ASL社, 仏税務当局の課税検討待ちでJVの規模拡張をホールド中

SpaceNews(1/26)
Airbus Safran Launchers社はAirbus と Safran が50:50の資本出資となる計画で、このために、JVに移管する資本が少ない Safran社はAirbus社に$800Mを現金で支払うことにしているが、この支払に対する課税に関する仏税務得局との調整を開始したのが遅れたため、昨年末を計画していた規模拡張移行を延期している。
なお、Safran社は$800Mの支出の株主への説明として、JVを経由して、Airbus社が有する(利益率の比較的高い)防衛製品の製造を受注できることを挙げると見られる(Airbus社は、同社の戦略ミサイル製造部門もASL社に移管する)。