Crutinの誤記か?) を候補として豪州政府筋に2年近くロビー活動をしているが、現在のところ、豪州側が積極的に受け入れる状況ではない。 コメント そもそも候補場所が豪州北西海岸…

SpaceX社,BFR上段ステージの離着陸試験飛行を来年にも実施する可能性

Spaceflightnow(3/13) Elon Musk CEOの発言。テキサス新射点が試験場候補地。

BlueOrigin社,BE-4の65%推力燃焼試験の動画を公開

Jeff Bezos CEO Twitter(3/13) 混合比スイープ試験を含む65%推力での114秒の燃焼試験を実施

Orbital ATK社,軌道上サービス機の新バージョンを発表

SpaceNews(3/14) 推進薬が枯渇したGEO衛星のステーションキーピング機能を代替することを目的とした Mission Robotic Vehicle と Mission Extension Pods を開発予定。現在開発中のMEVをベースとしたMRVは10〜12個のMEPを持って衛星に接近し、顧客衛星にMEP…

ブロードバンド時代のコンステレーション構想による影響

SpaceNews(3/13) SpaceNews社の論説記事 コメント まだ読めてませんが

衛星通信単価,HTS衛星増加で下落傾向継続

SpaceNews(3/14) Northern Sky Research社による調査結果のSatellite 2018での報告。全帯域で35〜60%下落。特にブロードバンド回線の大口顧客(特にインフライトコネクション提供会社)への戦略価格提供が影響。今後もこの傾向は継続するとみられる。

Rocket Lab社,米国射点を検討中

NASA Spaceflight(3/14) フロリダとアラスカを検討中

中国,長征5号の飛行再開を11月に計画

SpaceNews(3/14) 新型のDFH-5バスを採用した大容量通信の試験衛星を搭載予定。

SpaceX社とULA社, EELV打ち上げを受注

SpaceNews(3/14) SpaceXは3機のGPS衛星の打ち上げを$290Mで受注。ULA社はAFSPC-8(SSA用衛星GSSAP5,6のデュアル打ち上げ)とAFSPC-12(主衛星+推進系付ESPAによるピギーバック打上げ)の打ち上げを$351Mで受注。

ULA社CEO,商業打ち上げ市場での存在感を高める方針を説明

SpaceNews(3/14) Satellite 2018での発言。米政府のために確実に衛星を打ち上げる必要があった時代は終わったことから、今後は商業市場にフォーカスを移し、20〜30%の打ち上げは商業打ち上げにしたい。なお、VulcanロケットもUSAFの認証が得られるまでの打ち…

衛星製造メーカ,サプライチェーン維持のために部品の共通化を推進

SpaceNews(3/14) Lockheed Martin, Orbital ATK, Airbus DS, SSL社のSatellite 2018での発言。GEO衛星需要の低迷で小規模サプライヤの撤退可能性が高まっており、部品の共通化による生産量の確保を進めている。

NASA,2015年のDragon搭載Falcon 9ロケットの飛行中爆発事故調査報告書を公開

Spaceflightnow(3/13) SpaceNews(3/16) LOXタンク中のヘリウム気蓄器を固定するロッドのロッドエンドが破損して気蓄器が浮上してタンクドームとぶつかって破裂した、という不具合シナリオはSpaceXの公表と同じ。 検討初期にはRP-1タンク貫通フィードラインの…

米スタートアップによるFCC非認可衛星の打ち上げによる規制強化への懸念。FCCは事態を調査中

AviationWeek(3/15) SpaceNews(3/13) Swarm Technologies社がFCCから却下されたCubesatをインドのPSLVで打ち上げた問題。FCCの却下理由は、衛星が小さすぎる(3辺のうち1辺が1Uサイズ(10cm)より小さい)ためトラッキング困難、というもの。 業界では、本件に起…

SpaceX社, Falcon 9ロケット50号機でHispasat 30W-6衛星を打ち上げ

Spaceflightnow(3/6) NASA Spaceflight(3/9) 衛星質量は6.1ton。衛星は遠地点高度22250kmのサブシンクロナス軌道に投入された。 今回の打ち上げでは回収用の着陸脚等は装備していたが、海が荒れて回収船を出せず、1段は回収していない。 今年のSpaceX社の打…

中国,今年中に長征9号用大型1段エンジンの試験供試体を製造予定

AviationWeek(3/7) 長征9号(仮称)は米国のSLSと同規模の月面輸送用超大型ロケット(LEO 140ton)。1段エンジンはLOX/ケロシンの推力480tonfとなる計画で今年中にプロトタイプモデルエンジン(要素試験用の供試体と思われる)を製造予定。ただし、詳細は発表され…

RocketLab社,運用初号機の打ち上げを準備中

NASA Spaceflight(3/7) 同社では定常運用に向けて製造体制を整えつつあり、今年は、6機の機体と100台のエンジンをカリフォルニア州ハンチントンビーチの工場で製造中。

Arianespace社, SoyuzロケットでO3b衛星4機を打ち上げ

SpaceNews(3/9)

Astro Digital社, 昨年7月のSoyuz打上げ時のCubesat喪失で保険金を獲得

SpaceNews(3/9) 7/14のSoyuzロケット打ち上げでは、主衛星と一緒に打ち上げられた72機の小型衛星のうち、同じエリアに搭載されていた少なくとも9機のCubesatが地上局のコマンドに反応しなかった一方で、その他の衛星は正常に作動している。Soyuzによる小型衛…

Eutelsat社,LEOコンステレーション構想の可能性を検討中/Optus社, TelesatのLEO構想に参画

Spaceflightnow(3/9) SpaceNews(3/8) Eutelsat社は、来年試験用衛星を打ち上げて事業化の可能性を検証する。試験衛星は6UサイズのCubesatで、Tyvak International社(イタリアの高機能Cubesatメーカ)が製造。複数の周波数帯での通信確認を行う予定。同社のコ…

SpaceX社,Falcon 9によるHispasat社衛星の打ち上げをフェアリング加圧システムの問題で延期

Spaceflightnow(2/24)

ILS社,Protonロケットの信頼性は向上していると主張

SpaceNews(2/26) ILS社の主張を伝える記事:Protonロケットは2018年には5機の打ち上げを計画しており、2021年までに12機の打ち上げ予定を確保している。また、Khrunichev社の品質管理活動は4年目に入り、過去12機の連続成功につながっている。エンジンの半田…

Iridium社,Aireon社の支払い遅延をカバーするために借入金の追加を決定

SpaceNews(2/26) Aireon社はiridium NEXTのホステッドペイロードを利用して航空機トラッキングを行う計画だったが、現状サービスを開始できていないため、同社が支払い予定だった使用料金相当を借入金で賄うことにしたもの。Aireon社はペイロード搭載料金と…

SpaceX社, Falcon 9 Block 5の地上燃焼試験の準備中

NASA Spaceflight(2/27) 現行のBlock 4からの主要な変更点 NASAの有人基準に適合 エンジン推力向上 着陸脚を着陸後に打ち上げ形態に戻せるように変更 1段機体全体を耐熱コーティングで保護 着陸時の空力制御用グリッドフィンをAL製からTi製に変更 気蓄器・タ…

MHI,H-IIA 38号機で情報収集衛星光学6号機を打ち上げ

MHIプレスリリース(2/27) Spaceflightnow(2/27)

NASA,SLS用の2機目のML製造案を棄却

SpaceNews(2/28) 1号機と2号機の間隔短縮のために検討していたが、検討の結果、予算圧縮を優先して、1号機用MLを改修する方針とした。